星空が好き、猫も好き

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2011.06.25 Saturday

Camera Raw (2)

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    Raw現像ソフトCameraRaw(バージョンは 6.4.1)の機能と設定に関する昨日の続きです。


    今日お話するのはそれぞれの画像に設定する詳細部分です。


    (5)基本補正

    基本補正
     


    主に調整する項目は、
      ・ホワイトバランス → 色合い(色調)の調整
      ・露光量 → 画像の明るさの調整
      ・白とび軽減 → 街灯などの滲み具合いの調整
      ・コントラスト → コントラストの調整
      ・明瞭度
      ・自然な彩度

    ホワイトバランスは「色温度」と「色かぶり補正」で調整します。

    画像の明るさは、「明るさ」ではなくて「露光量」で調整します。
    「明るさ」は、どうもガンマ値を調整しているようで、コントラストが変わってしまいます。

    「明瞭度」は「シャープ」ではないそうです。
    中間調のコントラストを調整して、すっきりくっきり見えるようにする機能とのことです。
     


    ホワイトバランス

    この調整が最も悩ましい設定です。
    AUTOの設定で撮影していますが、こんな色調(色合い)です。



    人間の目は、暗いものに対しては色を識別する能力があまりありません。
    だから、夜空の色はよく分かりません。
    人それぞれのイメージや好みで調整すればよいと思っています。
    私の星景写真では、ヒストグラムの平均値はいつも B>G>R になり、その差は5前後になっていることが多いですかねえ。

    なお、この調整はディスプレイの色温度設定に影響されるので注意して下さい。(私は6500Kに設定しています。)

    CameraRawで使えそうなモードを以下に示します。
        上 : タングステン-白熱灯 (色温度2800K、色かぶり補正0)
        下 : 蛍光灯 (色温度3800K、色かぶり補正+21)



    色温度を指定したものを以下に示します。
        上 : 3850K
        中 : 3650K
        下 : 3450K


    この例では3650Kに設定しました。



    色かぶり補正

    グリーン又はマゼンタの色あいを補正します。
    色温度を3650Kに設定し、色かぶり補正をしたものを以下に示します。
        上 : −5
        中 : 0
        下 : +5


    この例では−2に設定しました。



    露光量

    画像の明るさは、いろいろな条件によって見え方がかなり異なります。
      ・部屋の明るさ
      ・ディスプレイの設定(明るさ(ブライトネス)、ガンマ値) (私はガンマ値は2.2に設定しています。)
      ・画像の背景の明るさ (同じ画像でも、背景が白地と黒地ではかなり異なって見えます。)
      ・それまで何をどのくらい見ていたかという履歴 (明るいものをずっと見てきた後では暗く感じます。)

    そこで、カラーのヒストグラムの平均値を参考にしています。
    以前は45〜50と暗めにしていたのですが、最近は55〜60と少し明るめにしています。

    CameraRawの露光量調整は、カメラでの露出補正のイメージです。
        上 : −0.3
        中 : 0
        下 : +0.3




    明るさ

    明るくすると、ハイライトが圧縮されシャドウが拡大されます。(露光量とは異なります。)
    参考までに明るさを調整したものを以下に示します。
        上 : −15
        中 : 0
        下 : +15




    白とび軽減

    マニュアルによると、ハイライトからディテールの復元を試みるそうです。
    1つまたは2つのカラーチャネルがクリップされて白とびした領域に、ある程度のディテールを復元できるそうです。

    白とび軽減を設定した例を以下に示します。
    街灯の滲み具合いと、低空の明るさが変化します。
        上 : 0%
        中 : 50%
        下 : 100%


    画面内に街灯などがある場合や、街明かりで星空が部分的に明るい場合などに使っています。
    この例では20に設定しました。



    補助光効果

    マニュアルによると、ブラック部分を明るくせずに、シャドウからディテールの復元を試みるそうです。
    1つまたは2つのカラーチャネルがクリップされて黒くつぶれた領域に、ある程度のディテールを復元できるそうです。

    地上に風景が黒くつぶれてしまったような場合に使うことがあります。



    コントラスト

    マニュアルによると、主に中間調のコントラストを調整するそうです。
    コントラストを上げると、明るさが中間より暗い部分はより暗くなり、明るさが中間より明るい部分はより明るくなるそうです。

    コントラストを調整した例を以下に示します。
        上 : 0
        中 : 20
        下 : 40


    結果的に、トーンカーブとコントラストの両方を使っていますが、深い意味はありません。



    明瞭度

    明瞭度を設定したものを以下に示しますが、この例では違いはよく分かりませんね。
        上 : 0
        中 : +50
        下 : +100


    深い考察をした訳ではなく、数値を変えてみて良さそうだなと感じたのが50程度だったので、ほとんど全ての画像に適用しています。


    (6)DPPとの比較
     


    DPPでは、明るさ調整,ホワイトバランス調整,コントラスト設定を行なっています。

    明るさ調整値がかなり異なるのは何故でしょうか?

    DPPで処理したもの


    CameraRawで処理したもの


    微妙なところで違いが見えます。

     








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