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星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2018.05.03 Thursday

Leeのポリエステルフィルターの取り付け方

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    星景写真ではディフュージョン・フィルターとしてLeeのポリエステルフィルターを使っています。

    一般にディフュージョン・フィルターを広角レンズの前に配置すると、写野の端にいくほど明るい星がラグビーボールのように放射状に歪んで写ってしまいます。
    これは画角が広いレンズほど顕著のようです。
    Leeのポリエステルフィルターは鋏などで簡単に切れるので、丸く切ってレンズの後ろに両面テープなどで張り付けることができます。
    こうすると上記の問題を解決することができます。

    しかしフィルター有りの撮影と無しの撮影を繰り返すことが多くなって、この方法が使えなくなってしまいました。
    やれば出来ないことは無いのですが、暗い野外で頻繁にレンズを外してフィルターを付けたり外したりするのはやりたくありません。
    一度レンズを落としそうになったことがあります。
    構図が微妙にずれたり、カメラのセンサーにゴミが付く可能性も低くありません。

    そういう訳で、フィルターはレンズの前に配置して撮影しています。

    少し前までは、フィルターを手で持ってレンズの前にかざしていました。
    何と横着なやつだと思われそうですが、露光時間はせいぜい20秒ほどですからね。
    でもレンズの先端でフィルターを擦ったりするので、結構キズがつくのですよね。


    前書きが長くなりましたが、ここからが本題です。
    レンズの前に保護フィルターを付けるようにして、そこにフィルターを貼り付けようと考えたのです。
    保護フィルターにもいろいろな製品がありますが、あまりよく考えずにこれにしました。


    さて、どうやってフィルターを貼り付けましょうか?
    あれこれ考えているうちに、矢印のところに僅かな隙間があるのに気が付きました。


    この縁の部分よりわずかに大きな円形に切って挟み込むことはできないかなあ?

    やってみると、半分ほどはすんなり入るのですが、残りの部分がなかなか入りません。
    それでも悪戦苦闘の末に、何とか入れ込むことができました。


    でもどうしてそんな隙間があるのでしょう?
    ケンコー・トキナーのウェブから写真を借りてきました。


    V型反射防止エッジの形状が、保護ガラスとの間に僅かな隙間を作りだしていたのです。
    これを考えた方も、まさかこんな使われ方をするとは思いもよらなかったでしょうね。


    唯一気に入らない事は、保護フィルターがレンズにすんなりとねじ込めないことがあるのですよね。
    まあこれはこの保護フィルター固有の問題ではなくて、フィルター自体を薄くするためにネジのピッチが狭くなっているからだと思います。











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