星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
ときどき猫ブログや宇宙物理学のブログになります
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2016.02.16 Tuesday

星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「いっかくじゅう座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・NGC2237 : 散光星雲 (バラ星雲、Caldwell Object C49,50) 星雲の中にある散開星団はNGC2244
      ・NGC2264 : 散開星団+散光星雲 (クリスマスツリー星団、コーン星雲)
      ・NGC2261 : 散光星雲 (ハッブルの変光星雲、Caldwell Object C46)
      ・IC2169 : 反射星雲 (カタツムリ星雲)

      ・Sh2-280 : 散光星雲
      ・Sh2-282 : 散光星雲
      ・Sh2-284 : 散光星雲






      撮影日時 : 2016/02/08 21:51〜  360sec×20枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−7℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(AB)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は制限無しで表示)



    主役は何と言っても「バラ星雲」ですが、他にも主役級の星雲星団がたくさんあります。
    上のほうには「クリスマスツリー星団やコーン星雲」を中心とする赤い星雲が大きく広がっています。
    その右側の青い「カタツムリ星雲」も目を引きます。
    それらとバラ星雲との間に、淡いですが大きく円を描くように星雲があります。
    そしてバラ星雲に下側にも淡いですが星雲が3つも並んでいます。

    今回は、そのバラ星雲の下側の3つの星雲も入れるように構図を変更しました。
      → 前回はこちら

    夜半前なので夜空がまだ少し明るかったですが、無理を承知で露光時間を伸ばしました。
    処理前のヒストグラムの山は中央よりやや右側まで行っています。

    この構図では、バラ星雲とその上の方に広がっている星雲との明るさの違いが大きくて処理が難しいです。
    淡い星雲をもっと浮かび上がらたかったのですが、バラ星雲が破綻しそうなので止めました。
    また星雲の中の星をできるだけ大切に扱いたかったので、フリンジ低減などの処理は行いませんでした。
    そのため、星の色がちょっと煩いかもしれませんね。



    バラ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        本当にバラの花のようで、とてもきれいな星雲ですね。
        星雲の中に散開星団があるのも良いですね。
        赤い星雲と一口に言っても、どのような色合いに仕上げたら良いのか悩みます。
        最近は真っ赤よりはピンクっぽく仕上げている人が多いように感じます。
     



    クリスマスツリー星団、コーン星雲、ハッブルの変光星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        この領域はとても大きな赤っぽい星雲が広がっています。
        暗黒星雲と絡み合って、なかなか複雑な構造のようです。
        個々の対象はかなり小さくて、100mmの望遠レンズではほとんど歯が立たちません。
        クリスマスツリー星団は、どうやってもツリーには見えません。
        コーン星雲とハッブルの変光星雲も、かろうじて形が分かる程度です。

        大きく広がる星雲を、もっと明るくピンクっぽく仕上げたいです。
     



    カタツムリ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        色合いがとてもきれいな星雲で、時計回りに90度回転させるとカタツムリの形になるようです。
        星雲の番号をふってみましたが、ちょっと自信ないです。
        殻の部分が「IC2169(IC447)」で、暗黒星雲が殻から出ている部分に当たり、
        「NGC2245」と「NGC2247」が目のようです。

        殻はなんとか分かりますが、そこから伸びている部分がほとんど分かりませんね。
      





    Sh2-280、Sh2-282、Sh2-284 (ピクセル33%で切り抜き)

        バラ星雲の南側に3つの星雲が並んでいます。
        シャープレスカタログ(Sh2)の番号が1つ置きなのが面白いです。
        一番北側のSh2-280は「バラのつぼみ」と呼んでいる人がいますね。
     


     








    2015.12.20 Sunday

    星野写真(60Da、100mm) ぎょしゃ座領域2

    0

      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


      この「ぎょしゃ座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
        ・Sh2-240(Simeis 147) : 超新星残骸

      以下の対象は「ぎょしゃ座領域1」を参照して下さい。  → こちら
        ・M36 : 散開星団
        ・M37 : 散開星団
        ・M38 : 散開星団
        ・IC405 : 散光星雲(まがたま星雲、Caldwell Object C31)
        ・IC410 : 散光星雲
        ・IC417 : 散光星雲

