星空が好き、猫も好き

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2011.06.24 Friday

Camera Raw (1)

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    この時期は、過去にも星空の写真を殆ど撮っていないので、撮影や後処理に関してお話させて頂いています。

    第3弾「Raw現像」の本編です。
    Camera Raw (バージョンは 6.4.1) の機能と設定をお話しさせて頂きます。

    (ご注意)
    私はプリントアウトせずに、画像はディスプレイで見るだけです。
    画像の大きさは1200×800程度で、それであまり不満が無ければOKとしています。
    プリントアウトして隅々まで見れば、様々な欠点(ピントがシャープでない、いろいろな収差が目立つ、ノイズっぽい)が目に付くでしょう。
    だから、フォトコンに投稿するような目的には、あまり参考にならないと思います。



    例題

    星景写真では、絵作りや味付けも含めて全ての処理をRaw現像ソフトで行なっています。


    [Raw現像だけを行なったもの]


    [絵作りや味付けを行なったもの]

     2010/11/03 23:06  EF24mm F1.4→2.0  固定撮影(20秒)  Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろに配置)
     EOS 5DMark供Raw、ISO2000  山梨県・高根町



    (1)カメラキャリブレーション

    カメラキャリブレーション
     


    ここでは、「カメラプロファイル」の選択を行ないます。

    「カメラプロファイル」は、キヤノンで言うところの「ピクチャースタイル」で、対応する5種類+αが用意されています。
    さらに色合い(色調)を詳細に調整できる機能がありますが、デフォルトのままで使っています。
    なお、「処理」は「2010(現在)」を選択しています。
    バージョン6でRawデータの処理方法が変更になったそうで、以前の処理方法にしたい場合は「2003」を指定するそうです。


    カメラプロファイル

    プロファイルの選択だけを変えた画像を下に示します。
         上,左 : Abobe Standard
         上,右 : Camera Faithful
         中,左 : Camera Landscape
         中,右 : Camera Neutral
         下,左 : Camera Portrait
         下,右 : Camera Standard



    私は「Camera Neutral」を選択しています。(キヤノンで言うところの「ニュートラル」です。)



    (2)レンズ補正

    レンズ補正
     

    様々なレンズのプロファイルを持っていて、各レンズに対応した歪み,色収差,周辺光量を補正することができます。

    シグマやタムロンなどのレンズも対応していますが、トキナーは何故か未対応です。

    補正の度合い(単位は%?)の設定例を示します。
    特に周辺光量補正は、効果を見ながら、ちょっと控えめに補正するのが良いかと思います。


    ゆがみ補正

    例 : 「EOS 5DMark供廚函EF 24mm F1.4 供廚料箸濆腓錣擦両豺隋→ じっくり見比べないと分かりません。
         上 : 0%
         下 : 100%




    例 : 「EOS 5DMark供廚搬亞儺眼レンズ「EF 15mm F2.8」の組み合わせの場合
         上 : 0%
         中 : 50%
         下 : 100%



    魚眼レンズ特有の湾曲が補正されます。
    この補正は好き嫌いがあるでしょうが、私は30%程度に設定することが多いです。


    周辺光量補正

    例 : 「EOS 5DMark供廚函EF 24mm F1.4 供廚料箸濆腓錣擦両豺
         上 : 0%
         中 : 50%
         下 : 100%



    100%では補正過剰と感じるので、70%程度に設定することが多いです。
    この機能は非常に有効で、周辺減光をあまり気にせずに絞りを設定できます。



    (3)シャープ、ノイズ低減

    シャープ、ノイズ低減
     

    シャープに関してマニュアルより記載します。
    適用量は、エッジの定義を調整します。
    この調整はアンシャープマスクの一種で、しきい値はカメラ,ISO,露光量補正を基にして計算されます。
    半径は、シャープを適用するディテールのサイズを調整します。
    ディテールは、どれだけの高調波情報をシャープ調整するかや、エッジをどれだけ強調するかを調整します。
    マスクは、エッジマスクを調整し、ゼロでは画像の全てに同程度のシャープが適用されます。

    輝度ノイズ(粒子状ノイズ)とカラーノイズに対して指定できます。
    ノイズ低減に関してマニュアルより記載します。
    ディテールは、ノイズのしきい値を指定します。


    ノイズ低減

    Camera Raw のノイズ低減は非常に強力で、しかも解像度の劣化が気になりません。

    例題の左下付近の拡大を示します。
         左 : 未適用
         右 : 適用





    (4)トーンカーブ

    トーンカーブ
     

    以下のものが用意されています。
      ・リニア → コントラスト調整しません。
      ・コントラスト(中)
      ・コントラスト(強く)
      ・カスタム → 自分で曲線の形を作ります。


    星景写真では、あまりコントラスト強調はしないので、コントラスト(中)を使っています。


    ここまでがほぼ共通に使える設定です。
    それぞれの画像に設定する詳細部分は明日お話させて頂きます。
     








    コメント

     こんにちは!
     こうやっていろいろなパターンを比較掲載していただくと、すごくわかりやすくていいですね。
     いつも短時間・多枚数をコンポジットして仕上げていますが、その1度だけでたぶんもう使わないであろう膨大な数のRAWデータがどんどんたまっていっています。 いまは大容量ハードディスクが安いので、別にいいんですけどね(笑
    2011/06/24 1:49 PM by 阪神ファンいっこう
    阪神ファンいっこうさん、こんにちは。

    画像データって、どんどん溜まってしまいますよね。
    オリジナルのRAW、処理後のTIFF、リサイズしてJPEG。
    念のために、複数のハードディスクに保存しています。過去に何度か痛い目に合っているので。

    いつもはRaw現像等のパラメータを何となく設定していたのですが、
    ブログの記事を書くためにいろいろ実験してみて自分でも勉強になりました。
    少しでも参考になれば幸いです。
    2011/06/24 3:17 PM by やまねももんが

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