星空が好き、猫も好き

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2011.06.10 Friday

ディフュージョンフィルター (2)

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    これからの時期は、過去にも星空の写真を殆ど撮っていないので、撮影や後処理に関してお話させて頂こうと思っています。

    第1弾は、「ディフュージョンフィルター」で、昨日の続きです。

    昨日ご紹介した Cokin Filter はかなり気に入っていたのですが、地上の風景をもう少しくっきり写したいと思うようになってきました。
    またフルサイズのデジタル一眼レフカメラを手に入れて、対角魚眼レンズに使えるフィルターを探す必要が生じました。



    リー・ポリエステルフィルター

    2010年頃から使っているのは、「リー・ポリエステルフィルター」です。
    LEEはイギリスの会社ですが、ケンコー・トキナーが扱っています。(2011年6月1日に、ケンコーとトキナーが合併しました。



    フィルターは、ポリエステルベースを素材にしたもので、100mm角のプラスチックマウントにセットされています。
    マウントの内側は87mm角です。

    ソフトセットという5種類(No.1〜No.5)入りのものを購入しました。(ヨドバシカメラで7140円)

    これも、コッキン・フィルターと同様に、レンズフードを使わずに、レンズの前にフィルターを手で配置して使っています。




    このフィルターの最大の特徴は、はさみで切れることです。

    カメラレンズには、後ろの部分に薄いフィルターを差し込めるようになっているものがあります。
    写真はCanonの対角魚眼レンズですが、このように適当な大きさに切って使っています。
    また、このような機構が無い場合は、適当な形状に切って、両面テープで貼り付けています。



    【デジタルカメラでの使用例】

    フィルターの効果に関して比較テストを行なってみました。
    ただし、
      ・フィルターの配置がちょっと特殊です。
      ・効果は、レンズの焦点距離や絞りで変わるようです。
      ・効果の印象は、
         ・明るい星が多い領域なので、効果は強めに感じるかもしれません。
         ・地上の風景への効果は、距離や人工光の存在などで印象が変わると思われます。
         ・また、画像サイズによって感じ方が異なると思います。

        EOS 5DMark2 RAW  2011/01/06-07  山梨県 みずがき湖ビジターセンターにて
        EF24mm F1.4→2.0  ISO2500    固定撮影(20秒)


    2枚目,3枚目あたりが良さそうと思っています。

    [Lee Soft-1 Filter(レンズの後に配置]


    [Lee Soft-1 Filter(レンズの後に配置)+Lee Soft-2 Filter(レンズの前に配置)]


    [Lee Soft-1 Filter(レンズの後に配置)+Lee Soft-3 Filter(レンズの前に配置)]


    [Lee Soft-1 Filter(レンズの後に配置)+Lee Soft-4 Filter(レンズの前に配置)]


    [Lee Soft-1 Filter(レンズの後に配置)+Lee Soft-5 Filter(レンズの前に配置)]




    【デジタルカメラでの使用例  レンズの後ろに配置した場合】

    地上の街灯の滲み方が、ちょっと特徴的です。
    これがフィルターの配置方法に寄るものかどうかは、近いうちにテストしようと思います。


     2010/11/03 23:06  EF24mm F1.4→2.0  固定撮影(20秒)  Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 Raw、ISO2000  山梨県・高根町




    【デジタルカメラでの使用例  フルサイズ+対角魚眼レンズ】

    フルサイズのデジタル一眼レフカメラで対角魚眼レンズを使った場合です。
    フィルターをレンズの後ろに配置することで、ケラレはありません。


     2010/11/03 22:45  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 5DMark2 RAW、ISO2500  山梨県 高根町にて



    これはフルサイズではありませんが、星野写真での滲み具合いを見てください。


     2010/11/06 01:32  EF15mm F2.8→2.8  ガイド撮影(120秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
     EOS 20Da RAW、ISO800  山梨県 瑞牆山自然公園にて










    コメント

    ディフュージョンフィルター(1)と(2)の記事を興味深く拝見しました。
    超広角の前玉側にコッキンを手持ちでつかっていましたが、星の流れがとても気になっていました。(僕のブログでも報告していました) やっぱり後玉にポリエステル系を挟み込むのが良いですね。
    あと、Leeをレンズの前と後にダブルで使うとは思いつきもしなかったです。僕は一枚目と二枚目のにじみ具合が良いと思いました。
    No.1を所有しているのでNo.2が欲しいのですが、No.2の場合単品では売ってないのが痛いところです。
    貴重な実験記事、ありがとうございます。
    2011/07/13 11:55 AM by JBL
    >JBLさん、こんにちは。

    EF24mmF1.4L兇聾緝瑤縫侫ルターを挟み込む機構が無いので、適当な形に切って、周辺部を両面テープで付けています。

    レンズの前と後にダブルで使ったのは、実は深い意味があったからではありません。
    星像がシャープなので、5分程度の固定撮影用に後ろに配置していたのです。
    現地でそれを剥がすのも嫌なので、そのまま前に配置するフィルターを変えてテストしてしまったのです。

    フィルターを前に配置した場合と後ろに配置した場合とでは、効果は同じではありません。

    そのうちに、そのことも含めてテストし直そうと思っているのですが、、、。
    いつになるやら。
    2011/07/13 12:39 PM by やまねももんが

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