星空が好き、猫も好き

しばらく「宇宙物理学」のブログになります。
星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2013.04.12 Friday

撮影場所の悩み

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    今年の春はパンスターズ彗星の撮影を最優先にしています。
    明け方に見えるようになってからは、ずっと山梨県・高根町の農道に出かけています。

    ここは北東方向の見晴らしがとても良くて、街明かりの影響もそれほど酷くありません。
    でも南や東の方向は、光害の影響がかなり酷いです。
    そして数年前から南アルプスの方向(南西)も徐々に酷くなってきました。



    今年から星野写真を本格的に始めています。
    撮影準備ができて撮影を始めると1時間ほど時間が空きます。
    この時間にあれこれ星景写真を撮りたいですよね。
    でも星野写真と星景写真とでは、撮影場所がなかなか両立しません。

    星景写真は地平高度の低い星空を撮ることが多いので、思った以上に撮影場所の選択が難しいです。
    カブリなどに対してフラット補正ができないのも辛いですね。
    また毎回同じ場所でなくて、いつも違った場所で撮影したいです。


    今日ご紹介するのは、4/7-8にパンスターズ彗星が昇ってくる前に撮影した星景写真です。

    月明かりが無い夜の星景写真はとても久し振りな気がします。
    この日もパンスターズ彗星を優先して撮影場所を決めているのですが、もっと街明かりの少ない場所で撮影したかったです。
    でもこの夜は野辺山や海の口は雲が多かったでしょうかね。



    沈んでいくぎょしゃとふたご

     2013/04/07 23:24  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO640  山梨県・高根町にて


    まだ夜半前なので、西の空には冬の星座が少し残っています。
    右側には雲に半分隠れた ”ぎょしゃ” が見えます。
    真ん中には垂直に立った ”ふたご” が見えます。
    左側の明るい星は ”こいぬ座のプロキオン” です。
    左上には春の星座ですが ”かに” が見えています。

    ふたご座の右側には ”アイソン彗星(C/2012 S1)がいるそうですよ。(もちろん写ってはいません。)

    上空には寒気が入っているので、八ヶ岳には雲がかかっていました。
    南アルプスの方向は薄雲があったようで、それが地上の明かりを受けてちょっと嫌な色に発色していますね。



    沈みゆくしし

     2013/04/08 00:37  EF24mm F1.4→2.5  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて


    西の空で ”しし” が高度を下げていきます。
    その先には ”かに” が見えています。
    今は春真っ盛りなのに、夜半後にはもう春の星座が高度を下げていくのですね。

    ところどころに雲が湧いています。
    南アルプスの方向は、雲は無いように見えたのですが、薄雲があったようです。
    それが地上の明かりを受けてちょっと嫌な色に発色しています。



    昇ってきた夏の大三角

     2013/04/08 01:42  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて


    ”夏の大三角” がだいぶ昇ってきました。
    でも銀河(天の川)に沿っていつも雲があって邪魔されてしまいました。

    東側の低空が濁った色で汚いですねえ。
    関東平野の街明かりだと思います。
    この場所は、アイソン彗星の撮影には使えませんね。
    中央道のICから近くて、便利なのですがねえ。



    さそりと夏の銀河(天の川)

     2013/04/08 01:47  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO2500  山梨県・高根町にて


    ”さそり座” の方向は甲府盆地の街明かりでとても明るいです。
    夏の銀河(天の川)もうっすらとしか見えませんでしたが、写真はそれよりはよく写っています。
    でもこれでは不完全燃焼ですよね。

    この日は、夏の銀河(天の川)に沿っていつも雲がありました。
    もう夏の星座を撮影できる季節になったのですが、今年はパンスターズ彗星を優先して撮影場所を選択しています。
    もっと暗い場所で夏の銀河(天の川)を撮影したいですねえ。

    パンスターズ彗星を撮影している頃(この時から2時間後)は、雲も無くなって、空の透明度も一段と良くなっていました。
    夏の銀河(天の川)もよく見えていたのですが、それどころではなくてちょっと悔しかったです。



    南アルプスとからす

     2013/04/08 01:51  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて


    南アルプスの上に ”からす座” の四辺形が見えています。
    上のほうの明るい星は ”おとめ座のスピカ” です。
    左のほうの低空には ”オメガ星団” も見えています。
    そのあたりが ”ケンタウルス座” なのですが、星の並びは全く分かりません。

    南アルプスの手前が以前より明るくカラフルになってしまったような気がします。
    この場所での星景写真はもう駄目かなあ?









    コメント

     世の中が豊かになって、夜も明るい安全な国になって、その代償として私たちは大事なものをなくしてしまったんでしょうね。
     普段、光害バリバリのところで撮影している分、少し暗いところに行っただけで感動してしまいます(笑。暗い、ということに対するハードルがめっちゃ低いです(笑。
    2013/04/12 2:34 PM by 阪神ファンいっこう
    >阪神ファンいっこうさん、こんにちは。

    仰る通りですね。
    ヘールボップ彗星の時にあちこち撮影場所を探してまわったのですが、ゴルフ場やスキー場が多くて驚きました。
    大震災の直後は夜が少し暗くなったのですが、それも何時の間にか元に戻り、さらに酷くなってきていますね。
    2013/04/12 2:59 PM by やまねももんが
    こんにちは。
    八ヶ岳西麓から東側を見ても、清里側のスキー場の照明らしき明るさは感じられます。この1月にまるやち湖で撮影した写真は顕著でした。
    アイソン彗星の頃はスキー場に灯が点る季節でもあるので、なおさら肩身が狭くなります。
    どうしましょう??
    2013/04/12 4:50 PM by 温泉日和
    >温泉日和さん、こんにちは。

    原村から八ヶ岳の向こう側のスキー場の照明が分かるのですか。
    それだけ照明が強烈だということですね。
    アイソン彗星に備えて、もっと広い範囲で場所探しをしておく必要があるかもしれませんね。
    ヘールボップ彗星の時には、一時期ですが野辺山のスキー場の照明が自粛されたことがあったようです。
    今回もそのような動きがあると良いですね。
    2013/04/12 5:38 PM by やまねももんが
    こんにちは。
    "こんばんは"でしょうか。

    う〜ん、難問ですねぇ。
    でも私はこのいつもの場所の星景写真も好きですよ。
    同じと思いきや山に雪があったり、畑に作物があったり、ホタルがいた時もありましたね。
    同じ場所だからこそ四季をより感じるのかも知れません。
    全く同じ構図で春夏秋冬を撮るのもいいですね‐と今思いました(笑

    本当にあの節電の勢いはどこにいってしまったのでしょうね。 やれば出来るのについつい楽なほうへ流れてしまうのですよね。



    2013/04/12 6:33 PM by かたくちいわし
    >かたくちいわしさん、こんばんは。

    私もこの場所はとても好きなのですよ。
    仰るように、同じ場所で四季折々に撮影すると楽しいですよね。
    でも特に南アルプスの方向の現状はとても許容できるものではないのですよ。
    どんどん奥地へ追いやられていくようで、まるで野生動物みたいですね。
    あっ、そうか。
    私はやまねももんがだから野生動物なのですね(苦笑)。
    2013/04/12 8:09 PM by やまねももんが

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