星空が好き、猫も好き

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2018.05.28 Monday

星野写真(60Da、100mm) へびつかい座領域4

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「へびつかい座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
     ・M9(NGC6333) : 球状星団
     ・M19(NGC6273) : 球状星団
     ・S字状暗黒星雲(B72) : 暗黒星雲






      撮影日時 : 2017/04/30 01:37〜  180sec×37枚
      撮影場所 :  山梨県・みずがき湖にて 気温は約+2℃

      撮影日時 : 2018/05/15 00:49〜  180sec×33コマ
      撮影場所 : 山梨県・みずがき山にて 気温は約+4℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      赤道儀 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw9: Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩強調
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(D)、透明度(C)、フォーカス(C) 5段階評価  2017/04/30
      空の暗さ(D)、透明度(C)、フォーカス(C) 5段階評価  2018/05/15



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域は ”へびつかい” の右足の部分で、”さそり座のアンタレス” の左上になります。
    球状星団が多くて、メシエ天体も2つあります。
    でも主役は、もくもくした夏の銀河(天の川)と複雑に入り組んでいる暗黒帯でしょう。

    この日は晴れてはいるものの、透明度はイマイチで空が明るく感じられました。
    夜半を過ぎて少しは改善しましたが、満足できるような状態にはなりませんでした。

    2017年に撮影した画像も使って仕上げています。
    それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
    それからは通常の処理で仕上げています。
    それぞれの構図が少しずれていたので、縦(長手)方向が約97%、横方向が約94%のトリミングになっています。

    慎重にフォーカス調整をしたつもりだったのですが、赤いフリンジが出てしまいました。
    そこで「ぴんたんさんの「FlatAidePro」を使って、RGBのRだけにスターシャープ機能を施しています。

    南側で地平高度がそれほど高くないので、街明りによるカブリが大きいです。
    いつものことですが、カブリによる明るさや色合いのムラを補正するのに処理の大部分を費やす羽目になります。
    写真星図を参考にしていますが、正直言って補正しているのか作り込んでいるのか分からなくなります。

    それにしても、銀河(天の川)の境界付近はどう仕上げれば良いのかいつも悩みます。
    もくもくした領域とそうでない領域とを両立させることができないのですよね。
    それにもくもくした領域の色合いは黄色味が強くてとても苦手です。

    メシエ番号以外の球状星団もNGC番号を記入してみましたが、この領域は球状星団が多いですね。
    一方で散開星団がひとつも無いというのはちょっとびっくりです。
    球状星団のために短時間露光の画像をブレンドしたほうが良かったかもしれませんね。



    M9 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        暗黒星雲の傍にあるのが「M9」です。
        この焦点距離では大きくない球状星団は無理ですね。
        つぶつぶ感が潰れてしまい、滲んだ恒星のように見えてしまいます。

        左上の「NGC6356」と下側の「NGC6342」も球状星団です。
     



    M19 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        右下にあるのが「M19」です。
        天の川の微光星に球状星団が埋もれてしまいそうですね。

        上側の「NGC6284」と左下の「NGC6293」も球状星団です。
     



    S字状暗黒星雲 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        形が特徴的なことから、よく知られている暗黒星雲です。
        暗黒星雲としてはバーナードカタログでB72という番号が付いています。
        この付近には暗黒星雲がたくさんあるのに、どうしてこれだけに名前が付いているのでしょう?
     


     








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