星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2019.12.14 Saturday

星野写真(60Da、100mm) おおいぬ座領域3

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

        2015年と2016年に撮影した画像を使って再処理してみました。
          ・2015/01/12に撮影 → こちら
          ・2016/01/13に撮影 → こちら


    この「おおいぬ座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M93 : 散開星団(NGC2447) (星座としてはとも座に位置します。)
      ・NGC2362 : 散開星団(Tau CMa Cluster、Caldwell Object C64)
      ・NGC2467 : 散開星団+散光星雲(散光星雲はSh2-311) (星座としてはとも座に位置します。)

      ・Sh2-310 : 散光星雲





     

      撮影日時 : 2015/01/12 22:25〜  180sec×24枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-7℃

      撮影日時 : 2016/01/13 22:31〜  180sec×25枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて 気温は約-6℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(E)、透明度(CD)、フォーカス(AB) 5段階評   2015/01/12
      空の暗さ(DE)、透明度(BC)、フォーカス(B) 5段階評価  2016/01/13


    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    写野のほぼ中央を、「おおいぬ座」と「とも座」の境界が縦に走っています。
    おおいぬ座と言ってもしっぽの部分なので、地平高度は南中時でも30度程度しかありません。
    南側の低空は甲府盆地の街明りの影響を受けるので、1枚当たりの露光時間を短くして枚数を多くしています。

    左上半分は冬の銀河(天の川)の中なので、微光星がびっしりです。
    うねうねとした暗黒帯がいくつも見えます。
    主役は2つの散開星団(M93,NGC2362)ですが、赤い星雲(NGC2467)が目を引きますね。
    中央付近には大きな茶色い領域が見えていますが、 シャープレスカタログではSh2-310という番号が付いています。


    2015年と2016年に撮影した2回分のデータも使って処理をやり直してみました。
    すでにRaw現像してそれぞれコンポジットしてある画像をDSSでコンポジットしています。
    それ以降は通常の処理をしています。
    それぞれの写野がずれていたので、長辺が約94%、短辺が約95%にトリミングしています。

    写野の真ん中にある大きな星雲(Sh2-310)はかなり淡いので、星をかなり抑えて仕上げました。
    今回の処理のやり直しはそこに尽きるのですが、その加減がなかなか難しくて、もう少しくっきりさせたほうが良かった気もします。



    M93、NGC2467 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        「M93」は、星座としてはとも座に位置しています。
        冬の銀河(天の川)の中に位置するので、周りは微光星だらけです。

        「NGC2467」は散開星団と散光星雲が重なっています。
        星雲は小粒ながら結構良く写りますね。

        両者の真ん中にある黄色っぽい星が良いアクセントになっています。
     



    NGC2362 (ピクセル33%表示で切り抜き)

        「NGC2362」は、おおいぬ座のしっぽ近くにあるタウ星(4.4等)を取り巻くように
        微光星が集まっています。
        とても美しい散開星団だそうで、「北の宝石箱」とも呼ばれています。
     





    前回は「おおいぬ座領域(2)」とパノラマ合成してみたのですが、今回は繋がりませんでした。
    写野がずれたことで、重なる部分が無くなってしまったようです。
    残念!


     








    コメント

    NGC2362は確かオレンジ色の星の周りに星々が散りばめられたような星団だったと思います。綺麗ですよ!
    2019/12/18 9:54 AM by 北杜の犬
    >北杜の犬さん、こんにちは。

    眼視と写真とでは印象がかなり異なることがありますよね。
    2019/12/19 1:32 PM by やまねももんが

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