        ・Mel.31: 散開星団
        ・Sh2-235 : 散光星雲






        撮影日時 : 2015/12/08 01:32〜  360sec×20枚
        撮影場所 : 山梨県・高根町にて  気温は約-2℃
        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
        フィルター : 無し
        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
        ガイド : EM11(ノータッチ)
        処理
          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

        空の暗さ(BC)、透明度(C)、フォーカス(AB)  5段階評価



      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




      この領域の主役は「Sh2-240」という超新星残骸です。
      ”おうし座” と ”ぎょしゃ座” の境界付近にあり、一般的には所属は ”おうし座” とするようです。

      ぎょしゃ座の散開星団や散光星雲と一緒に撮ろうと構図を考えたのですが、大きな失敗をしてしまいました。
      まがたま星雲(IC405)が切れてしまったのです。
      構図はステラナビゲータを使って考えるのですが、IC410は表示されるのですがIC405は表示されないのですね。
      そうとは知らずに、何も考えないで今回のような構図にしてしまったという訳です。
      撮影場所を移動して準備に慌てていたこともあって、試写の画像を見ても気付きませんでした。

      空の透明度はイマイチでしたが、撮影対象が天頂付近にあったためか、思ったよりもよく写りました。
      でも「Sh2-240」はとても淡いですね。
      2時間露光したので、もう少し炙り出せるかと思ったのですが、、、。
      光害カットフィルターを使うとか、撮影の段階でもっとコントラストを高める工夫をしないと駄目ですね。
      構図を考え直して再撮影するかどうかは、現時点では未定です。
      これだけ淡いと腰が重くなっちゃいますね。



      Sh2-240 (ピクセル33%表示で切り抜き)

          およそ10万年前に出現したと言われている超新星残骸です。
          大きさは4度ほどもありますが、とても淡いです。
          試写画像を裏面モニターで見ても何も分かりませんでした。

          諧調を反転させてみましたが、レムナントの形だけは辛うじて分かりますかね。
       





      IC410 付近 (ピクセル50%表示で切り抜き)

          IC410付近を切り出してみました。
          いろんな天体が集まっていて、星の色も鮮やかで、とても華やかな領域ですね。
       


       








      2015.11.30 Monday

      星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域2

      0

        60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


        この「いっかくじゅう座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
          ・NGC2170 :  散光星雲






          撮影日時 : 2015/11/16 01:50〜  360sec×22枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約3℃
          カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
          フィルター : 無し
          レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
          ガイド : EM11(ノータッチ)
          処理
            ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
            ・CameraRaw8.5 : Raw現像
            ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
            ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

          空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価



        StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




        この領域は ”いっかくじゅう座” と ”オリオン座” の境界付近です。
        散光星雲 NGC2170 付近が主役なのですが、オリオンのハイライト領域も入れてみました。

        実は構図が傾いてしまって、主役付近が写野の端になってしまいました。
        ボツにして再撮影しようかと思ったのですが、練習もかねて仕上げてみました。
        それで初めて知ったのですが、主役のNGC2170はとても淡くて、その付近の散光星雲はかなり小さいのですね。
        再撮影する気も失せてきたので、今回の撮影画像を本採用にしました。

        空の透明度も比較的良く、たっぷり露光したので、派手目に仕上げました。
        明るい散光星雲は処理が楽しいですね。
        この日の最初に撮影した「とかげ座領域(1)のSh2-126」とは大違いです。
        NGC2170をもっと炙り出そうとするとオリオン座領域が大変なことになりそうなのでやめました。



        NGC2170 (ピクセル50%表示で切り抜き)

            NGC2170は文字の左上に位置しているのですが、薄っすらとしか見えません。
            色合いはマゼンタのようですが、こんなにも淡いとは思いませんでした。
            ここは典型的な星生成領域だそうですね。

            近くに小さな散光星雲がいくつかあります。
            この付近は淡い分子雲があるようです。
            少し明るい星は滲んだように写っているのは画像処理のせいでしょうか?
         



