星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
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2015.01.15 Thursday

星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域4

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「ペルセウス座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・NGC1499 : 散光星雲 (カリフォリニア星雲)

      ・IC348 : 散光星雲(反射星雲)
      ・NGC1514 : 惑星状星雲
      ・B1,B2,B4,B5 : 暗黒星雲






     撮影日時 : 2014/12/22 22:32〜  360sec×13コマ
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-3℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・Nik Collection (Silver Efex Pro 2、Dfine 2)

     空の暗さ(C)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    この領域の主役はもちろん「カリフォリニア星雲」ですが、分子雲がとてもうねうねしています。
    私の画像では、薄い赤茶色に写っているのが分子雲です。
    おうし座分子雲の一部と思われます。
    デジタルカメラの性能が向上して、こんなものまで写せるようになったのは驚きです。
    でもとても淡いので、画像処理が難しいですね。
    左上と右下の分子雲を両方共に入れたかったので、構図はあえて傾けました。



    カリフォリニア星雲 (ピクセル25%表示で切り抜き)

        とても大きな散光星雲です。
        明るい部分の周りにも淡い部分が広がっていて、特に左下のほうに伸びていますね。
        形がアメリカのカリフォルニア州に似ていることから、その名前が付けられています。
        人間の眼では見ることが出来ませんが、Hαの波長領域が写るカメラではよく写ります。
     



    IC348 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        中央左寄りの明るい星のすぐ下にあるのが「IC348」ですが、
        散開星団と散光星雲(反射星雲)が重なっているようです。
        とても小さいですね。
        その右下に大きな散光星雲がありますが、かなり淡いです。
        これを炙り出そうとしたので、画像が荒れてしまいました。
        写野の外ですが、このもう少し右には「NGC1333」という反射星雲があります。
     



    前回は2013年の11月に撮影しました。  → こちら
    恒星はできるだけ肥大化させないように処理できましたが、星雲や分子雲はあまり変わりませんね。
    旋回よりも空がやや明るかったのが原因でしょうかね。
    右下の淡い星雲をきれいに炙り出すには、もっと暗い空で露光時間を伸ばしてやらないと駄目のようです。


     








    コメント

    おはようございます。
    カリフォリニア星雲綺麗ですね、私もこんなの撮りたいです、先日の遠征で天体写真のベテランTさんにカメラレンズの撮影方法など教えて頂きました。
    教わった事とこういう画像見て勉強します。
    又アドバイス等よろしくお願いいたします。
    2015/01/15 10:22 AM by 夕焼け熊五郎
    前回クッキリ乾燥気味。今回しっとり保湿気味。
    そんな印象を持ちました。
    空の状態と処理加減でこうも違いが出るものなのですね。
    2015/01/15 11:34 AM by 悠々遊
    >夕焼け熊五郎さん、こんにちは。

    撮影のポイントはフォーカス調整とたっぷり露光だと思っています。
    そして処理のポイントはまずフラット補正だと思います。
    それをクリヤできれば、後は何度でもやり直しができますから、少しずつ仕上げていけば良いのではないでしょうか。
    2015/01/15 11:42 AM by やまねももんが
    >悠々遊さん、こんにちは。

    なるほど、面白い表現ですね。
    空の状態は前回のほうが良かったですが、フォーカス調整と処理は今回のほうが良かったと思っています。
    両者の良いとこ取りができればいいのですが、なかなかそうはいきませんね。
    2015/01/15 11:46 AM by やまねももんが
    こんにちは
    カルフォルニア星雲はいつ見ても日本の美味明太子に見えてしまいます。
    IC348は随分淡い対象ですね。
    見えないと余計見たくなりま〜す、そこで検索してみたら
    暗黒帯と散光星雲の織りなす姿は綺麗ですね。
    でも総露光時間が4時間以上必要のようで手の出せない対象です。
    これは大変な
    2015/01/15 2:11 PM by テナー
    >テナーさん、こんにちは。

    カルフォルニア星雲はフィルム時代には明るい部分しか写らなかったのですが、デジカメになってかなり淡い部分まで写るようになりました。
    淡い部分まで含めるとすごく大きな星雲ですよね。
    IC348のような淡い星雲は望遠鏡と冷却CCDでないと無理そうです。
    それに総露光時間が数時間以上になるとオートガイドが必須になります。
    手を出さないほうが無難なようですね。
    2015/01/15 2:31 PM by やまねももんが
    こんばんは
    この領域はカリフォルニア星雲に目が奪われがちですが、こうして拝見すると興味深い対象があって楽しいですね。
    私はどうもIC348付近が苦手でして・・・。
    昨年は2時間かけて撮ったんですが、処理途中で放棄しましたよ(笑)
    空の具合によって、かなり難しくなる対象でもありますね。
    ・・・と、処理技術の低さを夜空のせいにしてます(笑)
    2015/01/15 7:21 PM by おりおん
    >おりおんさん、こんばんは。

    おうし座分子雲の一部だと思うのですが、もくもくがあちこちに見られますよね。
    近くに明るい星があると、それが散光星雲となって輝くのだと思います。
    IC348はかなり淡いので、空の状態が良いときにたっぷり露光しないと駄目みたいです。
    それにやはり冷却CCD向きかなあなんて思ったりしています。
    2015/01/15 8:17 PM by やまねももんが
    僕の大好きで大嫌いなNGC1333が写野の外でちょっぴり寂しいですす(笑)
    前のと見比べるのはおもしろいですね。
    今回は確信を持って処理してる感じがします。
    2015/01/15 10:35 PM by ミッチー
    >ミッチーさん、おはようございます。

    IC348もNGC1333も、この焦点距離で狙う対象じゃないですね。
    前のと見比べて、そこまで分かるとは凄いです。
    前回は初めてだったので、もくもくがこんなにあるとは知らずに、かなり試行錯誤しながら処理をしていました。
    いろいろな意味で経験って大事ですね。
    2015/01/16 5:54 AM by やまねももんが

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