星空が好き、猫も好き

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2015.03.02 Monday

星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域2

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

    この「ペルセウス座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Mel.20 : 散開星団 α星付近のとても大きな散開星団です。
      ・NGC1528 : 散開星団
      ・NGC1491 : 散光星雲






      撮影日時 : 2015/02/20 20:32〜  180sec×30枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-2℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(D)、透明度(C)、フォーカス(B)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    この領域の主役は「Mel20」という散開星団で、肉眼でも明るい星が点在しているのが分かります。

    秋の銀河(天の川)の中なので微光星がびっしりですね。
    星の色が消えてしまわないように注意を払って処理したつもりですがどうでしょうか?
    明らかにわかるような暗黒帯はないようですが、微光星の密度は一様ではないですね。
    中央付近の微光星の色合いが少し赤っぽく見えますが、これは本当でしょうか?
    カブリ補正で作りこんでしまった可能性もあるので、なかなか悩ましいです。

    時間帯が早いこともあって星空がやや明るかったので、1枚当たりの露光時間を短くしました。
    もっとたっぷり露光して炙り出してやると、NGC1444付近に大きな赤い散光星雲があるようです。

    この領域は2013年12月にも撮影しています。  → こちら
    自分では気が付かないのですが、見直してみると仕上げ方が少し変わったようですね。



    Mel20 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        ペルセウス座のアルファ星の周りには明るい星が集まっています。
        散開星団として捉えられることは少ないようですが、Mel20という番号がちゃんと付いています。
        どこからどこまでが散開星団なんでしょうか?
        青白い星にまじって、オレンジ色の星が目立ちますね。
     



    NGC1528 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        銀河(天の川)の中なので散開星団がたくさんありますが、NGC1528はやや大きめ散開星団です。
        そこから東側に2度ほど離れたところに、小さな散光星雲NGC1491があります。
     


     








    コメント

    Mel20は以前やまねももんがさんに散開星団だと教えていただいたところですね。
    自分の撮った画像ではいまひとつしっくり来なかったんですが、これを見ると納得です(笑)。
    Melナンバーは大きな星団に付けられているナンバーなんでしょうか。ヒアデスのような別名は無いのでしょうかね。
    2015/03/02 10:35 AM by 悠々遊
    >悠々遊さん、こんにちは。

    ちょっと調べてみたら、正式名称は「メロッテカタログ」と言って主に散開星団のようですね。
    そしてMel20に別名は見つかりませんでした。
    星団として認識されていなかったのでしょうかね。
    2015/03/02 11:24 AM by やまねももんが
    こんにちは
    Mel20とかヒアデスとか、”散開し過ぎ星団”も丁寧に仕上げれば綺麗なものですね。
    やまねももんがさんは、微光星を結構抑えていますか?そして星の色が艶やかさはどのように出しているのですか?メリハリと自然な仕上がりで、真似しているんですができません。
    2015/03/02 3:08 PM by 温泉日和
    >温泉日和さん、こんにちは。

    焦点距離のあまり長くないレンズで撮ると、疎らな散開星団も結構楽しいですね。
    特にいろんな色の星があると、とてもきれいです。
    微光星は微光星用マスクを作って、レベル補正の真ん中のスライダーを0.6〜0.7ぐらいにしています。
    星の色に関しては言葉で表現するのは難しいですね。
    まず撮影時のフォーカス調整でフリンジをできるだけ抑えることです。
    星像の大きさ(小ささ)よりもそちらを優先しています。
    フリンジはCameraRawでも削減できますが、同時に星の色は乏しくなってしまいます。
    また淡い星雲などを炙り出す処理も、星の色にとってはマイナス要素が大きいです。
    この写真では淡い星団などを炙り出そうとしていないので、星の色に関しては比較的うまくいったと思います。
    そして最後にステライメージのLab色彩調整とフォトショップの色相彩度で色合いを調整しています。
    2015/03/02 3:44 PM by やまねももんが
    連投失礼します。
    なるほどcamera rawのフリンジ消しはよろしくないのですね。それ、やってます(笑。どうしてもジャスピン=赤フリンジの出るところ、から脱皮できません。
    星雲の炙り出しもよろしくないのですね。それやってます(笑。
    SIは使えませんがPSで頑張ってみます。
    毎度、ありがとうございました!
    2015/03/02 5:19 PM by 温泉日和
    >温泉日和さん、こんばんは。

    私も赤いフリンジが出てしまった時はCameraRawで消していますが、やはり星の色に関しては結果はあまり良くないですね。
    フォーカス調整はPCとカメラをUSBケーブルで繋いで、ライブビューをリモートでPCの画面に表示させています。
    試行錯誤した結果、100mmレンズの場合はリゲルのような1等星を使うのが良いようです。
    星の色合いが赤い方から追い込んでいくと、ピントエイドの数値が最少ではまだ赤いフリンジが見えています。
    さらに2ステップほど進めて、数値はやや大きくなりますが赤みが無くなって青くなったところで撮影しています。
    淡い星雲のあぶり出しと星の色合い表現とは、私はなかなか両立できていません。
    マスクを工夫しなければ駄目なのでしょうね。
    2015/03/02 6:02 PM by やまねももんが

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