星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2011.05.14 Saturday

ニート彗星(2004.05.14)

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    NEAT彗星(C/2001 Q4)

    2004年のことです。


    LINEAR彗星(C/2002 T7)と共に、早くから肉眼彗星になると期待されていました。
    近日点距離は0.96AUなのであまり太陽には近づきませんが、5/6に0.32AUまで地球に近づくので、5月上旬から中旬が見頃でした。

    この年の5月はすっきり晴れず、すぐに薄雲が広がってしまいます。
    5/7に出かけたときは、地平高度が低いこともあって、夕方の薄明が終わる前に薄雲に隠れてしまいました。
    5/14は、彗星の地平高度がだいぶ高くなったこともあって、野辺山高原で見ることができました。

    期待されたほどには明るくならず、明るい尾も伸びなかったようです。
    でも、かなり長いイオンの尾と、2つの方向に伸びたダストの尾が、写真には写っています。




     2004/05/14  20:31  EF16-35mm(16mm) F2.8→4.0  露出119秒
     EOS Kiss Digital RAW、ISO-400  長野県 野辺山高原


    八ヶ岳の上に ”ふたご座” が立っていて、その左上に ”かに座” が見え、そのすぐ下に頭部が青緑色の彗星がいます。
    一番明るい星は金星(−4.5等)で、ふたご座には土星(0.0等)もいます。
    この写真のもう少し上には、木星(−2.1等)もいます。
    期待されたほどには明るくならず、明るい尾も伸びなかったようです。




     2004/05/14  20:47  EF100mm F2.8  4枚をコンポジット(60秒を2枚、120秒を2枚)
     EOS Kiss Digital RAW、ISO-400  長野県 野辺山高原


    かに座のプレセペのすぐ下なので、双眼鏡ですぐに分かりました。
    頭部はかなり大きくて、短い尾が見える気がします。
    位置が分かると、肉眼でも確認できました。
    左端には、散開星団のM67が写っています。





    上の写真をモノクロにして、白黒反転した画像です。
    イオンの尾が長く伸びているのが分かります。
    この写真では先端までは写っていないので、尾の長さは10度以上伸びているのかもしれません。




     2004/05/14  20:17  EF200mm F2.8  4枚をコンポジット(60秒を2枚、120秒を2枚)
     EOS Kiss Digital RAW、ISO-400  長野県 野辺山高原


    イオンの尾とダストの尾の両方が伸びています。
    ファインダーで彗星の頭部が見えたので、楽に構図を決めることが出来ました。





    上の写真をモノクロにして、白黒反転した画像です。
    ダストの尾が、左上と左下の2つの方向に伸びているのが分かります。
    この左下に伸びているダストの尾は緑色に見え、通常のダストの尾と異なります。




     2004/05/14  21:16  EF16-35mm(28mm) F2.8→4.0  露出182秒
     EOS Kiss Digital RAW、ISO-400  長野県 野辺山高原


    薄雲が頻繁に西から東へ流れていきますが、彗星の高度が35度程度とかなり高いので、影響はそれほどありませんでした。

    ヘールボップ彗星の時は多くの車が集まった場所ですが、今日は他に1台来ているだけです。
    21時過ぎには4℃程度とかなり冷え込みました。









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