星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2024.03.08 Friday

JUGEMのブログがHTTPS化(常時SSL化)されました

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    ブログのURLのHTTPS化(常時SSL化)が3/6に行われました。

    それに伴って、ブログURLの「http」の部分が「https」に変わりました。
    ただし、「http://」でアクセスした場合、自動的に「https://」へ転送されるとのことなので、ブックマークなどを変更する必要はありません。


    これからも、よろしくお願いします。




    16:17 | その他 | comments(0) | - | - | - |







    2024.02.20 Tuesday

    季節が一気に進んでいます

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      今日は、2月の中旬とはとても思えないような陽気です。

      庭の草木も、花が咲き出しました。
      そんなに慌てて咲かなくてもいいのにねえ。


      うめ


        つぼみのときは赤みがとても濃いのですが、咲くと薄いピンクになってしまいます。
        撮影チャンスがとても短くて、いつも逃してしまいます。



      クロッカス


        昨年末に球根を植えたものでしょうか?
        球根がまだしっかり育っていないようで、花が小さいですね。




      11:21 | 庭の風景 | comments(2) | - | - | - |







      2023.11.15 Wednesday

      「星野写真シリーズ」 がやっとゴールできました

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        昨日の記事の投稿によって、
        「60Daと100mmレンズによる星野写真シリーズ」 がやっとゴールを迎えることができました。


        ブログの右サイドに 「星野写真(60Da、100mmレンズ)」 の入口があります。




        この星野写真シリーズは、デジタル一眼レフカメラとカメラレンズで撮影した星野写真で、
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな星雲など、が対象です。

        以下の機材で撮影しています。
           ・カメラ : Canon EOS 60Da
           ・レンズ : EF100mm F2.8L Macro IS USM
           ・フィルター : 光害カットフィルター無し
           ・赤道儀 : タカハシ EM11 (ノータッチ追尾)


        撮影領域数は113で、各領域の概略位置を示したマップを下に示します。



        これは面積で計算すると、全天の約20%をカバーしたことになります。

           全天は41253平方度です。
           トリミングによるロスを15%、写野の重なりによるロスを20%と見積もっています。



        2013年からスタートしましたが、正直言って甘く見ていました。
        撮影も画像処理も思っていた以上に厄介で難易度が高いです。

        でもやってみるととても楽しくて、調子に乗って撮影領域を何度も増やしていきました。
        さらに撮影日が異なる画像も使って仕上げると、様々なメリットがあることがわかって、追加撮影を始めました。

        しかし、思わぬコロナ禍の自粛で、計画がすっかり狂ってしまいました。
        一時はゴールを諦めかけましたが、なんとか70歳になるまでに達成したいと、昨年後半からラストスパートをかけました。


        画像処理に関しては、スタート時点でのレベルが低かったこともあって、かなり進歩したと思っています。
        でも独りよがりのところが多くあるでしょうね。
        まあ、それも個性だと思っています。


        左は2013年に撮影・処理したもので、右は2014年に撮影して2019年に再処理したものです。


        撮影機材は今となってはもう古くなってしまいましたが、10年以上もよく頑張ってくれました。
        これらの機材を選んだ理由は、それほど深い考えがあった訳ではなく、たまたま持っていたもので始めただけです。

        撮影場所は山梨県のみずがき湖が圧倒的に多いです。
        夜空の暗さもさる事ながら、晴天率が良いことも気に入っています。
        ここでの様々な環境を維持・提供して下さっている、ビジターセンターの「こうちゃん」さんには感謝の言葉もありません。

        また、Kさんをはじめとして、いつも励まして下さった方々に感謝します。
        みずがき湖の駐車場に入っていくと、Kさんだけが居るということがよくありました。
        雲が広がってしまった時などは、晴れるのを待ちながら、いろいろな話をしたのが懐かしいです。



        私はもう若くないので、星野写真はこれで卒業しようと思います。
        もちろん、星空写真を全面的にやめるわけではありません。
        夜遊びは体力的にかなり辛く感じるようになったし、寒さに弱くなってきたのも痛感しています。


        「宇宙物理学」に続いて「60Daと100mmレンズによる星野写真シリーズ」も何とかゴールできました。
        次のシリーズものは何をやりましょうかね?











        2023.11.14 Tuesday

        星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域4

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          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


          この 「ペルセウス座領域4」 には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
             ・NGC1499 : 散光星雲 (カリフォリニア星雲)

             ・IC348 : 散光星雲 (反射星雲)
             ・NGC1514 : 惑星状星雲
             ・B1,B2,B4,B5 : 暗黒星雲







            撮影日時 : 2014/12/22 22:32〜  360sec×13コマ
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃

            撮影日時 : 2023/09/25 02:39〜  360sec×10コマ
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約9℃

            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            追尾 : EM11(ノータッチ)
            処理
              ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
              ・CameraRaw14.3 : Raw現像
              ・Deep Sky Stacker : コンポジット
              ・Photoshop 2020 : コントラスト調整、色合い調整、等々
              ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
              ・StarNet++2
              ・Nik Collection (Silver Efex Pro 2、Dfine 2)

