星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
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2014.11.18 Tuesday

星景写真の写し方を見直しています (続)

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    (4) 地上風景と星空は一緒に撮る?別々に撮る?

    今までは地上風景と星空を同時に、つまり1枚画像として撮ることを前提としてきました。

    でも発想を変えて、地上風景部分と星空部分を別々に撮影して合成するという手もあります。
    それぞれに適した露光条件で撮影し、良いとこ取りするわけです。
    両者を分けるマスクは、この方法が使えるでしょう。  → 記事はこちら

    地上風景部分は固定撮影し、星空部分は追尾撮影する、という組み合わせも可能です。
    合成するときには、地上風景部分を上下方向に少しシフトさせてやるといった工夫が必要かもしれません。


    別々に撮って合成するという手法は、今のところは使わないでいこうと思っています。
    別に否定している訳ではなくて、そこまでしなくてもいけるんじゃないかと思っているだけです。


    地上風景部分の画質を向上させるために、その部分だけコンポジットしてやるという手もあります。
    5DMark兇硫菫で、4枚コンポジットの効果を見てみました。
    Raw現像時にノイズ低減処理はしていません。
     

    どうも風の影響で木々がブレてしまって解像度は低下してしまっていますね。
    今更ながら、星景写真でも風の影響を思い知らされました。
    でもカラーノイズは明らかに低減されているのが分かります。



    (5) フィルターはどうする?

    ディフュージョンフィルターは使いたいです。
    明るい星は目立たせたいし、レンズの(特に周辺での)収差等を目立たせなくできますから。



    (6) レンズの絞りは?

    レンズの絞りは2.8で使っていますが、もう少し開けて(例えば2.0)使うこともできます。
    今使っているレンズの場合、周辺部の収差はそれほど悪化しないと思っています。
    と言うか、周辺部の星像の悪さは、この辺りの絞りではあまり変わらないのですよね。
    それよりも気になるのは周辺減光です。
    絞りを開ければ明らかに悪くなります。
    明るさをツールで補正することは可能ですが、あまり補正するのは画質的に好ましいことではありません。


    (7) 結論というほどではないですが

    しばらくは以下の撮影方法でやってみようと思います。
      ・1枚撮り、固定撮影
      ・レンズの絞りは2.0〜2.8
      ・ISO感度は6400
      ・露光時間は20〜30秒
      ・ディフュージョンフィルターはLee#2,3


    この条件で撮影して仕上げたもの一例が下の写真です。

    女神像と秋の銀河(天の川)


     2014/11/15 22:43  EF24mm F1.4→2.0  Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(20秒)
     EOS 6D RAW、ISO6400  山梨県・みずがき湖にて

     

    (8) 画像処理に関して

    上の写真の画像処理に関して少し説明します。

    レンズの周辺減光は、Raw現像時に CameraRaw のレンズ補正機能を使って補正しています。
    それでも隅がかなり暗くなるので、Photoshop でグラデーションマスクを使って補正しています。

    地上風景部分と星空部分は、マスクを使って別々に仕上げています。  → 記事はこちら
    地上風景部分はかなり明るく、星空部分はコントラストをつけながら暗くしています。

    この方法は効果は大きいのですが、現状ではまだまだ完成されていません。
    どうしても境界付近に不自然さが出てしまいます。
    上の写真の場合には、山に木があるので、うまく処理できませんでした。



    (9) 画像のノイズ

    特に地上風景部分は画像処理で明るくしているので、ノイズが目立ちますね。
    これは今後の宿題だと思っています。

    露光時間が短いので、カメラ内でダーク減算する方法も試してみたいです。



    (10) カメラは?

