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2018.03.13 Tuesday

星野写真(60Da、100mm) しし座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

        2015年に2回撮影した画像を使って再処理してみました。
          ・2015/01/24に撮影 → こちら
          ・2015/05/10に撮影 → こちら


    この「しし座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M65(NGC3623) : 系外銀河(渦巻銀河)
      ・M66(NGC3627) : 系外銀河(棒渦巻銀河)
      ・M95(NGC3351) : 系外銀河(棒渦巻銀河)
      ・M96(NGC3368) : 系外銀河(渦巻銀河)
      ・M105(NGC3379) : 系外銀河(楕円銀河)
      ・NGC3628 : 系外銀河(渦巻銀河)






      撮影日時 : 2015/01/24 01:28〜  240sec×20枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-8℃

      撮影日時 : 2015/05/10 20:19〜  240sec×21枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約+10℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro : フラット処理
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(C) 5段階評価  2015/01/24
      空の暗さ(CD)、透明度(C)、フォーカス(AB) 5段階評価  2015/05/10



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域には比較的大きな系外銀河が6個もあり、そのうち5個にメシエ番号が付いています。
    それ以外にも系外銀河がたくさん写ります。

    2015年に2回撮影した画像を使って再処理してみました。
    1月に撮影したものは、空の状態はまあまあでしたが、星の周りに赤いフリンジが少し出てしまいました。
    5月に撮影したものは、フォーカス調整はうまくいきましたが、空の状態は今一つでした。

    それぞれすでにコンポジットしてある画像の明るさを合わせてから、DSSで重ね合わせをしています。
    その後はいつもの手順で仕上げています。
    写野が少しずれていたので、横方向が98%、縦方向が97%のトリミングになっています。
    肝心の銀河の写りは、ちょっと期待したのですが、ほとんど代わり映えしませんでした。
    それでも背景は少しだけきれいになったような気がします。

    今回は銀河の内部構造をあまり潰さないように、炙り出しは少し控え目にしたつもりです。
    でも対象が小さいので、少しでもはっきりくっきりさせたい気持ちが抑えきれませんでした。
    また背景の色ムラがちょっと目障りでした。
    ときどきあるのですが、何でしょうね?
    色ノイズ低減を強めにかけたので、銀河の色合いが淡泊になってしまったのが残念です。



    M65,M66,NGC3628 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        比較的大きな3つの銀河がこんなに近くに集まっていて、「しし座の銀河トリオ」と呼ばれています。
        実際にこれら3つの銀河は銀河群を形成しているそうです。
        それぞれに形が違っていて面白いです。

        M65は渦巻きの腕が締まっていて、紡錘形に見えます。 
        M66の腕は非対称で、コアの位置も中心からずれています。
        これは他の2つの銀河の引力に起因すると考えられているそうです。
        NGC3628は銀河の円盤部が外にいくほど幅が広がっているように感じます。
        横方向に暗黒帯が写っているような気がしますね。
     



    M95,M96,M105 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        こちらも比較的大きな3つの銀河が集まっていて、しかも全てメシエ天体です。
        M95とM96は渦巻き銀河、M105は楕円銀河ですが、私の写真では違いが分かり難いですね。
        M105の近くにさらに銀河が2つ見えます。

        M95もM96も比較的正面から見ているので、拡大撮影すると渦巻きの腕の様子が分かります。
        でも両者とも腕は淡いようですね。
     


     








    コメント

    レグルスのすぐ隣にある銀河Leo1は写ってるでしょうか?興味津々です。
    2018/03/13 3:48 PM by 北杜の犬
    >北杜の犬さん、おはようございます。

    矮小銀河ですね。
    まだ撮影したことはありませんが、チャンスがあればトライしてみたいですね。
    でも私の光学系では明るい星はとても滲んでしまうので、それに埋もれてしまうと思います。
    2018/03/14 5:48 AM by やまねももんが

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