星空の写真よりも、猫の写真をたくさん撮ります。
兄弟猫がやってきたのをきっかけに、「EOS 20D」から「EOS Kiss X3」に買い換えました。
この差は考えていた以上に大きかったです。
ホワイトバランスはAUTOで、露出補正無しのAEで、ほぼ満足できる画像が得られました。
ただし、「Photoshop CS5」で画像処理していることがひとつあります。
「シャドウ・ハイライト」の補正です。
これは、撮影したままの画像です。
Photoshop CS5
「イメージ」 → 「色調補正」 → 「シャドウ・ハイライト」
シャドウの量を多くすると、暗部に多くの諧調が割り振られるようで、暗いところが明るくなります。
5〜20程度に設定しています。
ハイライトの量を多くすると、明部に多くの諧調が割り振られるようで、明るいところの明るさが押さえられます。
5〜10程度に設定しています。
その結果、下のような画像になります。
コントラストが押さえられ、少しフラットな画像になります。
私は、これが気に入っています。
室内での撮影になるので、感度は1600を常用しています。
暗部のノイズは少し気になりますが、まあ許容範囲です。
最初に飼ったごん太のとき
子猫のころはフィルムカメラを使っていたので、写真はときどき撮っているだけでした。
1本撮影すると、それを現像してフィルムスキャナで取り込み、Photoshopで加工していました。
毛のふさふさした感じが出ていませんねえ。
フィルムカメラからデジタルカメラになって、写真の数が非常に増えました。
もう少し早くデジタルカメラを使っていれば、子猫のころの写真をもっとたくさん撮ったのになあ。
ごん太はとても難しい被写体でした。
体(特に顔)は黒色で、手足の先は白色で、輝度の差がとても大きいです。
白い部分がとばないようにしながら、顔の表情が出るようにしたいのですが、画像処理の助けを借りないとほとんど無理です。
それでも、日なたではダイナミックレンジが足りなくてだめでした。
また、光の具合で青っぽくなったり赤っぽくなったりします。
EOS 20DのAWB(オートホワイトバランス)の能力にも起因していたと思われます。
室内でもできるだけストロボを使わないようにしました。
そのためにできるだけ感度を高く設定したいのですが、1600の設定ではノイズの点からはちょっと厳しかったです。