星空が好き、猫も好き

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2016.12.18 Sunday

星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域2

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「ペルセウス座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Mel.20 : 散開星団 α星付近のとても大きな散開星団です。
      ・NGC1528 : 散開星団
      ・NGC1491 : 散光星雲






      撮影日時 : 2016/12/06 23:02〜  360秒×16枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-2℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(B)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域の主役は「Mel20」という散開星団で、肉眼でも明るい星が点在しているのが分かります。

    秋の銀河(天の川)の中なので微光星がびっしりですね。
    いつもより星の色合いを少し強調して仕上げてみました。
    所々に見られるオレンジ色の星がとてもチャーミングで惹かれますね。
    微光星の密度は一様ではなく、淡い暗黒帯があるようにも見えます。

    前回の撮影は時間帯が早いこともあって星空がやや明るかったのです。
      → 前回はこちら
    今回は夜半少し前からの撮影で、地平高度が高いこともあって、たっぷり露光できました。
    明るい星の星像がやや大きくなってしまいましたが、星の色合いがカラフルに表現できたので良しとしました。



    Mel20 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        ペルセウス座のアルファ星の周りには明るい星が集まっています。
        散開星団として捉えられることは少ないようですが、Mel20という番号がちゃんと付いています。
        どこからどこまでが散開星団なんでしょうか?
        青白い星にまじって、オレンジ色の星が目立ちますね。
     



    NGC1528 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        銀河(天の川)の中なので散開星団がたくさんありますが、NGC1528はやや大きめ散開星団です。
        そこから西側に2度ほど離れたところに、小さな散光星雲NGC1491があります。
        周囲にかなり淡い領域が広がっています。
        さらにその右上には、これまた淡い星雲が広がっているように見えます。
     


     








    コメント

    やまねももんがさんおはようございます。
    星の色がとても綺麗です、処理も凄いですがその前にじっくり時間かけて撮影しないといけないなと言う事が良く分かります、勉強になります。
    2016/12/18 7:54 AM by 夕焼け熊五郎
    以前は、α星の近くに明るい星が集まっているのに、メシエナンバーもNGCナンバーも無いことを不思議に思っていました。
    Melナンバーを知ったのはだいぶ後のことです。
    たまに中心部をCAPRIで撮りますが、中望遠レンズや短焦点望遠鏡向きのサイズですね。
    2016/12/18 8:22 AM by 悠々遊
    こんにちは。
    前回よりカラフルでクッキリ見えます。淡い赤っぽい星雲も
    かすかに浮かんで来ましたね。空の状態と処理の差で随分
    違いますね。ケンブリッジの写真星図よりずっと見やすいし、
    鑑賞的にも素晴らしいと思います。
    2016/12/18 10:09 AM by ヤマボウシ
    こんにちは
    ペルセウス座は超一級品の星座名で流星群でも有名ですが
    普段余り立ち寄らないところです。
    恒星もカラフルで色んな物が詰まっているんですね。
    いつも感心させられるのが安定した無理のない背景作り、
    このように処理できれば星野写真も面白くなるんですが
    難しいところです。

    2016/12/18 12:50 PM by テナー
    派手な対象は無いものの
    どうしてなかなか「宇宙」を感じさせてくれるエリアですね

    しかし「やまねももんが」さんのこの100mmシリーズは
    何ていうのか、とても星がキレイに感じます
    いつも拡大された写真を見ていると、吸い込まれそうな気がするんです(笑)

    それに見合う技術と労力があってこそでしょうけど
    まあ、自分は暫く「撮れた!撮れた!」で喜べるぐらいにし
    鑑賞はこのブログでゆっくりすることにします(笑)
    2016/12/18 1:26 PM by KEN
    >夕焼け熊五郎さん、こんにちは。

    撮影対象や撮影場所にも因ると思いますが、じっくり時間をかけて撮影すると仕上がりが綺麗ですよね。
    でも撮りたいものがいろいろあると、分かってはいてもなかなか難しいものです。
    このシリーズも撮り直しの段階に入ったので、できるだけたっぷり露光するように心掛けています。
    2016/12/18 1:57 PM by やまねももんが
    >悠々遊さん、こんにちは。

    Mel.20は肉眼でも星が集まっているのが分かりますよね。
    でも望遠鏡レベルでは星団とは認識されなかったのだと思います。
    ここは青い星が多いなかにオレンジ色の星が混ざっていて、とても綺麗ですよね。
    あまり焦点郷里が長くないほうが合っていると思います。
    2016/12/18 2:01 PM by やまねももんが
    >ヤマボウシさん、こんにちは。

    早い時間帯は空の暗さや透明度があまり良くないことが多いですね。
    今回はフォーカス調整も結構うまくいったので、星の色合いを気にしながら前回よりも少し強めの処理をしてみました。
    目指すは、はっきり,くっきり,カラフルです。
    淡い星雲や分子雲などが無い領域なので、気楽に処理ができましたよ。
    2016/12/18 2:08 PM by やまねももんが
    >テナーさん、こんにちは。

    この領域はメジャーな星雲・星団はないのですが、秋の銀河(天の川)の中に位置しているので、それなりに楽しいですよ。
    今回は星の色合いを潰さないように処理できたので、思ったよりもカラフルに仕上げることができたと思っています。
    でも水鳥が水面下で足をばたつかせているように、カブリなどの補正にはいつももがいていますよ。
    これが必要なければ、処理も簡単で凄く綺麗に仕上がるのですがねえ。
    まあ日本では無理なんでしょうね。
    2016/12/18 2:16 PM by やまねももんが
    >KENさん、こんにちは。

    この画角は思っていた以上に面白くて、撮り直しにハマっていますよ〜。
    私の評価ポイントは、パッと見て綺麗がどうかです。
    そのためにはフォーカス調整とカブリ等の偏り補正がとても大事だと思っています。
    そして星空の状態は暗さよりも透明度が大事ですね。
    でもいつもうまくいっている訳ではないですよ。
    ブログで公開しないボツ写真は結構あるのです。
    KENさん、そんなこと言って、何やら新しい機材で楽しそうなことをやっているみたいじゃないですか。
    2016/12/18 2:28 PM by やまねももんが
    見たとき一発で、「とってもうつくしー!」と思いました。
    やはり星それぞれが綺麗だからなんですかね。
    ディフュージョンフィルタなしのようですが、
    なんともいい塩梅に出来上がっている星たちですねー。
    2016/12/19 9:26 PM by ミッチー
    >ミッチーさん、おはようございます。

    ありがとうございます。
    ミッチーさんに褒められるととっても嬉しいです。
    私はどうしても星像がぽってりしてしまうのですよ。
    今回はそれが逆に良い雰囲気に仕上がったかなあと思っています。
    でも逆に、もっとカリカリに仕上げる技も身に付けたいと感じているのですが、贅沢ですかね?
    2016/12/20 6:55 AM by やまねももんが

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