星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2015.02.10 Tuesday

星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「いっかくじゅう座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・NGC2237 : 散光星雲 (バラ星雲、Caldwell Object C49,50) 星雲の中にある散開星団はNGC2244
      ・NGC2264 : 散開星団+散光星雲 (クリスマスツリー星団、コーン星雲)
      ・NGC2261 : 散光星雲 (ハッブルの変光星雲、Caldwell Object C46)
      ・IC2169 : 反射星雲 (カタツムリ星雲)

      ・Sh2-280 : 散光星雲






      撮影日時 : 2015/01/23 21:40〜  240sec×28枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−7℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(C)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    主役は何と言っても「バラ星雲」ですが、他にも主役級の星雲星団がたくさんあります。
    中央やや左側に「クリスマスツリー星団やコーン星雲」を中心とする赤い星雲が大きく広がっています。
    その右側の青い「カタツムリ星雲」も目を引きます。
    そしてバラ星雲に下にも淡いですが星雲がありますね。

    構図をちょっと失敗してしまいました。
    もっと左側にそして下側に向ければ良かったです。
    構図チェックの試写でがら星雲が見えたので、それで安心してしまったのです。

    露光時間が短めなのは、夜半前なので夜空が少し明るいためです。
    でも枚数はいつもより多くしています。

    前回に比べて星が汚くならないように心掛けたつもりです。  → 前回の記事はこちら
    コントラスト強調処理を一機にやらずに、少しづつやってみました。
    少しは効果があったようです。
    でも前回と同様に、バラ星雲とその上の方に広がっている星雲との明るさの違いが大きくて処理が難しいですね。
    淡い星雲をもっと浮かび上がらたかったのですが、バラ星雲がおかしくなりそうで止めました。



    バラ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        本当にバラの花のようで、とてもきれいな星雲ですね。
        星雲の中に散開星団があるのも良いですね。
        赤い星雲と一口に言っても、どのような色合いに仕上げたら良いのか悩みます。
        最近は真っ赤よりはピンクっぽく仕上げている人が多いように感じます。
        GBのコントラストにも気を使って処理していくと、こんな感じに仕上がりました。
     



    クリスマスツリー星団、コーン星雲、ハッブルの変光星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        この領域はとても大きな赤っぽい星雲が広がっています。
        暗黒星雲と絡み合って、とても複雑な構造のようです。
        個々の対象はかなり小さくて、100mmの望遠レンズではほとんど歯が立たちません。
        クリスマスツリー星団は、どうやってもツリーには見えません。
        コーン星雲とハッブルの変光星雲も、かろうじて形が分かる程度です。
     



    カタツムリ星雲 (ピクセル50%で切り抜き)

        色合いがとてもきれいな星雲で、時計回りに90度回転させるとカタツムリの形になるようです。
        星雲の番号をふってみましたが、ちょっと自信ないです。
        殻の部分が「IC2169(IC447)」で、暗黒星雲が殻から出ている部分に当たり、
        「NGC2245」と「NGC2247」が目のようです。
     





    Sh2-280 (ピクセル50%で切り抜き)

        バラ星雲にすぐ南にある星雲で、少し淡いですが形がちょっと面白いです。
        「バラのつぼみ」と呼んでいる人がいますね。
     


     








    コメント

    おはようございます。
    赤いのや青白いのや黒いのが入り乱れて、なかなか鮮やかですねえ!

    これだけ撮れれば寒いのも吹き飛ぶような気がします。
    2015/02/10 6:14 AM by さとう
    >さとうさん、おはようございます。

    やはり天の川に近い領域は華やかでいいですね。
    これからの撮影対象になる春の星座はほとんどモノトーンの世界なので、雰囲気ががらりと変わりますね。
    2015/02/10 6:35 AM by やまねももんが
    こんにちは
    今、ちょうど北八で撮った時のバラ星雲をPSでリユースをしているのですが、私も淡い部分とバラの調整で手間取ってます。淡い物好きなので、バラの左から上に伸びている奴を出してバラを潰すか、バラを活かすか。。
    ま、その前に私は素材や構図が全然だめなので、画像処理を語る資格なしの写真でやってるのですが…(泣
    2015/02/10 7:26 AM by 温泉日和
    >温泉日和さん、こんにちは。

    明るいものと淡いものが混在している場合は悩ましいですよね。
    私も基本的には淡いものをしっかりと仕上げたいので、気持ちはよく分かります。
    でも一応やってみて、一歩か二歩ぐらい後退したぐらいがちょうど良いような気がします。
    でもこれがなかなか難しいので困っちゃいますね。
    2015/02/10 1:48 PM by やまねももんが
    やはりバラがひときわ目立ちますが、クリスマスツリーもカタツムリもいて、しっかり露光すれば結構華やかな場所なんですね。
    正月の胃もたれを引きずっているのか、近頃はあっさり仕上げが好みです(笑)。
    2015/02/10 9:43 PM by 悠々遊
    >悠々遊さん、おはようございます。

    この領域は、赤一辺倒でなくて青っぽい星雲があるのが良いですよね。
    でもバラ星雲以外はやや淡いので、仕上げるのに苦労しました。
    私はもっと派手に仕上げてみたいのですが、画像が荒れてしまって駄目でした。
    2015/02/11 6:45 AM by やまねももんが

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