星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
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2017.01.12 Thursday

星野写真(60Da、100mm) おうし座領域3

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「おうし座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Mel 25 : 散開星団(ヒアデス星団、Caldwell Object C41)
      ・NGC1647 :  散開星団

      ・HH102 : ハービッグ・ハロー天体






      撮影日時 : 2016/12/28 22:22〜  360sec×24枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-8℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw6 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価




    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域の主役は ”ヒアデス星団” で、とても大きな散開星団です。
    肉眼でもV字型に星が並んでいるのが分かりますが、散開星団としては星は比較的まばらで、
    メシエ番号は付いていません。
    でも「Mel 25」という番号が付いていて、カルドウェル天体にも選ばれています。
    オレンジ色の星と青白い星が混ざっていますが、両方とも散開星団に含まれるのですかね?
    V字型の星の並びはオレンジ色の星で構成されているようですが、、、。
    なお、1等星の ”アルデバラン” はたまたま同じ方向に見えているだけだということです。

    そして写野全体にこげ茶色のもくもくした雲のようなものが見えていますが、これは分子雲です。
    「おうし座分子雲」と呼ばれる大きな分子雲のごく一部が写っているのです。
    このようにとても広がった天体は、カメラレンズ向きだと思っています。
    それにしても、最近のデジカメはフィルム時代では思ってもみなかったものが写りますね。

    前回は年に一度あるかないかというぐらいに非常に透明度が良い空でした。
      → 前回はこちら
    今回は普通の星空だったので、総露光時間をかなり長くしてみました。
    結果は残念ですが、前回のほうが写りは良かったです。
    それを画像処理でカバーしようとしたのですが、どうでしょう?
    分子雲をある程度は炙り出すことはできましたが、やはりざらついてしまいました。
    これを滑らかに仕上げるには、いったいどれだけの露光時間が必要なのでしょう?



    NGC1647 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        V字型をしたヒアデス星団の前方に位置している散開星団です。
        ヒアデス星団を写すと、ほとんどの場合にもれなく写ります。
     



    HH102 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        一番明るい星がヒアデス星団のε星です。
        そこから左下に暗黒星雲(LDN1551)が伸びています。
        そして、その先端付近に見える赤茶色の小さな天体がハービッグ・ハロー天体です。
        生まれたばかりの若い恒星が放出するジェットが、分子雲を励起して輝線星雲として観測されるそうです。
        前回、こんなものが望遠レンズで写るんだと知って、とてもびっくりした記憶があります。
        で、今回もこれを大事に仕上げたつもりです。
     


     








    2016.12.07 Wednesday

    星野写真(60Da、100mm) うお座領域1

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      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


      この「うお座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
        ・M74(NGC628) : 渦巻き銀河






        撮影日時 : 2016/11/25 23:16〜  300sec×18枚
        撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃
        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
        フィルター : 無し
        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
        追尾 : EM11(ノータッチ)
        処理
          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
          ・FlatAide : フラット補正
          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

        空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



      うお座の星の並びはよく分からないので、おひつじ座の明るい星から辿っていきます。
      でも最初におひつじ座の位置を間違えてしまって、無駄に時間を費やしてしまいました。
      早く自動導入ができるようにしないといけませんね。

      この領域は恒星以外の天体がほとんど無くて、ちょっと(かなり)寂しいです。
      試写画像を裏面モニターで見ても、M74は恒星ではなさそうですが渦巻銀河とは分かりませんでした。 

      前回(2014.10.24)と比較すると、残念ながら前回の方が写りが少し良いですね。
        → 前回はこちら
      M74の色合いもだいぶ違って、前回は青白っぽくて今回は赤っぽいです。 
      どちらが本当なのでしょう?

      全体的に背景に色ムラが見られるのですが、露光時間をもっと長くしたほうが良かったかもしれません。
      ちなみに処理前のヒストグラムのピーク位置は、左側から1/3あたりでした。
      また一部にとても淡いですが、まるで分子雲のようなもやもやがあるのです。
      でもこんなところに分子雲なんか無いでしょうから、単なるムラでしょうかね?



