2015.12.17 Thursday
12/17未明のカタリナ彗星
12/17早朝のカタリナ彗星(C/2013 US10)です。
イオンの尾が長く伸びていればそれを写したいですねえ。
前回(12/8)は近くにいた細い月の影響で満足な撮影ができませんでした。
それから一週間ほどが経ち、月と金星の影響も無くなり、地平高度もかなり高くなってきました。
カタリナ彗星 (C/2013 US10)
2015/12/17 04:40 EF100mm F2.8→4.0 追尾撮影(120秒) 20枚を彗星頭部を基準にコンポジット
EOS 60Da RAW、ISO1600 横方向を67%にトリミング 山梨県・みずがき湖にて
構図は赤経赤緯に合わせたつもりです。
相変わらず2方向に尾が伸びて、不思議な格好をしていますね。
でもすらりと伸びた尾はかなり淡いです。
そして双眼鏡(7×42)では月の影響があった前回のほうがよく見えたように思えます。
この撮影結果は今一つです。
天気は快晴でしたが、空の透明度がイマイチでした。
日中にはかなりPM2.5の濃度が高かったそうで、その影響が残っていたのでしょうか?
そして星のまたたきが大きくて、ライブビューでのフォーカス調整もうまく追い込めませんでした。
さらに最近気になっているのですが、画像の背景の色ムラが激しいです。
毎回ダーク画像を取得して減算すれば何とかなるのかなあ?
カタリナ彗星 (C/2013 US10)
もっと尾を浮かび上がらせることができないかと、モノクロにして反転させてさらに強調してみました。
写野角は13度ほどなので、すらりと伸びた尾の長さは3度ほどはありそうです。
そして先端付近では少し広がっているような気もします。
今回は使い慣れたカメラとレンズを用いたのですが、もっと焦点距離の長い光学系が必須ですね。
今週末撮りたいなぁと思いつつ。。
2分20枚。
フムフム参考にしよ。