星空が好き、猫も好き

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2018.06.15 Friday

星野写真(60Da、100mm) へびつかい座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「へびつかい座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M107(NGC6171) : 球状星団
      ・Sh2-27 : 散光星雲
      ・LBN30 : 散光星雲






      撮影日時 : 2016/06/05 22:26〜  300sec×20枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園にて 気温は約+9℃

      撮影日時 : 2018/05/20 00:45〜  300sec×20枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約+6℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      赤道儀 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw9: Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩強調
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(BC)、透明度(C)、フォーカス(B) 5段階評価  2016/06/05
      空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(BC) 5段階評価  2018/05/20



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    この領域の主役はメシエ天体ではなくて、大きな散光星雲です。
    「Sh2-27」という星雲で、直径10度にも及び、写野の2/3ほどを占めています。
    そういえば、広角レンズなどでさそり座の上のほうがぼんやり赤く写るのがこれだったのですね。
    明るい右上の部分は「LBN30」という名前が付いています。
    また中央の大きな暗黒帯も目を引きますが、特に番号は無いようです。
    何だか空の裂け目のように見えますね。
    さらに左側の領域も色合いが一様ではなく、淡い分子雲のようなものが分布しているように思えます。
    天の川の端にあたることもあって、とても複雑な領域です。

    この領域は南中時の地平高度が40度ほどで、私の撮影地では甲府盆地の街明りの影響が気になります。
    それでもこの日は空の状態が比較的良くて、明け方になるにつれてさらに良くなっていきました。

    2016年に撮影した画像も使って処理しました。
    それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
    それからは通常の処理で仕上げています。
    それぞれの構図がずれていたので、横方向が約95%、縦方向が約92%のトリミングになっています。
    このトリミングによって画角が狭くなってしまったのが残念です。
    もう少し右上方向を入れたかったですね。

    前回も今回も空の状態は比較的良かったのですが、やはりこの星雲は淡いですね。
    巨大な星雲の全貌をうっすらと浮かび上がらせることはできたものの、これ以上は無理のようです。
    そこで淡い部分を炙り出すことは諦めて少し大人しく仕上げることにしました。
    だから2回分の撮影を使ったにもかかわらず、星雲の写りに関しては前回のものとあまり差が感じられません。

    星雲の淡い部分に関しては、元画像での星雲のコントラストを何とかしなければ炙り出しようがありませんよね。
    やはりフィルター無しでは無理(無謀)なような気がしています。
    それに、どうも赤い星雲の淡い部分に関しては、このカメラは写りが良くないような気がしています。
    全体の色合いなどはとても気に入っているのですがねえ。

    そして前回はかなりうまくいったのですが、今回はフォーカス調整がイマイチでした。
    赤いフリンジが発生してしまって、その処理のために星雲の淡い部分が少し犠牲になってしまったようです。



    M107 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        メシエ番号が付いていますが、暗くて小さな球状星団です。
        100mmレンズではお手上げです。
        淡い散光星雲主体で画像処理をしたので余計に厳しいですね。

        星が赤っぽいですが、これは実体でしょうかねえ?
        周りが赤い散光星雲なので、こういうふうに写ってしまうのかもしれません。
     


     








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