星空が好き、猫も好き

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2017.02.08 Wednesday

星野写真(60Da、100mm) オリオン座領域4

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「オリオン座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Sh2-261 : 散光星雲
      ・Sh2-254 : 散光星雲
      ・Sh2-255 : 散光星雲
      ・Sh2-257 : 散光星雲

      ・M35 : 散開星団 ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
      ・IC443 : 散光星雲 (くらげ星雲) ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
      ・NGC2174 : 散光星雲 (モンキー星雲) → ふたご座領域(1)

      ・NGC2158 : 散開星団
      ・Cr89 : 散開星団






      撮影日時 : 2017/02/01 22:07〜  360sec×19枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−2℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw9.8 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B)  5段階評価



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    この領域はオリオンが右手で振り上げたこん棒の少し左上あたりで、オリオン座とふたご座の境界付近です。
    冬の銀河(天の川)の中に散光星雲が点在していて、かなりカラフルですね。
    主役は、散光星雲「Sh2-261」と、散光星雲の三兄弟「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
    でも、ふたご座の足元付近を一緒に写したので、そちらの星雲星団に主役を奪われてしまったようです。
    なお、ふたご座の足元付近は「ふたご座領域(1)」で紹介しています。

    時期的にはちょっと遅くて、夜半前の撮影になってしまいました。
    でも空の透明度は比較的良かったので、写りはまあまあだと思います。
    ただし、目には分からない程度の薄雲の影響はあったかもしれません。
    個々の星雲に対しては少し物足りない気もしますが、全体の雰囲気を重視して仕上げています。
    それにしてもいつものことですが、構図が傾いていて恥ずかしい次第です(涙)。



    Sh2-261、Sh2-254-257 (ピクセル50%で切り抜き)

        下側の散光星雲が「Sh2-261」です。
        比較的大きくて、視直径はほぼ満月と同じぐらいだそうです。
        南北方向につぶれた「ばら星雲」のような感じですね。

        上側に散光星雲が3つ並んでいて、団子三兄弟といったところでしょうか。
        右側から「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
     



    M35 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        ふたご座の足元に位置する、満月ほどの大きさの明るい散開星団です。
        そのすぐ右下に見えるのがNGC2158という番号が付いた散開星団です。
        ちょっと球状星団のように見えますね。
     



    NGC2174 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        モンキー星雲と呼ばれている散光星雲です。
        逆さにすると猿の横顔のように見えるらしいですが、どうでしょう?
        この星雲は散開星団NGC 2175に付随しているそうです。
     



    IC443 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        くらげ星雲と呼ばれている散光星雲で、超新星の爆発で形成されたようです。
        頭?の部分はなんとか写りますが、足の部分は淡いです。
        中央やや上の少し明るい星が集まっているのは「Cr89」という散開星団のようです。
        さらに左側の明るい星の上に、とても淡いですが赤っぽい星雲?があるようです。
     


     








    コメント

    やはりどうしてもモンキー星雲から上に視線が行っちゃいますね(笑)。
    それにしてもここには赤い星雲がたくさんあるんですね。
    ほとんどは市街地では歯が立ちそうにありませんが。
    2017/02/08 9:00 PM by 悠々遊
    キレイですね〜
    いつも宇宙を感じさせてくれる100mmシリーズ
    今回はいつにも増して自分好みの1枚
    ほんと、いつも溜め息しかでません
    10年くらいしたらチャレンジしようかな(笑)

    会社のPCの壁紙スライドショーに使いたいので使わせてください^^;

    2017/02/09 12:06 AM by KEN
    Sh2-261ってのは結構大きな星雲なんですね。
    でも淡い対象ですね。。
    どうしても猿とクラゲに目が行ってしまう領域ですが、100mmだとこの大きな星雲も一緒に楽しめるんですね。
    2017/02/09 12:16 AM by びっけパパ
    >悠々遊さん、おはようございます。

    上半分はいろいろ集まっているし、それぞれが主役級ですから、仕方がないですね。
    銀河(天の川)に沿った領域はカラフルで本当に楽しいです。
    でも冬の星座はそろそろ終りで、しばらくは100mmレンズでは苦しい春の星座の時期になります。
    2017/02/09 6:51 AM by やまねももんが
    >KENさん、おはようございます。

    光学系の焦点距離によって、それぞれの楽しみ方がありますよね。
    100mmだと、今回のように複数の星雲星団を配置できるところでしょうか。
    10年などと言わずに次のシーズンにはチャレンジしてみて下さいな。
    なお、お持ち帰りは自由ですよ〜。
    2017/02/09 6:58 AM by やまねももんが
    >びっけパパさん、おはようございます。

    はい、大きさから言えば主役級ですね。
    ちょっと淡いですが、これだけを拡大撮影するとなかなか楽しそうだと思います。
    この領域は新たに追加したものなのですが、こんな楽しい構図を見過ごしていたとは、、、。
    2017/02/09 7:05 AM by やまねももんが
    こんにちは。
    この構図は面白いですね。これでモヤモヤしていた星雲や
    星団の位置関係が一気に頭に入ります。クラゲやモンキーは
    勿論ですが、sh2-261や団子三兄弟も興味をそそられます。
    2017/02/09 9:19 AM by ヤマボウシ
    >ヤマボウシさん、こんにちは。

    はい、「ふたご座領域1」は最初からこうすれば良かったですね。
    Sh2-261や団子三兄弟はそれぞれを拡大撮影すると結構面白いと思いますよ。
    次の新月期にはまだ間に合いますよ〜。
    2017/02/09 11:10 AM by やまねももんが

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