      M74 (ピクセル100%表示で切り抜き)
          無理を承知で100%表示で切り抜いてみました。
          真上から渦巻きを眺める格好になるフェイスオン銀河です。
          でもメシエ天体の中で最も暗い天体の一つと言われているそうです。
          渦巻きの形はとてもきれいだそうですが、とても淡いですね。
       


       








      2016.11.13 Sunday

      星野写真(60Da、100mm) おうし座領域2

      0

        60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


        この「おうし座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
          ・M45 : 散開星団 (プレアデス星団、すばる(和名))

          ・IC353 : 散光星雲
          ・IC359 : 反射星雲
          ・IC1435 : 反射星雲 (メローペ星雲)
          ・暗黒星雲(Bはバーナード・カタログ)






          撮影日時 : 2016/11/03 23:59〜  360sec×20枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約+3℃
          カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
          フィルター : 無し
          レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
          追尾 : EM11(ノータッチ)
          処理
            ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
            ・CameraRaw8.5 : Raw現像
            ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
            ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

          空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



        StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




        この領域は何と言っても ”プレアデス星団(すばる)” です。
        清少納言が「枕草子」で筆頭に挙げているくらいですからね。

        でも、おうし座分子雲のうねうねが面白いです。
        だからあえてM45を端に寄せて、分子雲を入れた構図にしてみました。
        左上の赤茶色の暗い雲のように写っているのが分子雲です。
        この画像にはその一部分しか写っていませんが、フィルム時代ではこんなものは見たこともなかったです。

        さらにこの領域は、全体に淡いもやもやしたものが見られます。
        これは星間雲なんでしょうね。
        その星間雲の濃い部分が分子雲となり、近くに明るい星があると散光星雲や反射星雲として輝くのでしょうね。

        フォーカス調整がうまくいったので、星の色合いを大事にしながら、
        もやもやを前回よりも浮かび上がらせてみました。
          → 前回はこちら
        そのせいでしょうか?全体的に少し赤みが強くなったようです。
        一方で、M45を取り巻く星雲の色合いはちょっと不満が残っています。
        前回のようにもう少し青みを強くしたかったのですが、うまく調整できませんでした。
        ここで初めて気が付いたのですが、
        星にまとわりついている部分と大きくとりまいている部分とでは少し色合いが違うのですね。

        あちこちに存在する淡いもやもやは場所によって色合いが違います。
        少し青っぽいものもあれば、少し赤っぽいものもあります。
        これは単なる色ムラではなくて実体だと思っているのですが、ちょっと自信がありません。

        また左上の分子雲のなかに反射星雲(IC359)がありますが、とても淡いです。



        M45 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            プレアデス星団は青白っぽい星雲に囲まれているように見えます。
            でも星団と星雲は関係がなくて、たまたま星雲がこの場所にあって照らされているだけらしいです。
            メローぺの周りの星雲はIC1435という番号が付いています。

            さらにその周りにはとても淡いもやもやが見えます。
            M45の左上の領域はやや青っぽく見えますが、右下の領域は少し赤みが感じられます。

            青白い色調の中で、オレンジ色の星がとても綺麗で目立っていますね。

         


        この領域の左側は「おうし座領域4」として撮影しているので、モザイク合成してみました。
          → おうし座領域4はこちら
        画像のコントラストや色合いを合わせていないので、いつか再挑戦してみたいです。





         








        2016.09.22 Thursday

        星野写真(60Da、100mm) カシオペア座領域2

        0

          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


          この「カシオペア座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
            ・M52(NGC7654) : 散開星団
            ・NGC7635 : 散光星雲 (バブル星雲、Caldwell Object C9)
            ・Sh2-155 : 散光星雲 (洞窟星雲(Cave Nebula)、Caldwell Object C11) ※ ケフェウス座
            ・Sh2-157 : 散光星雲 (クワガタ星雲)