        オリオン座のハイライト領域 (ピクセル33%表示で切り抜き)

            オリオン座のハイライト領域を切り出してみました。
            何度写しても、ここは楽しいですね。
         


         








        2015.11.21 Saturday

        星野写真(60Da、100mm) ろ座領域1

        0

          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


          この「ろ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
            ・Fomax Dwarf : ろ座矮小銀河
            ・NGC1097 : 棒渦巻銀河(Caldwell Object C67)






            撮影日時 : 2015/11/15 21:59〜  120sec×36枚
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約8℃
            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            ガイド : EM11(ノータッチ)
            処理
              ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
              ・CameraRaw8.5 : Raw現像
              ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
              ・FlatAide : フラット補正
              ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

            空の暗さ(E-)、透明度(CD)、フォーカス(B)  5段階評価



          StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




          ろ座は明るい星が少なくて星の並びもよく分からず、星図と双眼鏡で必死に探しました。
          大まかな位置は、くじら座の頭の下あたりです。
          この領域の主役は ”ろ座矮小銀河” で、天の川銀河の伴銀河です。

          でもいろんな意味で、この撮影は無謀でした。
          まず私の撮影地の多くは南の低空はかなり明るいです。
          2分の露光時間でヒストグラムのピークは真ん中やや手前までいってしまいました。

          さらに撮影の前によく調べるべきでしたが、これはとても淡いのですね。
          試写画像を裏面モニターで見ても、存在は全く分かりませんでした。
          私がよく行う銀河の処理フローで処理してみましたが、やはり存在は確認できません。
          あれこれやっているうちに、もしかしてフラットエイドで消してしまったのかもと気づきました。
          そこでフラットエイド処理の前に戻って、極端なコントラスト強調を施してみると、何やら薄っすらと見えてきました。
          でも明るさや色のムラが酷くて、、、。

          いろいろと悩んだ末、今回は輝度成分と色成分を分けて処理しました。
          前者(輝度成分)は白黒化した画像に対して、明るさのムラをひたすら補正していきました。
          後者(色成分)は通常のフローで処理していきます。
          そして、前者のL成分と後者のab成分を使ってLabカラーの画像を作ります。
          さらにRGBカラーに変換し、仕上げの処理を行いました。
          処理の90%程度はカブリ補正(フラットエイドのパラメータ調整を含む)に費やしてしまいました。
          でもこれだけ苦労しても結果がこれじゃあねえ。
          素直に南側の低空が暗い場所で撮影すべきですね。


          白黒化した画像に思いっきり極端なトンカーブを施した画像を下に示します。
          ”ろ座矮小銀河” は浮かび上がってきましたが、背景が荒れ荒れで見れたもんじゃないです(涙)。





          Fomax Dwarf (ピクセル50%表示で切り抜き)

              ろ座矮小銀河は天の川銀河の伴銀河です。
              向こうからは天の川銀河がとても巨大に見えるのでしょうね。
              ここだけを切り出して、もうちょっとコントラスト強調を施してみました。
              それにしても淡いですねえ。
              大きさは月の半分ぐらいはあるようです。
              大きな望遠鏡でも見えないようですが、球状星団は幾つか見えるそうです。
              この写真にも写っているような気がしますが、天の川銀河内の恒星と区別がつきません。
           



          NGC1097 (ピクセル100%表示で切り抜き)

              活動銀河の一種であるセイファート銀河だそうです。
              中心部に超大質量ブラックホールを抱えているのでしょうね。
              腕が綺麗で、近くに伴銀河も見られるそうです。
              右上に伸びた腕の中に輝点がありますが、これが伴銀河のようです。
           


           








          2015.10.16 Friday

          星野写真(60Da、100mm) や座領域1

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            60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
            メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


            この「や座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
              ・M27(NGC6853) : 惑星状星雲(亜鈴状星雲)  ※ 星座としてはこぎつね座
              ・M71(NGC6838) : 球状星団

              ・Cr399 : 散開星団(コートハンガー星団)  ※ 星座としてはこぎつね座
              ・NGC6823 : 散開星団  ※ 星座としてはこぎつね座
              ・NGC6820 : 散光星雲(Sh2-86)  ※ 星座としてはこぎつね座

              「や座領域」よりも「こぎつね座領域」にしたほうが良かったですかね?






