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2017.11.25 Saturday

星野写真(60Da、100mm) ペルセウス座領域5

1

60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


この「ペルセウス座領域5」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
  ・NGC1333 : 散光星雲(反射星雲)
  ・NGC1499 : 散光星雲(カリフォルニア星雲)
  ・IC348 : 散光星雲

  ・NGC1514 : 惑星状星雲






  撮影日時 : 2017/11/15 22:12〜  360sec×23枚
  撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約3℃
  カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
  フィルター : 無し
  レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
  ガイド : EM11(ノータッチ)
  処理
    ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
    ・CameraRaw9.12 : Raw現像
    ・StellaImage6.5 : デジタル現像
    ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
    ・FlatAidePro
    ・Nik Collection (Silver Efex Pro 2、Dfine 2)
  空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(BC)  5段階評価



StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




この領域の主役はカリフォルニア星雲ではなくて、下側の分子雲と暗黒星雲が入り乱れている部分です。
そこには幾つかの星雲があります。
なおカリフォルニア星雲を主役としたものは、縦構図でペルセウス座領域 (4)として撮影しています。


できれば10月の夜半過ぎに撮影したかったですね。
でも空の透明度はまあまあ良くて地平高度も高かったので条件は良かったです。
しかしフォーカス調整をミスってしまって、赤いフリンジを出してしまいました。
星の揺らぎが大きくて、フォーカスのピークの判断が難しかったのが要因のひとつです。

構図的には複数の対象を入れるのは面白いのですが、処理はとても厄介になります。
淡い星雲や分子雲を炙り出そうとすると、明るいカリフォルニア星雲は処理が過剰になってしまいます。
またフォーカスを追い込めなかったこともあって、処理を重ねるにつれて星像がどんんどん醜くなってしまいました。
何度もやり直しましたが、最終的には淡い星雲の炙り出しはほどほどにしました。

背景の色合いにもかなり悩みました。
いつものようにやっていくと、青みが強く感じるのですよね。
RGBの数値をチェックしてもそれほどでもないので、どうしてでしょう?
これも何度もやり直しましたが、最終的には青みを抑えて赤みを少し加えました。

この領域はどうも相性が悪いようで、何度撮影しても赤いフリンジを出してしまいます。
これで最後にしようか、もう一度だけチャレンジしようか、悩んでいます。
  → 前回はこちら



NGC1499(カリフォルニア星雲) (ピクセル33%表示で切り抜き)

    かなり大きくて明るい星雲です。
    アメリカのカリフォルニア半島に形が似ているそうですが、どうでしょう?
    Hα輝線で光っているので、色合い的には赤一辺倒です。
    左下の方向に淡い部分がかなり伸びています。
    右上の部分の周りには分子雲?がまとわりついています。
    分子雲?の一部が近くの明るい星に照らされて輝いているのが星雲の姿なのでしょう。
    NGCとICとで、同じ「1499と」いう番号が付いていますが、偶然でしょうか?
 



IC348〜NGC1333 (ピクセル33%表示で切り抜き)

    切り出した領域は分子雲と暗黒星雲が入り乱れていますね。

    左寄りのところに明るい星が上下に並んでいます。
    「IC348」は、この付近の散開星団と青白っぽい反射星雲に付けられた番号のようです。
    その右側に暗い赤紫色の星雲がありますが、これには番号が無いのでしょうか?
    この星雲はとても淡くて、これ以上炙り出すのは諦めました。
    この赤紫色の星雲の上側を取り囲むように青っぽい星雲があるそうです。

    右寄りの小さな青白っぽい星雲が「NGC1333」です。
    この付近の分子雲はもっと下側まで広がっているようです。
 


 








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