            ・NGC7380 : 散光星雲 ※ ケフェウス座
            ・NGC7538 : 散光星雲
            ・NGC7789 : 散開星団






            撮影日時 : 2016/09/09 23:53〜  360sec×17枚
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約+16℃
            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            追尾 : EM11(ノータッチ)
            処理
              ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
              ・CameraRaw8.5 : Raw現像
              ・StellaImage6.5 : デジタル現像
              ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

            空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(AB)  5段階評価


          StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



          この領域は ”カシオペア” と ”ケフェウス” の境界付近で、秋の銀河(天の川)に沿って切り出した構図になります。
          星がびっしりとちりばめられていて、その中に暗黒帯と赤い散光星雲が散在する様子はとてもカラフルです。
          メシエ天体として散開星団があり、カルドウェル天体として散光星雲が2つもあります。

          この領域の散光星雲は意外と淡いです。
          バブル星雲のバブルのすぐ近くの部分は比較的明るいのですが、
          それ以外は洞窟星雲もクワガタ星雲もそれほど明るくはありません。
          だから透明度の良い空でたっぷり露光してやりたいです。

          でも、この日は天気が安定しなくて、安定した晴れ間は1時間ほどしかありませんでした。
          その前後も含めて3時間ほど撮影して、雲の影響が少ない6枚も含めて17枚を使っています。
          地平高度がかなり高いこともあって、空の透明度は比較的良好でした。
          1枚当たりの露光時間は天気の状態を考えて短めにしたのですが、正解だったと思います。

          処理は非常に難航して何度もやり直しました。
          無数の星と淡い星雲の雲合わせですからねえ。
          そして全体の印象でうまくいったかなと思っても、星雲を切り出す段階で「こりゃ駄目だ!」となってしまうのです。
          結局、全体の印象を大事にして、星雲のあぶり出しはほどほどにして、星の仕上がりも大切にしました。
          不満な部分はたくさんありますが、今はこのあたりが精一杯です。

          銀河(天の川)の中と言っても、左下側と右上側とでは色合いがかなり違いますね。
          参考にできるような画像が見つからなかったので、この色合いは自信がありません。
          この領域の撮影は3度目なのですが、難易度は非常に高いと痛感しました。
            → 前回はこちら



          M52、NGC7635、NGC7538、Sh2-157 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              カシオペア座には散開星団が40以上もあるそうで、その中で最大級のものがこのM52です。
              その右下にある明るい星雲が「NGC7635(バブル星雲)」です。
              でも私の写真では、名前の由来は良く分かりませんね。
              もっと拡大撮影すると、綺麗なシャボン玉が浮かび上がってくるそうです。

              「Sh2-157」はクワガタ星雲と呼ばれています。
              淡い星雲ですが、何とかクワガタの頭と角が分かりますね。
              「NGC7538」は小さいですが比較的明るいです。
              そしてその上に淡くて大きな星雲が広がっていますね。
           



          Sh2-155(洞窟星雲) (ピクセル50%表示で切り抜き)

              左上の星雲が洞窟星雲と呼ばれている「Sh2-155」です。
              色合いがとてもきれいですが、思っていた以上に淡いです。
              輝線星雲の最も明るいカーブに隣接している東側の暗いラインが深い洞窟に見えるようです。

              右下の星雲は「Sh2-154」のようです。
           



          NGC7380 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              散開星団と散光星雲が重なり合っていて、鳳凰星雲という名前があるようです。
              ハーシェルが見つけた時は、散開星団として記録されていたようです。 
              画像全体の印象で仕上げているので、明るくなってしまっています。
           



          NGC7789 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              散開星団としては、写真ではM52より立派に見えますね。
              彗星捜索などで有名な天文家であるレビーが大好きな10天体に選んだほどの散開星団だそうです。
              メシエ番号が付いていないのが不思議なくらいです。
              これも画像全体の印象で仕上げているので、明るくなってしまっています。
           


