星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2014.07.13 Sunday

昔々に撮影した北アメリカ星雲

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    星空写真の撮影ができないので、以前に撮影したものを再処理して楽しんでいます。

    今日ご紹介するのは、17年も前にネガフィルムで撮影した「北アメリカ星雲」です。


    北アメリカ星雲


      1997/11/07 22:49  EF200 F2.8→2.8  追尾撮影(10分)  2枚をコンポジット
      FUJI SuperG ACE 400  山梨県・観音平にて  トリミング : 83%×83%

    北アメリカ星雲とペリカン星雲を200mmの望遠レンズで撮影したものです。
    明るい星は ”はくちょう座のデネブ” です。
    このフィルムは、赤い散光星雲が良く写り、諧調も豊富で、とても気に入っていました。


    観音平は標高が1570mあり、車で登っていけるので、この頃はよく出かけていました。
    でも少し前にロッジが無くなって寂しい感じになってしまいました。
    もう10年ほど行っていないですねえ。











    2012.11.03 Saturday

    プレアデス星団とカリフォルニア星雲

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      今日ご紹介するのは星野写真です。
      フィルム時代にはよく撮影していましたが、60Da でも最近始めました。

      10.16の晩に山梨県のみずがき山自然公園で撮影したものです。
      赤道儀(EM10)に載せて追尾撮影しています。


      久し振りに星野写真の画像処理をしましたが、悪戦苦闘しています。
      赤が比較的良く写るカメラなので、イメージばかりが先行してしまって、、、。

      その中でも、まあまあの出来かなと思っているのがこの写真です。
      その他のものは、現在も処理を繰り返している最中で、ボツになってしまうかもしれません。



      プレアデス星団とカリフォルニア星雲


        2012/10/17 01:27  EF50mm F1.4→3.5  追尾撮影(120秒)  4枚をコンポジット
        EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県 みずがき山自然公園にて

      ぴんたんさんのフラットエイドでフラット処理を行って、不透明度50%で元画像と合成しました。

      ”プレアデス星団” と ”カリフォルニア星雲” の色の対比がきれいです。

      背景は均一ではなく、ところどころに星が少ない領域があります。
      よく見ると、そこには黒茶色っぽい雲のようなものがうねうねと見えます。

      レンズを絞っているので、明るい星はウニ状になっています。





      ホワイトバランスの調整だけをした画像です。
      ヒストグラムを見ると、露光時間をこの2倍程度にしたほうが良さそうです。
      また、これだけコントラスト強調するには、コンポジットの枚数を増やす必要がありそうです。

      今回の処理手順
         ・Raw現像(CameraRaw6)
            ・ホワイトバランス調整
            ・コントラスト強調(トーンカーブ等)
            ・ノイズ低減
         ・コンポジット(PhotoShop) 加算平均
         ・フラット処理(ぴんたんさんのフラットエイド)
         ・コントラスト強調等(PhotoShop)
            ・コントラスト強調(トーンカーブ等)
            ・明るさ調整
            ・色合いの微調整

      まだまだ試行錯誤の状態なので、この手順が良いかどうかはよく分かりません。
      でも、なんとかイメージに近い画像が得られました。










      2012.05.10 Thursday

      60Da レビュー (1)

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        突然ですが、60Daのレビューです。
        まあ内容は、レビューというほどの事はなくて、単に撮ってみましたというだけですが、、、。

        ファーストライトは4/24のみずがき湖で、セカンドライトは4/28の原村です。
        色合い等の調整に手間取って、公開が遅くなってしまいました。
        猫と遊んでいただけだという話もありますが、、、。

        今日は望遠レンズで撮影した散光星雲です。


        M8とM20


          2012/04/28 02:22  EF200mm F2.8→2.8  追尾撮影(120秒)  2枚をコンポジット
          EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・原村 自然文化園にて

        ”いて座” の代表的な散光星雲であるM8とM20を撮ってみました。
        M8がファインダーでも見えたので、構図決めは楽にできました。

        下の大きな星雲が干潟星雲(M8)です。
        上の小さな星雲が三裂星雲(M20)です。
        赤い星雲と青い星雲が並んでいます。

        M8の左の方にも淡い部分が広がっていますね。
        何だろうと思って調べてみたら、出目金星雲(猫の手星雲)でした。
        こんなところにあるとは知りませんでした(苦笑)。

        銀河(天の川)の中に位置しているので、バックグラウンドの色合いの調整が難しいです。
        4枚撮ったのですが、2枚は星像にこぶができていて使えませんでした。
        もっとがっしりした雲台にしなくちゃダメそうです。
        それに、予め構図をちゃんと検討しておかなくてはいけませんね。

        でも、モザイクで繋いでいくと楽しそうですね。



        はくちょう座の散光星雲


          2012/04/28 02:39  EF100mm F2.8→2.8  追尾撮影(120秒)  4枚をコンポジット
          EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・原村 自然文化園にて

        ”北アメリカ星雲” と ”サドル付近の散光星雲” です。
        思ったよりもよく写りました。
        でも星雲の色合い調整が難しいです。
        改造機の ”赤” とは違いますね。
        また全体的に仕上げが赤っぽいですかね?