              撮影日時 : 2015/10/13 19:43〜  360sec×20枚
              撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約3℃
              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : 無し
              レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
              ガイド : EM11(ノータッチ)
              処理
                ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

              空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(AB)  5段階評価



            StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



            や座は小さくて分かり難いですね。
            ”わし座のアルタイル” と ”はくちょう座のアルビレオ” の中間付近です。
            夏の銀河(天の川)の中なので、銀河の明るい部分と暗黒帯とのコントラストが面白いです。

            たっぷり露光できましたが、この時間帯は空が白っぽかったのが残念です。
            もっとすっきりした感じに仕上げたかったのですが、、、。
            明るい星が少し滲んだようになっているのは、私の画像処理の弊害だけではないかもしれません。
            ただ地平高度はかなり高かったので、バックの明るさや色合いの偏りは少なかったです。

            この領域の主役は ”M27(亜鈴状星雲)” です。
            惑星状星雲としては大きいのですが、100mmレンズでは役不足です。
            そしてコートハンガーの愛称が付いている散開星団の星の並びも面白いです。
            中央の上側に ”NGC6820” という淡い散光星雲がありますがかなり淡いですね。
            星雲の中に見えるのが ”NGC6823” という散光星雲です。



            M27(亜鈴状星雲) (ピクセル100%表示で切り抜き)

                小さいのでピクセル等倍で切り出してみましたが、やはり無謀ですね。
                天の川主体の画像処理になっていることもあって、ディテールが全く表現できていません。
                それでも惑星状星雲としては大きいので、形や色合いが分かって楽しいです。
             



            M71 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                非常にまばらな球状星団です。
                その外見から、20世紀半ばまでは星が密集した散開星団だと考えた天文学者もいたそうです。
                やはり球状星団は100mmレンズでは無理ですね。
             



            Cr399(コートハンガー星団) (ピクセル50%表示で切り抜き)

                散開星団というよりもやや明るい星の並びです。
                でもその形が独特で、コートハンガーという愛称がついています。
                双眼鏡で見ると可愛いですよ。
             


            NGC6823、NGC6820 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                星雲がNGC6820です。
                中心部はM16のような構造があるそうですが、かなり淡いですね。
                その中にあるのがNGC6823という散開星団です。
                この散開星団は星雲の中で生まれたもののようです。
             


             








            2015.07.31 Friday

            星野写真(60Da、100mm) いて座領域2

            0

              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「いて座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・M55(NGC6809) : 球状星団

                ・M54(NGC6715) : 球状星団  ※いて座領域1






                撮影日時 : 2015/07/14 22:58〜  180sec×3枚
                撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約16℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                ガイド : EM11(ノータッチ)
                処理
                  ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                  ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                  ・FlatAide : フラット処理
                  ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                  ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                空の暗さ(D)、透明度(CD)、フォーカス(C)  5段階評価



              StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




              いて座といっても、夏の銀河(天の川)から少し離れた領域です。
              星はほぼ均一に分布しているように見えますが、右側ほどやや密度が高いですかね。
              ”南斗六星” のうち3つの星が写っています。

              雲に邪魔されて、3枚しか撮影できなかったので、一応仕上げてみましたが、「仮バージョン」とします。
              昨年も7月にみずがき山で撮影したのですが、フォーカス合わせに失敗してボツになりました。
              この領域はどうも相性が良くないですね。
              構図合わせは楽なのですが、、、。



              M55 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                  銀河(天の川)から離れているので、結構目立ちますね。
                  球状星団としてはまばらですが、きれいな円形をしているように思えます。
               


               








              2015.07.29 Wednesday

              星野写真(60Da、100mm) たて座領域1

              0

                60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                この「たて座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                  ・M11(NGC6705) : 散開星団
                  ・M26(NGC6694) : 散開星団

                  ・IC1287 : 散光星雲 (星座としてはへび座に位置します)