           








          2016.05.18 Wednesday

          星野写真(60Da、100mm) おおかみ座領域1

          0

            60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
            メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


            この「おおかみ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
              ・暗黒星雲 (B : Barnard Catalogue)
                ・B149、B228

              ・NGC5986 : 球状星団
              ・NGC6124 : 散開星団
              ・NGC6139 : 球状星団






              撮影日時 : 2016/05/12 23:26〜  120sec×48枚
              撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約+4℃
              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : 無し
              レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
              追尾 : EM11(ノータッチ)
              処理
                ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                ・StellaImage6.5 : デジタル現像
                ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

              空の暗さ(E(-))、透明度(D)、フォーカス(AB)  5段階評価



            StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




            おおかみ座と言われてすぐに場所が分かる人は凄いです。
            私はこの100mmレンズでの星野写真シリーズで、その存在を初めて知りました。
            さそり座のしっぽ部分の西側で、南中時でも地平高度はかなり低いです。

            この領域は目立った星雲星団はありませんが、暗黒帯の様子が面白そうだったので狙ってみました。
            写野の左半分は天の川のもくもくした領域です。
            思った通りに暗黒帯の様子がとても面白く、真ん中から斜め四方に伸びているかのようです。
            右上に伸びているものは、暗黒帯というよりも濃い分子雲にように見えますね。
            少し明るい星がみんな青白いのも魅力的です。
            小さな球状星団が2つありますが、私の写真ではその色合いだけしか分からないですね。
            大きな散開星団がありますが、もっと北に位置していればメシエ番号が付いたのではないでしょうか。

            昨年の撮影では、撮影を始めてすぐに雲に阻まれて、2分露光で9枚しか撮影できませんでした。
            今回も南の低空は明るくて、2分露光でヒストグラムのピークは真ん中近くまでいってしまいます。
            とにかく50枚近く撮影し、カブリの偏りを丁寧に?補正してから仕上げてみました。
            イメージが先行してしまってかなり強気の処理をしたので、画像がザラザラです(涙)。
            空が明るいと言うよりも、空の透明度が悪いのが原因ですね。
            でも私の撮影地では、この程度が精一杯です。


            下の写真は撮影開始頃に広角レンズで撮影したものです。
            四角で示した領域が100mmレンズの写野です。
             


             








            2016.02.23 Tuesday

            星野写真(60Da、100mm) オリオン座領域3

            0

              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「オリオン座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・Sh2-264 : 散光星雲(エンゼルフィッシュ星雲)
                    「エンゼルフィッシュ」と言うよりは「マンボウ」に見えます。
                ・vdB 38 : 反射星雲(エンゼルフィッシュの餌)






                撮影日時 : 2016/02/10 20:33〜  300sec×23枚
                撮影場所 : 山梨県・みずがき湖 気温は約−7℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                ガイド : EM11(ノータッチ)
                処理
                  ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                  ・CameraRaw6 : Raw現像
                  ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                  ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
                  ・FlatAidePro
                  ・Nik Collection (Dfine 2)

                空の暗さ(CD)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



              StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)


              ステラナビゲータでは、エンゼルフィッシュ星雲の最も濃い部分しか表示されないようです。
              ここは「エンゼルフィッシュの背びれ」と呼ばれているところでしょうか?



