2013.11.15 Friday
カシオペアの星野写真
11/5の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。
星空写真には様々な撮影方法があります。
でも、どうもある方法で撮影をしていると、別の方法で撮影したくなるのですよね。
最近は60Daと100mmレンズによる星野写真と、5D2と24mmレンズによる星景写真風なものが多いです。
というわけで、ポタ赤で追尾できる程度のレンズで星野写真風なものを撮ってみました。
はくちょうからカシオペア付近の秋の銀河(天の川)
2013/11/05 22:12 EF24mm F1.4→2.8 追尾撮影(120秒) Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
2枚をコンポジット EOS 5DMark2 RAW、ISO2000 山梨県・みずがき湖にて
”はくちょう” から ”カシオペア” 付近の秋の銀河(天の川)がとても綺麗に見えたので、ポタ赤で追尾撮影しました。
2枚をコンポジットして、コントラスト強調しています。
”はくちょう” は ”デネブ” を残してほとんど見えなくなってしまいましたね。
ノーマルカメラですが、”北アメリカ星雲” の存在がなんとか分かります。
”ペルセウス座の二重星団” や ”アンドロメダ銀河” も写っています。
”はくちょう座” と ”カシオペア座” の間に ”ケフェウス座” があるのですが、影が薄いです。
でも古代エチオピアの王なのですよ。
”秋の銀河(天の川)” は意外に濃くて、写真では青っぽくてざらざらした感じに写ります。
空の状態も良くて、肉眼でもよく見えていました。
カシオペア
2013/11/05 23:06 EF50mm F1.4→4.0 追尾撮影(120秒) Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)
2枚をコンポジット EOS 5DMark2 RAW、ISO2000 山梨県・みずがき湖にて
”カシオペア” 付近がとてもきれいだったので、星野写真として仕上げてみました。
レンズの焦点距離は50mmで、ディフュージョンフィルターは一番弱いものを使っています。
”カシオペア” の5つの星は、1つだけ色が黄色っぽいのですね。
”ペルセウス座の二重星団” が名脇役を果たしています。
銀河(天の川)の中なので微光星がいっぱいで、暗黒星雲の存在もうっすらと見えています。
ポタ赤追尾で2枚コンポジットでは不足ですが、たまにはこういう星野写真も良いですね。
ちゃんとした赤道儀と赤い星雲が写るカメラでやりたいのですねえ。
ミッチーさんのオリオンの写真にもの凄く刺激を受けてしまいました。 → ブログはこちら