星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
ときどき猫ブログや宇宙物理学のブログになります
星空や猫だけでなく、風景や草花などの写真を撮るのも好きです

<< October 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< 八王子も大雪になりました | TOP | 星野写真(60Da、100mm) おうし座領域1 >>

2016.01.20 Wednesday

星景写真におけるフィルターの選択

0

    最近の私の星景写真は、地上風景はフィルター無し、星空はフィルター有り、で撮影して合成しています。
    両者はそれぞれ別々に処理して仕上げ、マスクを使って合成します。

    フィルターは「リー・ポリエステルフィルター」を使っています。
    写野の周辺部で明るい星がラグビーボールのように変形するのを避けるためには、レンズの後ろに配置するのが良いです。
    でもフィルター有無の両方を撮影するために、効果の比較的弱いフィルターを使って、レンズの前に配置しています。
    Raw現像のパラメータ選択等で星をはっきりくっきり仕上げて、フィルターの効果の弱さを補っています。

    今回、2種類のフィルターを使って比較してみました。
      ・Lee Soft-1 Filter
      ・Lee Soft-2 Filter

    なお、星をどの程度滲ませるのが良いかは、全くの好みの問題だと思っています。
    どれが良い悪いということではなくて、どれが好きかで選択するのが良いでしょう。



    [1] 例題1 冬の大三角

      2016/01/13 22:42  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)
      地上風景部分は4枚をコンポジット、星空部分は1枚
      地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
      EOS 6D RAW、ISO6400  山梨県・みずがき湖にて



    Filter 無し


    Lee Soft-1 Filter


    Lee Soft-2 Filter



    例題1は、明るい星が多いケースとして選びました。
    参考までに、フィルター無しの場合も仕上げてみました。
    冬の大三角のように明るい星が多い場合は、私は「Soft-1」を選択しています。



    [2] 例題2 カシオペアとケフェウス、秋の銀河(天の川)

      2016/01/13 21:24  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)
      地上風景部分は4枚をコンポジット、星空部分は1枚で
      地上風景部分と星空部分は別処理してマスクを使って合成
      EOS 6D RAW、ISO6400  山梨県・みずがき湖にて



    Filter 無し


    Lee Soft-1 Filter



    Lee Soft-2 Filter



    例題2は明るい星でも2等星程度のケースです。
    参考までに、フィルター無しの場合も仕上げてみました。
    星に関しては、「Soft-1」だとちょっと寂しい感じがします。
    でも秋の銀河(天の川)の描写はフィルター効果が弱いほうが良いと感じています。
    なかなか悩ましいですが、このケースでも私は「Soft-1」を選択してきました。


     








    コメント

    ご無沙汰しております。
    現在「Soft-2」を使用していて冬の星座達を撮った時の賑やかな描写に「Soft-1」はどうだろうかと常々検討してきたのですが、カシオペア付近の比較写真も拝見してケースバイケースなのだと理解致しました。
    現地でフィルターを差し替えられれば良いのですがマウント後部のゼラチンフィルター枠に入れているので、固定用のあの小さいネジを無くしはしないかと躊躇してしまいます。
    とても参考になりました。ありがとうございました。
    2016/01/20 8:50 AM by HiroHero
    こんにちは。
    写野の中の明るい星の有無で、フィルターの視覚的な効果が
    随分違うものですね。私なら、例題1ならフィルター1、例題2なら
    フィルター2を選びます。そう言えば星座の写真を撮ってないなぁ。
    今年は直焦だけでなく、こちらの分野にも踏み込みたいです。
    2016/01/20 8:54 AM by ヤマボウシ
    >HiroHeroさん、こんにちは。

    レンズ後部に配置している場合は、現地での差し替えはやりたくないですよね。
    私もやったことはありますが、センサーにゴミが付いたり、フィルターを落として無くしたりと、散々でした。
    「Soft-1」と「Soft-2」はどちらを選んでも、隣りの芝生は青く見えてしまいますね。
    明るい星の有無や銀河(天の川)をどう仕上げたいのかなどによって、ケースバイケースになりますかね。
    2016/01/20 9:35 AM by やまねももんが
    >ヤマボウシさん、こんにちは。

