星空が好き、猫も好き

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2020.01.25 Saturday

星野写真(60Da、100mm) オリオン座領域4

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「オリオン座領域4」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Sh2-261 : 散光星雲
      ・Sh2-254 : 散光星雲
      ・Sh2-255 : 散光星雲
      ・Sh2-257 : 散光星雲

      ・M35 : 散開星団 ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
      ・IC443 : 散光星雲 (くらげ星雲) ※ 星座としてはふたご座に位置します → ふたご座領域(1)
      ・NGC2174 : 散光星雲 (モンキー星雲) → ふたご座領域(1)

      ・NGC2158 : 散開星団
      ・Cr89 : 散開星団





     
      撮影日時 : 2017/02/01 22:07〜  360sec×19枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖 気温は約−2℃

      撮影日時 :  2020/01/20 21:04〜  300sec×19枚
      撮影場所 :  山梨県・みずがき湖にて 気温は約0℃

      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
        ・CameraRaw12.1 : Raw現像
        ・DSS : コンポジット
        ・StellaImage6.5 : デジタル現像
        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々
        ・FlatAidePro : シェーディング補正
        ・StarNet++
        ・Nik Collection (Dfine 2)

      空の暗さ(B)、透明度(B)、フォーカス(B) 5段階評価  2017/02/01
      空の暗さ(BC)、透明度(B)、フォーカス(B) 5段階評価  2020/01/20


    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



    この領域はオリオンが右手で振り上げたこん棒の少し左上あたりで、オリオン座とふたご座の境界付近です。
    冬の銀河(天の川)の中に散光星雲が点在していて、かなりカラフルですね。
    主役は、散光星雲「Sh2-261」と、散光星雲の三兄弟「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
    でも、ふたご座の足元付近を一緒に写したので、そちらの星雲星団に主役を奪われてしまったようです。
    なお、ふたご座の足元付近は「ふたご座領域(1)」で紹介しています。


    時期的にはちょっと遅くて、夜半前の撮影になってしまいました。
    でも写野の地平高度が比較的高かったので、写りはまあまあだと思います。
    それよりも風が強くて、ときどき突風が吹き荒れていました。
    使える画像が少なくなるだろうなあと心配しましたが、意外にもロスは1枚だけで済みました。


    前回の撮影画像も使って処理しました。
      → 前回の撮影はこちら
    それぞれをコンポジットしてグラデーションマスクを使ったかぶり補正を施してから、明るさを合わせてコンポジットしています。
    それからは通常の処理で仕上げています。
    傾きの違いが大きくて、長辺方向が約93%、短辺方向が約85%のトリミングになってしまいました。

    街明かりなどによるかぶりは、明るさの偏りよりも色合いの偏りが厄介です。
    グラデーションマスクを使って処理していますが、どうしても補正しきれず、FlatAidePro の手を借りました。
    背景はかなりフラットになりましたが、その反面、暗黒星雲の表情が弱くなってしまったような気がします。
    これは予想できたことなので、注意深く使ったつもりなのですが、、、。

    星が煩わしくなるのを抑えるために StarNet++ を使っています。
    全体の処理フローにどのように取り入れるかはまだ試行錯誤していますが、かなりの効果を実感しています。
    前回の画像と見比べると、違いがよく分かります。



    Sh2-261、Sh2-254-257 (ピクセル50%で切り抜き)

        下側の散光星雲が「Sh2-261」です。
        比較的大きくて、視直径はほぼ満月と同じぐらいだそうです。
        南北方向につぶれた「ばら星雲」のような感じですね。

        上側に散光星雲が3つ並んでいて、団子三兄弟といったところでしょうか。
        右側から「Sh2-254」,「Sh2-257」,「Sh2-255」です。
     



    M35 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        ふたご座の足元に位置する、満月ほどの大きさの明るい散開星団です。
        そのすぐ右下に見えるのがNGC2158という番号が付いた散開星団です。
        ちょっと球状星団のように見えますね。
     



    NGC2174 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        モンキー星雲と呼ばれている散光星雲です。
        逆さにすると猿の横顔のように見えるらしいですが、どうでしょう?
        この星雲は散開星団NGC 2175に付随しているそうです。
        なお、星座としてはオリオン座に位置します。
     



    IC443 (ピクセル50%表示で切り抜き)

        くらげ星雲と呼ばれている散光星雲で、超新星の爆発で形成されたようです。
        頭?の部分はなんとか写りますが、足の部分は淡いです。
        中央やや上の少し明るい星が集まっているのは「Cr89」という散開星団のようです。
        さらに左側の明るい星の上に、とても淡いですが赤っぽい星雲?があるようです。
     



     








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