星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ
ときどき猫ブログや宇宙物理学のブログになります
星空や猫だけでなく、風景や草花などの写真を撮るのも好きです

<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

<< ダークノイズに関して (6) 短時間露光の加算 | TOP | ダークノイズに関して (8) 今回のまとめ >>

2012.05.25 Friday

ダークノイズに関して (7) ノイズ低減処理

0


    CameraRaw6のノイズ低減処理の効果を調べました。
    DPPでRaw現像した画像をTIFF形式で保存し、それをCameraRaw6で読み込んで処理をしています。

    ノイズ低減処理は、輝度とカラーのパラメータを同時に変えて、10,20,30,40の4条件で処理しました。
    他のパラメータは図の通りです。



    KissX3では、以下のダークノイズを比較してみました。
      ・ISO3200,75secで、CameraRaw6のノイズ低減処理をしたもの
      ・ISO1600,150secで処理無し
      ・ISO800,300secで処理無し
      ・ISO400,600secで処理無し

    5DMark2では、以下のダークノイズを比較してみました。
      ・ISO3200,150secで、CameraRaw6のノイズ低減処理をしたもの
      ・ISO2500,192secで処理無し
      ・ISO1500,300secで処理無し
      ・ISO800,600secで処理無し

    結果を下図にまとめましたが、KissX3でも5DMark2でも同じような結果になりました。
    CameraRaw6のノイズ低減処理を行なうと、
      ・カラー,輝度共に、平均値は変化しません。
      ・カラー,輝度共に、標準偏差は小さくなります。
         ・パラメータを20〜30に設定すると、ISO800での標準偏差と同等になりました。






    ただし今回はダークノイズだけに着目してテストを行なっています。
    実際の適用に当たっては、微光星の様子をチェックする等の総合的な判断が必要かと思います。
    なお私はパラメータとして、KissX3では30、5DMark2では20を適用することが多いです。



    KissX3

    ノイズ低減処理無し


    ノイズ低減処理(輝度=10,カラー=10)


    ノイズ低減処理(輝度=20,カラー=20)


    ノイズ低減処理(輝度=30,カラー=30)


    ノイズ低減処理(輝度=40,カラー=40)


    中心付近の等倍画像




    5DMark2

    ノイズ低減処理無し


    ノイズ低減処理(輝度=10,カラー=10)


    ノイズ低減処理(輝度=20,カラー=20)


    ノイズ低減処理(輝度=30,カラー=30)


    ノイズ低減処理(輝度=40,カラー=40)


    中心付近の等倍画像










    コメント

    こんにちは。
    私も20前後を使う事が多いです。 しかしながら撮る対象というか、写真によりますね。  実際は星を見ながらぼやけてしまわないところで止めています。
    写真によってはもっと強い40とか50にしても恒星がそれほどボケないのもあるのですよね。
    2012/05/25 6:37 PM by かたくちいわし
    >かたくちいわしさん、こんばんは。

    仰るように、実際には画像を見ながら判断することが大切ですね。
    でも本当はツールに頼らなくても良いような写真を撮るのが重要なのですよね。
    でもそれができれば苦労しないって言われそうです。
    2012/05/25 7:35 PM by やまねももんが

    コメントする









    この記事のトラックバックURL

    http://kai-kuu.jugem.jp/trackback/422

    トラックバック

    ▲top