星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
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2015.05.06 Wednesday

星野写真(60Da、100mm) さそり座領域4

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「さそり座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・IC4628 : 散光星雲(えび星雲)
      ・NGC6124 : 散開星団 (Caldwell Object C75)
      ・NGC6231 : 散開星団 (False Comet Cluster、Caldwell Object C76)






      撮影日時 : 2015/04/18 01:57〜  240sec×17枚
      撮影場所 : 長野県・蓼科にて 気温は約-5℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(DE)、透明度(CD)、フォーカス(BC)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    ”さそり座” のしっぽの一番低い部分です。
    かなりの低空なので、空はどうしても明るくて透明度もよくありませんでした。
    黄砂の影響も少なからずあったようです。

    暗黒帯が多いせいか、銀河(天の川)もそれほど濃くないように感じます。
    いつものことですが、この付近の銀河(天の川)の色合い調整には悩みますねえ。
    赤茶色っぽく仕上がりましたが、これでいいのでしょうか?
    明暗差がかなり大きくなってしまうので、暗黒帯はあまり暗くならないように仕上げています。

    派手さはありませんが、意外とカラフルな領域ですね。
    中央付近の散光星雲IC4628がとても目を引きます。
    そして、その近くにある散開星団NGC6231がとてもきれいです。

    途中でカメラのバッテリーが切れたのに気が付かずに薄明を迎えてしまいました。
    あと40分ほどは総露光時間を伸ばせたはずで、とても残念です。

    前回は昨年の5月に同じ場所で撮影しました。  → こちら
    総露光時間が同じ程度なので、あまり差がありませんね。



    IC4628、NGC6231 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        IC4628はえび星雲(Prawn Nebula)と呼ばれている散光星雲で、
        ガス雲の中に無数の生まれたての星々があるそうです。
        そのすぐ下の星が多い領域は、H12(ハーシェルカタログ12番)という散開星団です。

        NGC6231は比較的明るい星が密集していて、きれいな散開星団ですね。
        カルドウェルさんが選んだのも納得できます。
     



    NGC6124 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        比較的大きな散開星団で、背後が暗黒帯なので目立ちますね。
     


     








    コメント

    おはようございます
    かなり低空の撮影しずらい領域ですよね。
    彼岸花、出目金あたりまでは撮られる方も多いようですけど、このあたりになるとやはり少ないように思います。
    拝見すると、えび星雲のまわりにも星団があったりして、なかなかおもしろそうな場所ですね。
    撮ってみたくなりましたが、難しそうですね。
    まずは邪魔になる木を伐採してから挑戦します。
    2015/05/06 8:14 AM by おりおん
    >おりおんさん、おはようございます。

    はい、南側の低空は本当に撮影できるチャンスが少ないですね。
    それなのに、バッテリー切れに気づなかったのはショックです(涙)。
    仰るように星雲だけでなくて星の集まりも綺麗な領域なので、ぜひ撮影してみて下さい。
    高さが10mぐらいあるような望遠鏡用の三脚って無いですかね(笑)。
    2015/05/06 8:43 AM by やまねももんが
    全く未知の(あるいはアンタッチャブルな)領域で、ただただうっとり眺めるのみです。
    NGC6124は100mmでこれだけ立派なので、大きな散開星団ですね。
    散開星団ハンター(?)としては、食指が疼きます(笑)。
    2015/05/06 11:47 AM by 悠々遊
    >悠々遊さん、こんにちは。

    NGC6124はとても立派な散開星団ですね。
    背景がちょうど暗黒帯なので、天の川に埋もれずにしっかりと写りますよ。
    でも地平高度がかなり低いので、チャンスは意外と少ないかもしれません。
    2015/05/06 11:53 AM by やまねももんが
    こんばんは。
    こうして見ると、ステラナビゲータの天の川も結構リアルなんですね。
    暗黒帯(分子雲?)のVの字が画像と合ってますよ。散開星団が多いのも、
    そのせいで、星が生まれやすいからなのかと、想像します。
    2015/05/06 7:39 PM by ヤマボウシ
    >ヤマボウシさん、こんばんは。

    天の川は精細表示にしているのですが、言われてみるとそうですね。
    この領域は天の川の明るい部分と暗い部分が複雑に入り組んでいて、さらにそれぞれの色合いも場所によって異なっている様子が分かります。
    もう少し高度が高ければ、もっとカラフルに仕上げられると思うのですが、、、。
    2015/05/06 8:20 PM by やまねももんが
    とても「調和」というものを感じる構図、領域ですね。
    赤茶っぽいのは、この辺としては見慣れた色かと思います。
    自分で撮ったことはないですが。
    2015/05/06 9:59 PM by ミッチー
    >ミッチーさん、おはようございます。

    特に派手なものはないですが、いろんな要素が存在していて面白い領域だと思います。
    もっと露光を重ねて、もう少し透明感みたいなものを出したかったです。
    このあたりの銀河(天の川)の色合いは、あまり撮っていないこともあって、どうもしっくりこないのですよねえ。
    2015/05/07 4:58 AM by やまねももんが

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