                  撮影日時 : 2015/07/21 21:26〜  180sec×12枚
                  撮影場所 :  山梨県・みずがき湖にて  気温は約21℃
                  カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                  フィルター : 無し
                  レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                  ガイド : EM11(ノータッチ)
                  処理
                    ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                    ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                    ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                    ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                  空の暗さ(DE)、透明度(CD)、フォーカス(C)  5段階評価



                StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                たて座周辺は、いて座と並んで天の川がとても濃いところで、スモール・スター・クラウドとも呼ばれます。
                天の川が濃いということは、同時に暗黒帯も多くて、そのコントラストが楽しい領域です。
                でも目ぼしい星雲星団は散開星団しかないので、ちょっと寂しいですね。

                雲に邪魔されてしまい、2時間の追尾撮影で、3分露光のものが12枚しか使えませんでした。
                総露光時間が全然足りませんが、初めて撮影した領域なので、一応仕上げてみました。
                構図がちょっと中途半端でしたね。
                でもメシエ天体を無視するわけにもいかず、悩ましいです。

                明るい星が無いので、構図決めに手間取ってしましました。
                「わし星雲」と「オメガ星雲」がファインダーで見えたので、そこから詰めていきましたが、何とも贅沢な目印でした。



                M11、M26 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                    上のほうにある星の集まりがM11です。
                    散開星団ですが、球状星団のように見えますね。
                    それだけ密集度が高いということです。

                    右下にある星の集まりがM26です。
                    M11と比べると小さくて暗いです。
                    もう少し銀河の濃い部分だったら埋もれてしまいそうです。

                    左下に見えるのは球状星団でNGC6712です。
                 



                IC1287 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                    IC1287は青い星雲です。
                    私の写真では明るい青い星のように見えますが、まわりに青い星雲が広がっているようです。
                    これを写すには、露光時間が全然足りませんね。
                    いて座領域(4)でも説明しています。  → こちら
                 


                 








                2015.06.27 Saturday

                星野写真(60Da、100mm) はくちょう座領域1

                0

                  60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                  メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                  この「はくちょう座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                    ・M29(NGC6913) : 散開星団
                    ・IC.1318 : 散光星雲
                    ・NGC6888 : 散光星雲 (三日月星雲、クレセント星雲)
                    ・DWB111 : 散光星雲 (プロペラ星雲)
                    ・Sh2-101 : 散光星雲 (チューリップ星雲)

                    ・NGC6914 : 反射星雲






                    撮影日時 :  2015/05/14 00:41〜  300sec×18コマ
                    撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて  気温は約+9℃
                    カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                    フィルター : 無し
                    レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                    ガイド : EM11(ノータッチ)
                    処理
                      ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                      ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                      ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                      ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                    空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(BC)  5段階評価



                  StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                  この領域ははくちょう座の中心部です。
                  一番明るい星ははくちょうの十字形の交点の星で、「サドル」という名前が付いています。
                  領域全体に、まるでちぎれ雲のように散光星雲が広がっていますね。
                  淡い部分も含めて、こんなに広がっているとは思ってもいなかったです。
                  そして点在する暗黒星雲が全体のコントラストをちょうど良い感じに引き締めていますね。


                  実はこの画像はボツにしようと思っていたのです。
                  温度変化のためかフォーカスがずれてしまって少し青ハロが出てしまいました。
                  さらにまだ地平高度がそれほど高くなかったので、画像の左側(低空側)のコントラストが低くなっていました。
                  でも6月の天気が悪くて一度も撮影に行けなかったので、気を取り直して処理してみました。

                  サドル付近の散光星雲を中心に仕上げていったので、
                  三日月星雲やチューリップ星雲にとっては背景が明るすぎたようです。
                  さらに本来は星の色がもっとカラフルな領域なのだと思います。
                  できれば撮り直したいですねえ。



                  IC.1318、M29 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                      明るい星は「サドル」です。
                      この辺りはまるでちぎれ雲のように散光星雲が広がっています。
                      どうも「IC.1318」という番号は、この辺り一帯の散光星雲に与えられているようです。
                      サドルのすぐ東側(左側)の部分が最も濃くて、暗黒星雲と入り組んでいる様子がわかります。

