星空が好き、猫も好き

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2019.05.14 Tuesday

星野写真(60Da、100mm) おとめ座領域1

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「おとめ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M49 : 系外銀河(楕円銀河)
      ・M61 : 系外銀河(渦巻き銀河)






      撮影日時 : 2016/04/11 22:47〜  360sec×15枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-2℃

      撮影日時 : 2019/05/07 20:41〜  300sec×14枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき山自然公園  気温は約−2℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      赤道儀 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw11.1 : Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩強調
        ・FlatAidePro : シェーディング補正
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(AB)、透明度(B)、フォーカス(BC) 5段階評価 2016/04/11
      空の暗さ(BC)、透明度(BC)、フォーカス(BC) 5段階評価 2019/05/07



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団はメシエ天体だけを表示)



    この領域の主役はM49とM61です。
    でもそれだけだと勿体無いので、写野を少し北側に向けて系外銀河がかたまっている部分を入れました。
    この辺りは系外銀河がとても多いので、天体名の表示はメシエ天体だけにしています。

    比較的早い時間帯の撮影になってしまいましたが、対象の地平高度が高かったので街明り等の影響は少なかったと思います。
    でもフォーカス調整の判断が甘くて、少し赤いフリンジが出てしまいました。

    最近は過去に撮影した画像も使って仕上げることが多いです。
    今回使用したのは2016年に撮影したものです。
      → こちら
    これは主に背景の荒れ(ざらつきや色ムラ)を低減するのに効果があると思っています。
    それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
    それからは通常の処理で仕上げています。
    それぞれの構図がずれていたので、長辺方向が約96%、短辺方向が約90%のトリミングになっています。


    系外銀河はこの焦点距離では全くの力不足です。
    でも画像を拡大して見て、星々の間に星とは明らかに違うものを見つけたときはとても嬉しいものです。
    写野全体を見ながら処理していると、ついつい大きさや形が分かるような方向に進んでしまいます。
    そうすると、色合いなどのディテールをどんどん壊してしまいますね。
    銀河の色合いなどをできるだけ大切にしたいと思っているのですが、この領域は楕円銀河が多いのであまり関係ないですかね。



    M49 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        おとめ座銀河団に属する銀河です。
        メシエ天体の楕円銀河の中では最大と言われていますが、やはり楕円銀河は面白くないですね。
        写真では淡い部分が大きく広がっているように見えますが、どうなのでしょう?

        周りには系外銀河がたくさん写っているので、大きく切り出してみました。
     



    M61 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        おとめ座銀河団に属していますが、位置は南のはずれになります。
        渦巻き銀河で、メシエ天体としては小さな銀河です。
        フェイスオン銀河なので、右から上方向へ伸びている腕がなんとか写りました。
     



    M84、M86、M87 (ピクセル67%表示で切り抜き)

        M84とM86から始まる弓状の銀河の並びは
        マルカリアンの銀河鎖(Markarian's Chain)と呼ばれています。
        M87は巨大な楕円銀河で、おとめ座銀河団の中心に位置しています。

        この領域は「かみのけ座領域3」で撮影しているのですが、切り出してみました。
     


     








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