星空が好き、猫も好き

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2017.01.12 Thursday

星野写真(60Da、100mm) おうし座領域3

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「おうし座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Mel 25 : 散開星団(ヒアデス星団、Caldwell Object C41)
      ・NGC1647 :  散開星団

      ・HH102 : ハービッグ・ハロー天体






      撮影日時 : 2016/12/28 22:22〜  360sec×24枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-8℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw6 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(B)  5段階評価




    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域の主役は ”ヒアデス星団” で、とても大きな散開星団です。
    肉眼でもV字型に星が並んでいるのが分かりますが、散開星団としては星は比較的まばらで、
    メシエ番号は付いていません。
    でも「Mel 25」という番号が付いていて、カルドウェル天体にも選ばれています。
    オレンジ色の星と青白い星が混ざっていますが、両方とも散開星団に含まれるのですかね?
    V字型の星の並びはオレンジ色の星で構成されているようですが、、、。
    なお、1等星の ”アルデバラン” はたまたま同じ方向に見えているだけだということです。

    そして写野全体にこげ茶色のもくもくした雲のようなものが見えていますが、これは分子雲です。
    「おうし座分子雲」と呼ばれる大きな分子雲のごく一部が写っているのです。
    このようにとても広がった天体は、カメラレンズ向きだと思っています。
    それにしても、最近のデジカメはフィルム時代では思ってもみなかったものが写りますね。

    前回は年に一度あるかないかというぐらいに非常に透明度が良い空でした。
      → 前回はこちら
    今回は普通の星空だったので、総露光時間をかなり長くしてみました。
    結果は残念ですが、前回のほうが写りは良かったです。
    それを画像処理でカバーしようとしたのですが、どうでしょう?
    分子雲をある程度は炙り出すことはできましたが、やはりざらついてしまいました。
    これを滑らかに仕上げるには、いったいどれだけの露光時間が必要なのでしょう?



    NGC1647 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        V字型をしたヒアデス星団の前方に位置している散開星団です。
        ヒアデス星団を写すと、ほとんどの場合にもれなく写ります。
     



    HH102 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        一番明るい星がヒアデス星団のε星です。
        そこから左下に暗黒星雲(LDN1551)が伸びています。
        そして、その先端付近に見える赤茶色の小さな天体がハービッグ・ハロー天体です。
        生まれたばかりの若い恒星が放出するジェットが、分子雲を励起して輝線星雲として観測されるそうです。
        前回、こんなものが望遠レンズで写るんだと知って、とてもびっくりした記憶があります。
        で、今回もこれを大事に仕上げたつもりです。
     


     








    コメント

    こんにちは。
    確かに前回の方がぱっと見良く写っているように見えますね。
    でも、殆ど差は感じません。分子雲も浮き上がって見えますよ。
    流石です。ハービッグ・ハローって米粒の様な天体でしょうか。
    初めて聞きました。興味深いです。
    2017/01/12 9:07 AM by ヤマボウシ
    >ヤマボウシさん、こんにちは。

    はい、前回のほうがすっきり感がありますよね。
    やはり空の透明度の差だと思います。
    淡い対象はいろんな条件が揃わないと駄目なようで、なかなかチャンスが廻ってきません。
    ハービッグ・ハローは、仰るように米粒のような天体です。
    色合いからすると小豆のほうが似合っていますかね。
    カメラレンズでこんなものが写るなんて、天文写真の世界の進歩に驚くばかりです。
    2017/01/12 9:57 AM by やまねももんが

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