星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
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2016.01.15 Friday

星野写真(60Da、100mm) とも座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「とも座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・NGC2477 : 散開星団(Caldwell Object C71)

      ・NGC2451 :  散開星団
      ・NGC2546 :  散開星団
      ・NGC2579 :  散開星団+散光星雲
      ・RCW 19 : 散光星雲
      ・Gum 12 : 超新星残骸(ガム星雲)




      撮影日時 :2016/01/04 23:33〜  180sec×36枚
      撮影場所 : 長野県・富士見町・井戸尻公園にて  気温は約2℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw6 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整 等
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(DE)、透明度(D)、フォーカス(C) 5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    とても低空の領域で、一番明るい星(とも座ζ星)の南中高度は約14度です。
    前回と同じ場所で撮影しましたが、低空の空の状態は同じように良くありませんでした。
    フォーカス調整は慎重に行ったつもりですが、途中から星像が大きくなっていました。
    強風の影響が出てしまったのかもしれません。

    コンポジット作業の途中で、画像の左下の星のズレが大きいことに気が付きました。
    オメガ星団のときもそうだったのですが、大気差の影響でしょうか?
    でもとにかく枚数を稼ぎたかったので、それには目をつぶることにしました。

    前回の撮影で ”ガム星雲” 存在を知ったのですが、それに気をとられて構図決めを失敗してしまいました。
    ”RCW19” が写野の端ぎりぎりでした。

    とにかくカブリによる輝度や色合いの偏りが酷いので、その補正が処理の中心作業です。
    一通りやって少しコントラスト強調をしてみたら、”ガム星雲” の様子が前回とだいぶ異なることに気が付きました。
      → 前回はこちら

    偏り補正はグラデーションマスクを使って明るさや色合いを調整しているのですが、どうもこの作業で補正しているつもりが逆に作り込んでしまうことがあるようです。
    星雲などが明るい場合は問題ないのですが、星雲が淡い場合は十分に気を付けなければいけませんね。
    今回はネットで公開されている画像を参考にして偏り補正を進めました。

    なんとか ”ガム星雲” らしきものを炙り出すことができたと思っていますが、無理してコントラスト強調したので、画像が荒れています。
    南側が暗い場所で、たっぷり露光してみたいです。

    なお ”ガム星雲” は超新星爆発の残骸で、その大きさは40゜×90゜にも及ぶそうです。
    だから私の画像ではその極々一部しか写っていません。



    今回の画像と、前回の画像の ”RCW19” 付近をフォトマージで合成してみました。
    結構良い感じになったので、これで合わせ技にしたいと思います。







    NGC2477、NGC2451 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        散開星団のNGC2477は、ちょっと疎らな球状星団のように見えますね。
        満月ほどの大きさがあり、試写のモニター確認でもはっきりと分かりました。
        星の色が赤っぽいのは低空のためかもしれません。
        散開星団のNGC2451は中央のオレンジ色の星がポイントですが、
        星団とは関係ない星なんでしょうね。
     



    RCW19 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        RCW 19(Gum 10)の番号が付いている散光星雲は淡いですが目を引きますね。
        周りの星も色がカラフルで、しっかり撮影したら綺麗でしょうね。
        NGC2579は散開星団と散光星団のようですが、どれだかよく分かりません。
     





      参考までにRaw現像してコンポジットだけ行った画像を下に示します。
      コントラスト強調等は一切行っていません。
     


     








    コメント

    GumカタログにRCWカタログ。
    いろいろあるのですね。
    初めて知りましたが調べて見ると夏の南の需要星雲にはどちらも番号がついているみたいで。
    こういった天体を狙う辺りが渋いです。
    2016/01/15 9:34 AM by びっけパパ
    >びっけパパさん、こんにちは。

    南の低空ぎりぎりの領域って、どうして面白そうな天体が一杯あるのでしょうね。
    昨年はオメガ星団の撮影に苦労していました。
    今年はこの「とも座領域」ですが、できれば撮り直したいです。
    でも思い当たる撮影場所が無いのですよねえ。
    メシエ天体やカルドウェル天体などを制覇しようとすると、こういう難易度の高い領域がどうしてもあるのですよね。
    2016/01/15 11:02 AM by やまねももんが

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