              エンゼルフィッシュ星雲は非常に淡くて、試写画像をカメラのモニターで見ても全く見えません。
              でも幸いなことに非常に明るい2つの星があるので、構図は決めやすいです。
              今回は、前回よりも少し下側が写るように構図を調整しました。
              それにしてもとても大きくて、100mmレンズでもギリギリですね。

              撮影が2月になってしまったので、時間帯がまだ早くて夜空が少し明るかったです。
              無理を承知で露光時間を5分にしましたが、ヒストグラムのピークは真ん中よりやや右にいっています。

              星雲の領域内のほとんどの恒星は、星の周囲が濃いオレンジ色になっています。
              これはフォーカス調整がやや甘かったために、フリンジが強調されてしまったのかもしれません。

              エンゼルフィッシュ星雲の右半分は、なんとか炙り出すことができtったと思います。
              でも左半分は厳しいですね。
              やはりHαフィルターを使った画像をR画像に使うというテクニックを使わないと歯が立たないようです。

              エンゼルフィッシュ星雲の右側は、縁に沿って分子雲のようなものが見られます。
              この辺りは前回よりも表現できたかなあと思っています。
                → 前回の撮影はこちら

              前回同等に、ベテルギウスの周りに大きくオレンジ色のハローが出来てしまいました。
              光学系のどこで反射が起きているのですかね。
              うまく消せないので、そのままにしてあります。
              ちなみに、超新星爆発とは全く関係ありませんよ〜。



              エンゼルフィッシュの背びれ (ピクセル33%で切り抜き)

                  一見のっぺりと見えるエンゼルフィッシュ星雲にも濃淡があります。
                  魚の背びれに当たる部分が最も濃いです。
                  そこで最近では「エンゼルフィッシュの背びれ」なんて呼ばれたりしています。
                  その中にかなり淡いですが、青っぽい星雲?があるような気がします。
                  背びれのすぐ上が暗いのは暗黒星雲があるためですが、私の画像では赤っぽくなってしまいました。
               



              vdB 38 (ピクセル33%で切り抜き)

                  エンゼルフィッシュの口元の下に青っぽい反射星雲があります。
                  これを最近では「エンゼルフィッシュの餌」と呼んでいるようです。
                  さらにその下には、もやもやと分子雲?が見えています。
               



              Cr.69 (ピクセル33%で切り抜き)

                  星雲の中心付近に少し明るい青白い星がいくつかあります。
                  星図にはこの付近に「Collinder 69 (CR 69)」という散開星団が記載されていますが、
                  これらの星でしょうか?
               





              参考までに、コントラスト強調等の処理をする前の画像です。
                Raw現像で背景の色合いをグレーに調整しています。
                グラデーションマスクを使ってカブリ補正をしています。
                ヒストグラムのピークの輝度は145付近です。
               


              StellaImageのデジタル現像で諧調を切り出した画像です。
              これから星雲のあぶり出しが始まります。
               



               








              2016.02.16 Tuesday

              星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域1

              0

                60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                この「いっかくじゅう座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                  ・NGC2237 : 散光星雲 (バラ星雲、Caldwell Object C49,50) 星雲の中にある散開星団はNGC2244
                  ・NGC2264 : 散開星団+散光星雲 (クリスマスツリー星団、コーン星雲)
                  ・NGC2261 : 散光星雲 (ハッブルの変光星雲、Caldwell Object C46)
                  ・IC2169 : 反射星雲 (カタツムリ星雲)

                  ・Sh2-280 : 散光星雲
                  ・Sh2-282 : 散光星雲
                  ・Sh2-284 : 散光星雲






                  撮影日時 : 2016/02/08 21:51〜  360sec×20枚
                  撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−7℃
                  カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                  フィルター : 無し
                  レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                  ガイド : EM11(ノータッチ)
                  処理
                    ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                    ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                    ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                    ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                  空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(AB)  5段階評価



                StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は制限無しで表示)



                主役は何と言っても「バラ星雲」ですが、他にも主役級の星雲星団がたくさんあります。
                上のほうには「クリスマスツリー星団やコーン星雲」を中心とする赤い星雲が大きく広がっています。
                その右側の青い「カタツムリ星雲」も目を引きます。
                それらとバラ星雲との間に、淡いですが大きく円を描くように星雲があります。
                そしてバラ星雲に下側にも淡いですが星雲が3つも並んでいます。

