星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
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2018.04.19 Thursday

星野写真(60Da、100mm) りょうけん座領域2

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「りょうけん座領域2」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M106(NGC4258) : 渦巻銀河
      ・NGC4449 : 不規則銀河 (Caldwell Object C21)
      ・NGC4490 : 渦巻銀河 (まゆ銀河)

      ・NGC4051 : 渦巻銀河 (おおぐま座に位置しています)
      ・NGC4244 : 渦巻銀河






      撮影日時 : 2014/03/04 01:48〜 480sec×8コマ
      撮影場所 : 山梨県・高根町 気温は約-13℃

      撮影日時 : 2018/04/09 21:16〜 240sec×23コマ
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖 気温は約4℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      赤道儀 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw9: Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩強調
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(B)、透明度(C)、フォーカス(AB) 5段階評価  2014/03/04
      空の暗さ(BC)、透明度(C)、フォーカス(BC) 5段階評価  2018/04/09



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    ”りょうけん座” は ”おおぐま座” と ”うしかい座” の間にある小さな星座です。
    明るい星が少ないので、構図決めにはいつも時間がかかってしまいます。

    春の星座は系外銀河の宝庫ですね。
    この領域は「M106」が目玉ですが、形の変わったNGC4449とNGC4490も面白いです。
    それ以外にも、小さいですがちょっと目に付く銀河があります。


    全体的には少し春霞の星空でしたが、天頂付近は意外に暗かったです。
    試写のヒストグラムからは露光は6分ほどかけられそうでしたが、4分にしました。
    ときどき強い風が吹くので、ぶれて使えないコマが出ることを想定して枚数を稼ぎたかったからです。
    結果的には使えないコマはあまり無かったので、この判断が裏目に出たかもしれません。

    2014年に撮影した画像も使って処理しました。
      → 2014の撮影
    それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
    それからは通常の処理で仕上げています。
    それぞれの構図がずれていたので、横方向が約90%、縦方向が約92%のトリミングになっています。

    総露光時間がかなり長くなったので、背景が滑らかになるのを期待したのですが、期待ほどではありませんでした。
    コントラスト強調を重ねていくと、色ムラがひどくなるのですよね。
    この色ムラは気になる時とそうでない時があるのですが、正体は一体何なのでしょう?

    系外銀河中心の星野写真は、画像処理の塩梅が意外と厄介です。
    全体表示の画像を見ながらやっていると、ついついコントラストを強調してしまって、銀河のディテールを潰してしまいます。
    今回もそうで、背景の色ムラも醜かったので、あまりコントラスト強調せずに、あっさりと仕上げ直しました。

    また銀河の色合いは、前回は少し青っぽかったですが、今回は少し赤っぽくなりました。
    前回のほうが好みなのですがねえ。



    M106 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        アンドロメダ銀河とほぼ同じ向きから見ている格好になるそうです。
        中心付近の腕は明るいですが、それを包むように広がる腕はとても淡いです。 
        明るい部分の内部構造はこの焦点郷里では無理ですね。
        周りに小さな銀河がいくつか写っています。 
     



    NGC4449 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        小型の不規則銀河で、天の川銀河の伴銀河である大マゼラン雲と似た大きさだそうです。
        周辺銀河の影響により爆発的な星形成が広範囲で進んでいるそうです。
        私の写真では何が何だか全く分かりませんねえ。
     



    NGC4490 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        「まゆ銀河(Cocoon Galaxy)」と呼ばれている渦巻き銀河です。
        すぐ近くにあるNGC4485という小さな銀河と互いに力を及ぼしあって、
        このような形になってしまったそうです。
     



    NGC4051 (ピクセル75%表示で切り抜き)

        ちょっと目に付いた銀河です。
        中心核が活発な活動を示している「セイファート型銀河」として有名だそうです。
     



    NGC4244 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        ちょっと目に付いた銀河です。
        とても細く見えるエッジオン銀河は大好きです。
        中心付近が少し赤っぽくみえるのですが、気のせいでしょうか?
        構図的に端になりすぎてしまったのが悔しいです。
     


     








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