星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
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2014.11.19 Wednesday

星景写真の写し方を見直しています (続続)

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    早速、追加の検討をするための写真を撮影してきて、いろいろやってみました。
    下の写真が現時点での(一応の)結論になります。

    西の空に傾いた夏の大三角


     2014/11/18 19:25  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(20秒)
     地上風景部分は4枚をコンポジット  EOS 6D RAW、ISO6400  山梨県・みずがき湖にて




    (11) カメラ内蔵の長秒時露光ノイズ低減

    これは基本的にはダーク減算と思いますが、他にもいろいろと処理をしているかもしれません。

    結果は有意差は見られませんでした。
    気温が2℃程度と低かったことも要因だと思います。



    (12) 地上風景部分のコンポジット

    左が1枚画像で、右が4枚を加算平均したものです。
     

    これは効果が大きいので、手間が増えますがやろうと思います。
    枚数はまあ4枚程度ですかね。
    星空部分をマスクして地上風景部分だけをコンポジットすることは、問題なくできました。



    (13) マスクの作り方の工夫

    今回は、地上風景部分が白で星空部分が黒のマスクを作りました。
    そのときに2諧調化のパラメータを変えて複数のマスクを作ってみました。
    結果としては、
      ・地上風景部分の処理に使うマスクは、数値を大きく(例えば200)したものが良かったです。
      ・星空部分の処理に使うマスクは、数値を小さく(例えば100)したものが良かったです。

    そして、結果を見ながらマスクのぼかし量も調整しました。

    さらに、処理をほどほどにすることによって、地上風景と星空の境界付近の不自然さを軽減できたかなあと思っています。

     

    3か所の境界部分を切り出してみました。
    一番上のはっきりした形の木々がある場合は、もともと問題が小さいようです。
    真ん中の境界がはっきりしている場合は、星空側に少し明るい縁取りができてしまいます。
    これは CameraRaw で明瞭度を高くして中間調を広げようしたほとの弊害だと思っています。
    マスクを使わなくても発生するので、この効果の使用はほどほどにしないといけませんね。
    一番下が最も厄介なケースで、処理を進めるにつれて、木々の上の縁だけが妙に目だってしまうのです。
    この場合は、いまのところ処理をほどほどにするしか手がありません。
     

    (14) 処理はほどほどに

    今回の例題であっさりとRaw現像した画像を下に示します。
    地上風景に合わせて明るさを調整したので、星空部分がかなり明るくなっています。
    撮影時刻が早かったので星空がまだ明るかったのです。
     

    この状態からマスクを使って処理をしていくわけですが、特に星空部分はもっと暗くしてさらにメリハリをつけたいのです。

    でもイメージばかりが先行してガリガリやると、両者の境界付近が不自然になるのは当たり前ですよね。
    さらにこの場合は、低空が明るいのも処理を難しくしています。
    結局、元画像の状態をしっかり見て、処理はほどほどにしないといけないと改めて感じました。





    −−− 独り言 −−−

    一方で100mmレンズによる星野写真は3連敗中です。
    これにはかなり凹んでいます。
    神の目は無理でも、せめて普通の目が欲しいです。
    近視+乱視+遠視(老眼)+飛蚊症 の私には無理なのかもしれませんね。

    星野写真をやめて星景写真をやれということなのかなあ、、、。


     







    コメント

    いやー参考になります。
    処理の部分はどこまで手をかけられるかは分かりませんが(笑)
    100mmレンズは3連敗とは。
    弘法も筆の誤り。
    K-ASTECでマイクロフォーカスアジャスター注文しちゃいました。
    2014/11/19 9:57 PM by びっけパパ
    こんばんは。
    星野写真の方が連敗中とか。並び称するのもおこがましいですが、
    私めも、M78の長焦点がピンボケ?ガイドエラー?で、3夜連続で
    失敗して、疲れてきました。でも、やまねももんがさんにしてそうなのだから、
    私ごときが凹んでいられないと思うのです。
    辞めるなんて言わないでください。愚痴なら聞きますけど(笑)
    2014/11/19 11:35 PM by ヤマボウシ
    >びっけパパさん、おはようございます。

    星景写真はこれでほぼ方向性が決まったと思います。
    いろいろな場所で撮影してみたいですね。
    一方で星野写真はメタメタです。
    A-ASTECの製品は作りがとても良いですよ。
    2014/11/20 4:28 AM by やまねももんが
    >ヤマボウシさん、おはようございます。

    うまくいっている時はあまり疲れも感じないのですが、失敗が続くと疲れがどっと来ますね。
    何時も駄目なら諦めますが、うまく出来るときもあるので余計に悔しいです。
    ヤマボウシさんも愚痴がたくさんありそうですね(笑)。
    少しエネルギーを溜めて、また挑戦したいと思います。
    2014/11/20 4:35 AM by やまねももんが
    結論に至った3回の「見直しシリーズ」を読んでみて、
    星景写真は、撮影時点での作戦と画像処理での作戦を
    すり合わせた上で行うと、狙ったものが出来るんだな、
    と思いました。
    ある程度「標準化」された撮影手法が通用しない場合はなおさらですね。
    こういうことを最初にやる人っていうのは、天才なんです!

    「星空と風景を別々に撮る」というのは、
    言ってみればすごーくストレートな「考え」ですよね。
    最近は鏡筒2本カメラ2個同時撮りとかいうのがチラホラありますが、
    そういうことを実際にやる、というのも、これまた「えらいこっちゃ」ですね。
    2014/11/20 3:57 PM by ミッチー
    >ミッチーさん、こんにちは。

    狙いどころはミッチーさんの仰る通りです。
    でもまだまだ撮影段階で画像処理のことまで考えられる状態まで行っていないのが現状です。
    だから画像処理の段階で、「ああ、こう撮っておけば良かったなあ」と思うばかりです。
    でもまあ、このあたりは場数を踏んでいけば少しは何とかなるでしょう。

    星景写真は露光時間がとても短いので、カメラが2台無くてもいろいろなことができますよね。
    機材や処理ソフト等が進化しているのですから、それの使いこなしももっと大胆かつ柔軟に取り組んでもいいと思っています。
    試行錯誤して少しづつでも前に進めたら良いですよね。
    こういう過程ってとっても楽しいですよ。
    2014/11/20 5:20 PM by やまねももんが

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