                今回は、そのバラ星雲の下側の3つの星雲も入れるように構図を変更しました。
                  → 前回はこちら

                夜半前なので夜空がまだ少し明るかったですが、無理を承知で露光時間を伸ばしました。
                処理前のヒストグラムの山は中央よりやや右側まで行っています。

                この構図では、バラ星雲とその上の方に広がっている星雲との明るさの違いが大きくて処理が難しいです。
                淡い星雲をもっと浮かび上がらたかったのですが、バラ星雲が破綻しそうなので止めました。
                また星雲の中の星をできるだけ大切に扱いたかったので、フリンジ低減などの処理は行いませんでした。
                そのため、星の色がちょっと煩いかもしれませんね。



                バラ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

                    本当にバラの花のようで、とてもきれいな星雲ですね。
                    星雲の中に散開星団があるのも良いですね。
                    赤い星雲と一口に言っても、どのような色合いに仕上げたら良いのか悩みます。
                    最近は真っ赤よりはピンクっぽく仕上げている人が多いように感じます。
                 



                クリスマスツリー星団、コーン星雲、ハッブルの変光星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

                    この領域はとても大きな赤っぽい星雲が広がっています。
                    暗黒星雲と絡み合って、なかなか複雑な構造のようです。
                    個々の対象はかなり小さくて、100mmの望遠レンズではほとんど歯が立たちません。
                    クリスマスツリー星団は、どうやってもツリーには見えません。
                    コーン星雲とハッブルの変光星雲も、かろうじて形が分かる程度です。

                    大きく広がる星雲を、もっと明るくピンクっぽく仕上げたいです。
                 



                カタツムリ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

                    色合いがとてもきれいな星雲で、時計回りに90度回転させるとカタツムリの形になるようです。
                    星雲の番号をふってみましたが、ちょっと自信ないです。
                    殻の部分が「IC2169(IC447)」で、暗黒星雲が殻から出ている部分に当たり、
                    「NGC2245」と「NGC2247」が目のようです。

                    殻はなんとか分かりますが、そこから伸びている部分がほとんど分かりませんね。
                  





                Sh2-280、Sh2-282、Sh2-284 (ピクセル33%で切り抜き)

                    バラ星雲の南側に3つの星雲が並んでいます。
                    シャープレスカタログ(Sh2)の番号が1つ置きなのが面白いです。
                    一番北側のSh2-280は「バラのつぼみ」と呼んでいる人がいますね。
                 


                 








                2016.02.10 Wednesday

                星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域3

                0

                  60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                  メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                  この「ペルセウス座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                    ・M34(NGC1039) : 散開星団

                    ・NGC891 : 渦巻き銀河(Caldwell Object C23) ※ 星座としてはアンドロメダ座
                    ・NGC1023 : レンズ銀河






                    撮影日時 :2016/01/13 21:03〜  300sec×15枚
                    撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-6℃
                    カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                    フィルター : 無し
                    レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                    追尾 : EM11(ノータッチ)
                    処理
                      ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                      ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                      ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                      ・FlatAide : フラット補正
                      ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                    空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(BC)  5段階評価




                  StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                  この領域は、ペルセウス座とアンドロメダ座の境界線がほぼ真ん中に通っています。
                  左端の明るい星はペルセウス座β星でアルゴルという名前が付いています。
                  食変光星として有名ですね。

                  上側は秋の銀河(天の川)に近いので微光星がやや多いです。
                  100mmレンズでも形の分かる系外銀河が多いのはちょっと意外でした。

                  前回の撮影よりは多少マシなのですが、フォーカスがもうひとつ追い込めませんでした。
                    → 前回はこちら
                  星の周りに赤いフリンジが出てしまい、それを低減する処理をしたので、星の色が乏しくなってしまいました。
                  どうも相性の良くない領域というのがあるようで、同じ問題点を繰り返してしまいます。



                  M34 (ピクセル33%表示で切り抜き)