    今回6Dを使ってみたのですが、高ISO感度での画質は5DMark兇茲蠅睥匹気修Δ任垢諭
    でもちょっと気になった点もあります。
    ファインダーが少し暗いようで、星が見づらく感じました。
    また画像の拡大表示が1ステップしかできないようで、これはかなり不便です。

    さらにカメラによって操作ボタンの配置等が異なるのは勘弁してほしいですね。
    いちいちライトは点けずに手さぐりでボタンを操作したいです。

    と言う訳で、この判断はペンディングです。


     







    コメント

     境目の部分、完璧を求めるやまねももんがさんには気になるだろうなぁ、と思っていました(笑。
     一般的にphtotoshopで合成写真を作るとき、張り付ける画像の境界には『境界をぼかす』の処理をかけます。そのあたりにヒントがあるのではないでしょうか。
     また、ノイズを消すためにぼかしをかけることもあります。はっきりさせてぼかす、というのも変な話ですが(笑。
     役に立たない情報ですいません(笑。
    2014/11/18 3:53 PM by 阪神ファンいっこう
    女神もくっきり天の川もくっきり。
    こんな高いレンズは持ち合わせてないものの参考にさせていただきます。
    まずは暗いお空のもとへ⇒
    2014/11/18 4:33 PM by びっけパパ
    やまのももんがさん こんばんは
    夕方帰宅後、真っ先に読ませていただき
    実技に行ってまいりました。
    ご報告があります。
    手持ちのレンズで気合と根性では
    F2.0は無理でした。
    メモリーカードに詰め込んだつもりの
    星さんが逃げ出してなければいいんですが…
    2014/11/18 10:55 PM by フーマン
    こんばんは。
    やっぱり、星景写真は地上の風景を大切にしたいと思います。ブレているとちょっと残念。
    「女神像と秋の銀河(天の川)」は、景色がはっきりして立体的に見えていいですね。
    境界付近を自然に見せれれば、完璧ですね。
    2014/11/19 12:47 AM by ヤマボウシ
    こんにちは
    なかなか、良い研究ですね。
    画像処理だとか撮影方法や機材に拘った、やまねももんがさんらしい星景を期待しています。
    で、このコメント返信の停滞ぶりからして、さては夜遊びしてるなぁ〜(笑)
    2014/11/19 7:20 AM by 温泉日和
    >阪神ファンいっこうさん、こんにちは。

    いろいろと情報をありがとうございます。
    さすがはPhotoshopの達人です。
    マスクのぼかし量をいろいろ変えてみたのですが、多少はよくなっても決定打には至っていません。
    はっきりくっきりと低ノイズは両立が難しくて、バランスの塩梅に迷っています。
    2014/11/19 9:41 AM by やまねももんが
    >びっけパパさん、こんにちは。

    はい、何と言っても暗い場所と透明度の良い星空が第一ですね。
    先週あたりから初冬の天気になって、星空がとてもきれいになりました。
    気温は0℃前後とまだ厳しい冷え込みにはなっていないのも良いですね。
    2014/11/19 9:46 AM by やまねももんが
    >フーマンさん、こんにちは。

    夜遊びを煽ってしまったのかな?(笑)
    でも昨夜もなかなかきれいな星空でしたよね。
    条件などは手持ちの機材に合わせてチューニングして下さいね。
    その中でもっと賢い方法や思わぬ発見があったら、ぜひ教えて下さい。
    2014/11/19 9:51 AM by やまねももんが
    >ヤマボウシさん、こんにちは。

    やはり星景写真は地上の風景を大切にしないといけませんね。
    でも地上風景と星空の両方をはっきりくっきりさせるのは思っていた以上に難しいです。
    境界付近の不自然さを解決するには、処理方法を全面的に見直さないと駄目かもしれません。
    頑張ってはみますが、、、。
    2014/11/19 9:56 AM by やまねももんが
    >温泉日和さん、こんにちは。

    えっ、バレました?
    追加の実験と、処理方法を検討するための素材を収集してきました。
    一方で星野写真はフォーカスがどうしても追い込めなくて行き詰っています。
    もう辞めちゃおうかな?
    2014/11/19 10:01 AM by やまねももんが

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