        もう少し右に向ければよかったですね。
        北アメリカ星雲はしっかり入れたかったし、ファインダーでは見えないのです。

        100mm程度の望遠レンズならば、EM10でのノータッチ追尾は問題ないですね。




        改造デジイチを買おうかなあと思っていたところに、思いもよらず60Da発売のアナウンスが!
        結構悩んだのですが、20Daの色合いが大好きだったのでゲットすることにしました。
        本当は5DMark2aが出れば万々歳だったのですが、、、。

        4/16にヨドバシカメラで予約を入れたところ、発売日(4/19)の前日に入荷したという電話がありました。
        20Daの時は、予約するのが遅かったこともあって、2ヶ月ほど待たされたのですよねえ。
        うう〜ん、60Daは売れていないんだな。


        外箱にオリオン大星雲の写真があり、タイマーリモートコントローラ(TC-80N3)の端子変換ケーブルが入っていました。
        他は取説を含めて60Dと同じです。



        こんなところにもオリオン大星雲の写真が!

        記念写真を撮っていたら、いつものように空(くう)が調査にやってきました。
        「あっ、また何か買ったんだ!」










        2011.11.11 Friday

        星雲星団の写真は難しい

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          久しぶりに望遠レンズで星雲星団を撮影したのですが、難しいですね。
          どれもこれも問題点を抱えていて恥ずかしいのですが、現状把握の意味でご紹介します。
          撮影は11/1の晩です。



          M31(アンドロメダ銀河)


            2011/11/01 22:53  EF200mm F2.8→2.8  ガイド撮影(露出120秒) 6枚をコンポジット
            EOS KissX3 RAW、ISO1600  山梨県 みずがき山自然公園にて  トリミング : 63%×63%

          トリミングして大きくしています。
          左側に見える小さな銀河はM32、M31の腕の端に見える楕円銀河はM110で、共にM31の伴銀河です。

          M31をもう少し寝かせたかったのですが、自由雲台は扱い難くて、対象を中心付近に配置するので精一杯です。
          私はM32が上側にくる構図が好きなのですが、逆の構図が多いようですね。

          フォーカスが少し甘いので、星の周りにブルーのようなグリーンのようなフリンジが発生しています。
          これの前に撮影した二重星団はフォーカスがよく合っていたのですが、、、。
          レンズは触っていないので、レンズの向きでしょうか?、温度変化でしょうか?
          しばらくは、フォーカス合わせは対象物毎に行なうようにしたいと思います。



          魔女の横顔星雲


            2011/11/02 00:24  EF200mm F2.8→2.8  ガイド撮影(露出120秒) 4枚をコンポジット
            EOS KissX3 RAW、ISO1600  山梨県 みずがき山自然公園にて  トリミング : 63%×63%

          明るい星は ”オリオン座のリゲル” で、画像は180度反転させています。
          とても淡い星雲なので、もっとコンポジット枚数を増やして、フラット補正しないとダメですね。

          西側は街明かりによる色かぶりがあるので、大きくトリミングしました。
          他はISO800で撮影したのですが、これだけISO1600で撮影していました。
          故意かミスかはよく覚えていません(苦笑)。
          また、 リゲルの星像がおかしな形をしていますが、何故でしょう?



          オリオン座の散光星雲


            2011/11/02 01:59  EF100mm F2.8→2.8  ガイド撮影(120秒)
            EOS 20Da RAW、ISO800  2枚をコンポジット  山梨県 みずがき山自然公園にて

          100mmマクロレンズで、オリオン座の散光星雲を撮りました。
          このカメラはリモートライブビュー機能がないので、裏面の小さな液晶モニターでのライブビューでフォーカスを合わせました。

          このカメラ(20Da)では、赤い散光星雲の描写はこの程度が限界でしょうか?
          でも、とりぷるあいさんは、ノーマル機でもっと凄い写真を公開されています。
            → ブログはこちら(午前一時のスケッチ)   2011/11/4の記事はこちら

          まずは、フラット補正を何とかしないとダメですね。
          先はまだまだ遠いですねえ。











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