                      M29は小さな散開星団で、他にも散開星団が点在しています。
                      でも銀河(天の川)の中ということもあって、写真では散開星団は目立たないですね。
                   



                  NGC6888 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                      三日月形をしていることから「クレセント星雲」という別名のある散光星雲です。
                      真ん中にあるのが、これらのガスを吹き出した星(WR136)です。
                      超新星残骸かと思ったら、ちょっと違うようですね。
                      約40万年前の赤色巨星の時に放出された速度の遅い恒星風と高速の恒星風とが
                      衝突して形成されているそうです。

                      私の画像処理では、付近の淡い散光星雲や微光星に埋もれてしまいそうです。
                   



                  DWB111、NGC6914 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                      右上にあるのが「DWB111、プロペラ星雲」ですが、プロペラの形に見えるでしょうか?

                      左下にある青い星雲が「NGC6914」です。
                      小さい星雲ですが、赤い星雲に混じってちょっと目を引きますね。
                   



                  Sh2-101 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                      「チューリップ星雲」という愛称を持つ散光星雲です。
                      背後に暗黒星雲があるので目立ちますね。
                   


                   








                  2015.06.11 Thursday

                  星野写真(60Da、100mm) おおかみ座領域1

                  0

                    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                    この「おおかみ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                      ・暗黒星雲 (B : Barnard Catalogue)
                        ・B149、B228






                      撮影日時 : 2015/05/22 22:09〜  120sec×9枚
                      撮影場所 : 長野県・蓼科にて 気温は約+4℃
                      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                      フィルター : 無し
                      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                      ガイド : EM11(ノータッチ)
                      処理
                        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                      空の暗さ(E(-))、透明度(D)、フォーカス(B)  5段階評価



                    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




                    おおかみ座という星座の存在は今回初めて知りました。
                    さそり座のしっぽ部分の西側で、南中時でも地平高度はかなり低いです。

                    この領域は目立った星雲星団はありませんが、暗黒帯の様子が面白そうだったので狙ってみました。
                    しかし撮影を始めてすぐに雲に阻まれて、2分露光で9枚しか撮影できませんでした。

                    ボツにしようかとも思ったのですが、様子を探るために処理してみました。
                    思ったとおりに暗黒帯の様子が面白そうなので、 今回は仮バージョンとして再撮影するつもりです。



                    下の写真は撮影開始直前に広角レンズで撮影したものです。
                    四角で示した領域が100mmレンズの写野です。




                     








                    2015.04.26 Sunday

                    星野写真(60Da、100mm) へびつかい座領域1

                    0

                      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                      この「へびつかい座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                        ・M107(NGC6171) : 球状星団
                        ・Sh2-27 : 散光星雲






                        撮影日時 : 2015/04/18 00:18〜  300sec×16枚
                        撮影場所 : 長野県・蓼科にて 気温は約-5℃
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : 無し
                        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                        ガイド : EM11(ノータッチ)
                        処理
                          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                        空の暗さ(C)、透明度(CD)、フォーカス(BC)  5段階評価



                      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                      前回は空の透明度が良くなくて、中央付近の暗黒帯と右上の赤い星雲が辛うじて写った程度でした。
                        → こちら
                      そこで、今回は構図を少し上にずらして、赤い星雲を狙ってみました。 
                      処理を進めていくと、強大な星雲がうっすらと浮かび上がってきてびっくりです。

                      これは「Sh2-27」という星雲で、直径10度にも及ぶそうです。
                      そういえば、さそり座の上のほうがぼんやり赤く写るのがこれだったのですね。
                      やや明るい右上の部分は「LBN30」という名前が付いているようです。
                      中央の大きな暗黒帯は特に番号は無いようです。

                      それにしてもかなり淡いですね。
                      地平高度がまだ低いうちに撮影したので、余計に写りが悪いです。
                      もっと良い条件で再撮影したいです。



                      M107 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                          メシエ番号が付いていますが、暗くて小さな球状星団です。
                          100mmレンズではお手上げです。
                          淡い散光星雲主体で画像処理をしたので余計に厳しいですね。
                       


                       








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