    フィルター効果は明るい星ほど強く出るので、仰るような選択が妥当だと思います。
    星座の写真は面白そうですね。
    私もフィルム時代はよく撮っていましたが、最近はほとんど撮っていないです。
    直焦をやりながら、同時にできるのではないでしょうか?
    2016/01/20 9:40 AM by やまねももんが
    フィルター無しだと、1等星を持たない星座はわかりにくいですね。
    一番弱い効果のフィルターでも、有効性がはっきり分かります。
    フィルムの頃はこれぐらいの効果だったでしょうか。

    必要に迫られて、近々星座写真を撮る事になりそうなので、参考にさせていただきます。
    と言っても、ケンコー・プロソフトンAしか持っていないのですが(苦笑)。
    2016/01/20 3:38 PM by 悠々遊
    >悠々遊さん、こんにちは。

    フィルムでは明るい星は大きく滲んで、星座の形が良く分かりましたよね。
    その感覚があるので、デジタルカメラでは(特に星景写真や星座写真では)ディフュージョン・フィルターの使用が必須だと思っています。
    星座写真は露光時間をそれほど長くしなくてもOKだと思いますので、最初は条件をいろいろ変えて撮ってみてはどうでしょう。
    フィルターはそれぞれに個性がありますが、お持ちのものでOKだと思いますよ。
    2016/01/20 4:47 PM by やまねももんが
    こんばんは。
    私も似たような比較を行っていましたが、毎回場当たり的な撮影で厳密な比較とは言えず確信が持てないでいました。

    レンズの前に押し当てるとフィルターに傷がつかないですか? 数回で前枠のすれ跡がついてしまいました。

    ”Raw現像時に星をはっきりくっきりと補っている”
    思いも寄らなかったです。
    早速パラメーターを見直してみます。
    トーンカーブの各スライダーあたりですかね。

    並行してレンズ後側での方法も試していきたいと思っています。大分慣れてきましたがレンズを落としそうになって、ひやっとすることがあれば即座にやめます(笑)

    今回もとても参考になりました。
    ありがとうございます。
    2016/01/20 7:29 PM by フーマン
    レンズ前では周辺部はラグビーボールなんですか!
    でもレンズ後ろはおっしゃるようにつけはずしが厄介そうで。。
    個人的にはLee Soft-1が好みな感じです。
    2016/01/20 8:06 PM by びっけパパ
    >フーマンさん、こんばんは。

    いつも同じような星景写真ばかり撮っているので、たまにはこういう比較も面白いかなと思ってやってみました。
    フィルターはどうしても擦り傷が付いてしまいますが、あまり気にしていません。
    本当は画質等に影響があるのでしょうが、、、。

    コントラスト,明瞭度,ハイライト,シャドウあたりをいじっています。
    さらにPhotoshopの「明るさ・コントラスト」を使う場合もあります。

    野外でレンズをボディから外すと、センサーにゴミが付くことがよくあります。
    モニター画像で気が付けば良いのですが、なかなか気が付かなくて、後でがっかりした経験が多いです。
    でもフィルターはレンズの後ろに配置するのがベターなのですよねえ。
    2016/01/20 8:17 PM by やまねももんが
    >びっけパパさん、こんばんは。

    写野の周辺部で星像が歪む現象は、どのフィルターでも大なり小なりありますね。
    またレンズの焦点距離が短いほど顕著なようです。
    試行錯誤した末に、レンズの後ろに配置する方法にたどり着いたという訳です。
    でも野外で頻繁にレンズの後ろにフィルターを付けたり外したりするのはやりたくないです。
    だからレンズの前に配置することを前提に、上記の症状が軽微な弱めのフィルターを使っています。
    2016/01/20 8:31 PM by やまねももんが

    コメントする









    この記事のトラックバックURL

    http://kai-kuu.jugem.jp/trackback/1661

    トラックバック

    ▲top