2018.06.02 Saturday
雨上がりに出会ったもの
ある雨上がりの朝のことです。
ブルーベリーの葉に水滴がたくさん残っていて、それに太陽の光が射してきらきらと輝いていました。
面白い写真が撮れないかなあとちょっと遊んでみたのですが、これはと思えるようなものはなかなか撮れませんね。
今年は季節の歩みが早くて、もうユリが咲き出しました。
花の写真でも撮ろうかとカメラを向けたら、花に何かがくっ付いているじゃないですか。
よく見るととても大きな蛾です。
雨上がりで翅が湿っているのか、じっとして動きません。
違う角度から見た時に、長くてがっしりした足に気が付きました。
この大きな体を支えるためにはこのくらいの足が必要なのでしょうね。
触角も含めて顔をアップしようかとも思ったのですが、あまり刺激しては可哀想なのでやめました。
自然のものを、よりゴージャスに見せてくれますよね。
私も、雨あがりの晴れた朝、庭の物干しざおに
ダイヤモンドの数珠がたくさんキラキラと輝いているのを見ると、
(洗濯物を干すのに)ふき取るのがもったいなくてしばらく眺めてしまいます。
それにしても、この蛾さん、色といい、ヨレヨレ感といい、
朽ちた落ち葉というか、見事に花の一部に化けてますね。
これじゃあ、(天敵も)よ〜く見ないと見つかりませんよね。
自然の編み出す「生き残る術」には 驚き,感心することが多いです。