2019.02.08 Friday
やっと撮れたこの1枚
1/27の晩に長野県・海ノ口で撮影した星空写真です。
年末からずっとここへ来ていたのは、これを撮りたかったからです。
4回目でやっと撮影できました。
カラマツ並木と冬の大三角
2019/01/27 19:24 TAMRON SP 15-30mm F2.8 (22mm、F2.8)
Lee Soft-1 Filter をレンズの後ろに配置
EOS 6D RAW、ISO4000、固定撮影(15秒) 長野県・海ノ口にて
カラマツ並木の上空に ”冬の大三角” がきれいに見えました。
強い寒気がやってくると八ヶ岳に雲が湧いて、東側は時雨れて雪が降ります。
冬の星景写真ですから雪は少し積もっていて欲しいのですが、今年は例年より雪が少ないようです。
寒気のピークが過ぎた頃が晴れるチャンスなのですが、それでも急に雲が湧いたりガスったりすることもあります。
さらに空の隙間はそれほど広くないので、撮影できる時間帯はあまり長くありません。
たった15秒露光の写真なのですが、いろいろな条件が揃わないと駄目なのですよねえ。
以前に撮影した時と比べて、星空の領域が狭くなったような気がします。
カラマツが成長しているのですかね。
明るい星が枝に隠れないように構図を探していると、何故か後ろから車が来るのですよね。
その度に道路脇に避難しなくてはなりません。
しかも後ろ側の明かりで三脚の影が写ってしまっています。
自分の影が写り込まないように脇に避けるのが精一杯でした。
もう少し先へ行けばいいかなあと思っていると、あっと言う間に曇ってしまいました。
後から思えば、この1枚が撮影できて本当に良かったです。
渾身のワンショットですね。
カラマツの並木と大三角が綺麗です。
カラ松もこれだけ伸びるとそろそろ伐採でしょうね。
となるとこの景色は今のうちかもしれません。
この雪で狭い轍での撮影は大変だったでしょうね。