           空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価  2014/12/22
           空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価  2023/09/25


            StellaNavigator での写野 (恒星は10.0等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



          この領域の主役はもちろん 「カリフォリニア星雲」 ですが、分子雲がとてもうねうねしています。
          私の画像では、薄い赤茶色に写っているのが分子雲です。
          「おうし座分子雲」 の一部と思われます。
          デジタルカメラの性能が向上して、こんなものまで写せるようになったのは驚きです。
          でもとても淡いので、画像処理が難しいですね。
          左上と右下の分子雲を両方共に入れたかったので、構図をあえて傾けました。

          2014年と2023年に撮影した画像を使って仕上げていますが、長辺方向は約96%,短辺方向は約93%のトリミングになっています。



          カリフォリニア星雲 (ピクセル25%表示で切り抜き)

              とても大きな散光星雲です。
              明るい部分の周りにも淡い部分が広がっていて、特に左下のほうに伸びていますね。
              形がアメリカのカリフォルニア州に似ていることから、その名前が付けられています。
              人間の眼では見ることが出来ませんが、Hαの波長領域が写るカメラではよく写ります。




          IC348 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              中央左寄りの明るい星のすぐ下にあるのが 「IC348」 ですが、
              散開星団と散光星雲(反射星雲)が重なっているようです。
              とても小さいですね。
              その右下に大きな散光星雲がありますが、かなり淡いです。
              これを炙り出そうとしたので、画像が荒れてしまいました。
              写野の外ですが、このもう少し右には 「NGC1333」 という反射星雲があります。












          2023.11.11 Saturday

          星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域1

          0

            60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
            メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


            この 「ペルセウス座領域1」 には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
               ・M76 (NGC650+NGC651) : 惑星状星雲(小亜鈴星雲)
               ・NGC869 : 散開星団 (二重星団、Caldwell Object C14)
               ・NGC884 : 散開星団 (二重星団、Caldwell Object C14)







              撮影日時 : 2016/02/10 18:50〜  240sec×19コマ
              撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-5℃

              撮影日時 : 2023/10/24 01:17〜  240sec×23コマ
              撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約4℃

              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : 無し
              レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
              追尾 : EM11(ノータッチ)
              処理
                ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                ・CameraRaw14.3 : Raw現像
                ・Deep Sky Stacker : コンポジット
                ・StellaImage6.5 : デジタル現像
                ・Photoshop 2020 : コントラスト調整、色合い調整、等々
                ・FlatAide-Pro : シェーディング補正
                ・StarNet++2
                ・Nik Collection (Dfine 2)

              空の暗さ(D)、透明度(C)、フォーカス(B)  5段階評価  2016/02/10
              空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価  2023/10/24


              StellaNavigator での写野 (恒星は10.0等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



            この領域の目玉は 「小亜鈴星雲」 なのですが、それだけでは寂しいので 「ペルセウス座の二重星団」 と一緒の構図にしました。
            「小亜鈴星雲」 はとても小さいですが、試写画像を拡大表示させたら色が付いているのが分かりました。

            100mmレンズの星野写真シリーズを続けていますが、どうも相性の良し悪しがありますね。
            いろんなことが一発でうまくいくものもあれば、何度やってもうまくいかないものもあります。
            この 「ペルセウス座領域 (1)」 も相性が良くなくて、何度撮影したことか、、、(涙)。


            2016年と2023年に撮影した画像を使って仕上げていますが、長辺方向は約94%,短辺方向は約90%のトリミングになっています。
            短辺方向がかなり窮屈になってしまったのが残念です。
            思い切って構図を傾けておけばよかったですね。

            特に構図の上側は秋の銀河(天の川)の中なので星がびっしり写っています。
            これをどのように仕上げたら良いのか、最後まで答えがでませんでした。



            M76 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                形が 「亜鈴状星雲」 を小さくしたように見えることから 「小亜鈴星雲」 と呼ばれ ています。
                惑星状星雲ですから、やはりとても小さいです。
                形はよく分かりませんが、色がとてもきれいで、私には 「クリオネ」 のように見えます。
                NGC番号は何故か2つ付いています。
                ピクセル100%では、様々な欠点が見えてしまって、お恥ずかしい限りです。




            二重星団 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                とても大きくて密集度も高い散開星団です。
                双眼鏡で見るととても綺麗ですよねえ。
                昔は恒星と思われていたようで、
                西側の星団には 「h」、東側には 「χ」 のバイエル符号が付けられていました。
                私は 「hχ (エイチ・カイ)」 という名前で教わりましたが、今はそう呼ばないのでしょうか?
                オレンジ色の星が点在しているのがとてもきれいなのですが、今回はうまく表現できませんでした。
                右下に丸く黒っぽい領域が見られますが、いつも同じように写るので 「暗黒星雲」 だと思います。
                「カシオペア座領域(3)」 にも掲載しています。












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