2019.03.16 Saturday
パノラマ合成による昇ってきた夏の銀河(天の川)
3/9の明け方に山梨県・みずがき湖で撮影した星空写真です。
昇ってきた夏の銀河(天の川)
2019/03/12 04:17 TAMRON SP 15-30mm F2.8 (15mm)
地上風景部分 : ISO1000、F2.8、固定撮影(180秒)
星空部分 : ISO4000、F2.8、固定撮影(20秒)
地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成、2カットをパノラマ合成
EOS 6D RAW 山梨県・みずがき湖にて
夏の銀河(天の川)の全形が昇ってきました。
でも対角魚眼レンズを持ってくるのを忘れてしまったことに気が付きました。
仕方がないので、超広角レンズで水平方向に2カット撮影してパノラマ合成しようと、とにかく撮影しました。
星の移動が大きいとパノラマ合成しづらいだろうと思い、撮影はできるだけ短時間にしました。
1カット目(地上風星用 → 星空用) → 2カット目(星空用 → 地上風景用)
それぞれのカットをマスクを使って合成し、2枚をPhotomergeで繋いでいます。
Photomergeでのパノラマ合成は、考えていた以上にうまくやってくれました。
それをさらにマスクを使って地上風景部分と星空部分を別処理して仕上げています。
かなり手間がかかりましたが、出来上がったものは面白いですね。
撮影はかなりばたばたしていたので、フォーカスのチェックを忘れて、少しピンボケでした(涙)。
今回は全ての撮影を1枚づつにしたのですが、これを複数枚でやろうとするとかなり大変そうです。
なお、この日の空の状態はそれほど良くなくて、天の川は肉眼では微かにしか見えない状態でした。
最終的な写野が広いと、カブリ等による明るさや色合いの偏りが大きくて、それを補正するのが恐ろしく面倒です。