                      メシエ天体なのにあまり注目されることのないマイナーな存在のようです。
                      でも比較的明るくて、見かけの大きさが満月ほどもある散開星団です。
                   



                  NGC891 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                      ほとんど真横から見ている形のエッジオン銀河です。
                      我々の天の川銀河系を横から見た姿と似ているそうです。
                      細長い紡錘形がきれいですね。
                      拡大撮影すると中央に暗黒帯がはっきり写るそうです。
                   



                  NGC1023 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                      左側にある銀河がNGC1023で、腕の部分も比較的明るいですが構造は見えないようです。
                      右側にある銀河がNGC1239ですが、分かりますか?
                   


                   








                  2016.01.08 Friday

                  星野写真(60Da、100mm) ろ座領域1

                  0

                    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                    この「ろ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                      ・Fomax Dwarf : ろ座矮小銀河
                      ・NGC1097 : 棒渦巻銀河(Caldwell Object C67)






                      撮影日時 : 2016/01/04 18:46〜  180sec×25枚
                      撮影場所 : 長野県・富士見町にて  気温は約5℃
                      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                      フィルター : 無し
                      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                      ガイド : EM11(ノータッチ)
                      処理
                        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                        ・FlatAide : フラット補正
                        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                      空の暗さ(DE)、透明度(D)、フォーカス(B)  5段階評価



                    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                    ろ座は明るい星が少なくて星の並びもよく分かりません。
                    でも前回の撮影時に星図と双眼鏡で必死に探したので、今回は比較的短時間で構図を決められました。
                    大まかな位置は、くじら座の頭の下あたりです。
                    この領域の主役は ”ろ座矮小銀河” で、天の川銀河の伴銀河です。
                    でもとってもとっても淡いです。

                    前回(2015.11.15)は南の低空がかなり明るかったので、再チャレンジしました。  → 前回はこちら
                    露光時間は前回が2分で今回は3分ですから、多少はマシです。
                    しかし空の状態(透明度など)は前回のほうが良かった気がします。

                    前回の経験があったので、カブリ補正はかなり慎重に進めました。
                    明るさの偏りよりも色合いの偏りがとても厄介でした。
                    グラデーションマスクを使って手作業で行い、最後の最後ににフラットエイドの手を借りました。
                    コントラスト強調は主に輝度に対して行ったので、ほとんどモノクロの世界になってしまいましたね。
                    前回よりもちょっとだけマシになったと思うのはひいき目でしょうか?



                    Fomax Dwarf (ピクセル50%表示で切り抜き)

                        ろ座矮小銀河は天の川銀河の伴銀河です。
                        向こうからは天の川銀河がとても巨大に見えるのでしょうね。
                        それにしても淡いですねえ。
                        大きさは月の半分ぐらいはあるようです。
                        大きな望遠鏡でも見えないようですが、球状星団は幾つか見えるそうです。
                        この写真にも写っているかもしれませんが、天の川銀河内の恒星と区別がつきません。
                     



                    NGC1097 (ピクセル100%表示で切り抜き)

                        カルドウェル天体だけあって、きれいな形をした銀河ですね。
                        活動銀河の一種であるセイファート銀河だそうです。
                        中心部に超大質量ブラックホールを抱えているのでしょうね。
                        腕が綺麗で、近くに伴銀河も見られるそうです。
                        右上に伸びた腕の中に輝点がありますが、これが伴銀河のようです。
                     





                    撮影時の空の状態はこんな感じでした。
                     


                    参考までにRaw現像してコンポジットだけ行った画像を下に示します。
                    コントラスト強調等は一切行っていません。
                    この時点では ”ろ座矮小銀河” は影も形も見えません。
                    そして、こんなにカブリの偏りの大きな写真しか撮れない場所で撮影するのはやはり無謀(無茶)だと改めて痛感しました。
                     


                     








                    2015.12.30 Wednesday

                    星野写真(60Da、100mm) おうし座領域4

                    0

                      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                      この「おうし座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                        ・おうし座分子雲 : 分子雲,暗黒星雲






                        撮影日時 : 2015/12/18 23:41〜  480sec×15枚
                        撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-4℃
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : 無し
                        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                        ガイド : EM11(ノータッチ)
                        処理
                          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                        空の暗さ(B)、透明度(BC)、フォーカス(AB)  5段階評価



                      恒星は9.5等まで、星雲星団は等級制限の指定無しを表示




                      この領域は、プレアデス星団の東側で、ヒアデス星団の北側です。
                      主役は「おうし座分子雲」です。
                      おうし座分子雲はこの画角でも入りきらないほど広がっていますが、この辺りが最も濃いように思われます。

                      分子雲という言葉は、私も使っていますが、よく見聞きするようになったのは最近のことですよね。
                      星間雲,分子雲,星雲(輝線星雲,反射星雲),暗黒星雲(暗黒物質ではありませんよ!)といろいろな言葉がありますが、私は次のように捉えています。
                      素人なので勘違いしている部分があるかもしれませんが、、、。

                      星間雲は原子や分子のガスや塵などが集まって雲のようになっているものです。
                      その中で特に分子が主成分のものを分子雲と呼んでいるのだと思います。
                      宇宙で最も多く存在している原子は水素ですから、この場合の分子は主に水素分子です。
                      分子は原子同士が衝突して結合しないと出来ませんから、分子雲は星間雲の中でも濃い(密度が高い)と思われます。

                      それらがどのように見える(どのように写る)かによって星雲としての呼び方が違ってきます。
                      近くに明るい星(恒星)があると、その星の光を反射して雲が輝きます。
                      これを反射星雲と呼び、その光は連続スペクトルになります。
                      その星(恒星)が高温の場合は、紫外線などのエネルギーの高い光によって、分子が壊されたり原子が電離したり励起したりします。
                      この励起した原子は、原子特有の波長(エネルギー)の光(電磁波)を放出します。
                      量子力学で習いますが、原子はとびとびのエネルギーしか持てないからです。
                      水素原子が3番目に高いエネルギー順位から2番目に高いエネルギー順位に移るときに、656.3nmの赤い光を出します。
                      これが有名なHα光です。
                      順位の組み合わせに応じて波長(エネルギー)が決まるので、その光は輝線スペクトルになります。
                      水素原子では可視光の領域で最も輝度が高いのが上記のHα光です。
                      このように輝線スペクトルで輝いている星雲が輝線星雲で、写真ではほとんどが赤く写ります。

                      近くに明るい星(恒星)が無い場合には、星雲として輝かないので見えません。
                      でも背後の星の光を遮ってしまうほど雲が濃い場合には、暗黒星雲として認識できます。
                      背後に明るい星雲などがある場合は、馬頭星雲のようにもっとはっきり見えます。

                      背後の星が透けて見えるような場合でも、最近のデジタルカメラと画像処理によって分子雲を浮かび上がらせることができるようになったのは驚きです。
                      分子雲が薄い場合は色合いはほとんど無いようですが、比較的濃い場合は赤茶色のような色合いで仕上げている画像が多いですね。


                      私としてはかなりたっぷり露光したつもりでいましたが、甘かったです。
                      分子雲が濃くて背後の星の光を遮っている部分はノイズでざらついています。
                      背後の星が少し透けて見える部分の色合いがうまく出せませんでした。

                      そして非常に小さくて淡いですが、反射星雲が幾つかあるのですね。

                      この領域にはメシエ天体もカルドウェル天体もありませんが、あえて撮影したのはもちろん濃い分子雲があるためです。
                      そして、近隣の領域とモザイク合成しようと思ったからです。
                      プレアデス星団がある「おうし座領域2」と繋げてみました。  → こちら
                      ヒアデス星団がある「おうし座領域3」も繋がるかなと思いましたが駄目でした。





                       








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