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2014.02.01 Saturday

星野写真(60Da、100mm) おうし座領域3

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


    この「おうし座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・Mel 25 : 散開星団(ヒアデス星団、Caldwell Object C41)
      ・NGC1647 :  散開星団

      ・HH102 : ハービッグ・ハロー天体






      撮影日時 : 2014/01/04 21:12〜  480sec×11枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-4℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      追尾 : EM11(ノータッチ)
      処理
         ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
         ・CameraRaw6.5 : Raw現像
         ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
         ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(B)、透明度(A)、フォーカス(B)  5段階評価



    この領域の主役は、とても大きな散開星団である ”ヒアデス星団” です。
    大きいので星もまばらで、メシエ番号は付いていません。
    Mel 25という番号が付いていて、カルドウェル天体にも選ばれています。
    なお、1等星の ”アルデバラン” はたまたま同じ方向に見えているだけだということです。

    そして写野全体にこげ茶色のもくもくした雲のようなものが見えていますが、これは分子雲です。
    「おうし座分子雲」と呼ばれる大きな分子雲のごく一部が写っているのです。
    このようにとても広がった天体は、カメラレンズ向きですね。
    それにしても、最近のデジカメはフィルム時代では思ってもみなかったものが写りますね。

    この日は空の透明度がとても良くて、対象も天頂付近に位置していたので、写りがとても良いです。
    でもかなり強いコントラスト強調処理を施したので、少しノイジーになってしまいました。



    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




    NGC1647 (ピクセル33%表示で切り抜き)

         V字型をしたヒアデス星団の前方に位置している散開星団です。
         ヒアデス星団を写すと、ほとんどの場合にもれなく写ります。
     



    HH102 (ピクセル50%表示で切り抜き)

         一番明るい星がヒアデス星団のε星です。
         そこから左下に暗黒星雲(LDN1551)が伸びています。
         そして、その先端付近に見える赤茶色の小さな天体がハービッグ・ハロー天体です。
         生まれたばかりの若い恒星が放出するジェットが、分子雲を励起して輝線星雲として観測されるそうです。
         こんなものが望遠レンズで写るとは思ってもみませんでした。
     


     








    コメント

     おはようございます。
    師匠の撮影データを見て、いつも思うことがありんすえぇ。
    そ、そ、それはぁ、480secノータッチ。100mmとはいえ拡大して見ても・・・。
     ミッチーさんも同じ。やっぱ架台が課題だなぁ(笑)
    2014/02/01 8:23 AM by 山口のじぃ
    >山口のじぃ様、おはようございます。

    極軸合わせはしっかりやっていますが、あとは赤道儀に頑張ってもらっています。
    本当はオートガイドが良いのでしょうねえ。
    でも何となく面倒くさくてねえ。
    歳ですかねえ(苦笑)。
    2014/02/01 8:36 AM by やまねももんが
    ヒアデス星団の全景を入れたこの構図、初めて見たように思います。斬新というか新鮮というか。
    星でびっしりの、やまねももんがさんのこのシリーズならではの感動に、この領域でも浸っております。
    2014/02/01 12:51 PM by 悠々遊
    >悠々遊さん、こんにちは。

    ありがとうございます。
    この領域の分子雲はちょっと期待していたのですよ。
    でも、空の透明度が非常に良かったこともあって、思っていた以上によく写ってくれました。
    おまけにハービッグ・ハロー天体なんてものまで分かって、びっくりです。
    2014/02/01 2:20 PM by やまねももんが
    こんにちは
    これは凄いですねぇ。
    ヒアデス星団のキラキラと、その周りの黒い奴のコントラストが素敵です。
    もし仮に私にこんなのが撮影できたならば、記事に「晴れてるのに、そこだけ変な雲が流れてきて邪魔。雲め〜」って書いて大恥さらすと思います。撮れないけど。
    背景と似たような色のくせに、存在感ある雲に思えます。
    2014/02/01 2:26 PM by 温泉日和
    >温泉日和さん、こんにちは。

    仰るように、薄いもくもくした雲(変な表現かな?)のように見えますね。
    こんなのが撮影できるようになったとは、非常な驚きです。
    撮影機材の進歩と画像処理のお陰だと思っています。
    それとあの日の空の透明度の良さですねえ。
    2014/02/01 3:15 PM by やまねももんが
    これでフォーカス(B)なんですか@@
    分子雲がしっかり写っていていいですね。

    2014/02/02 3:07 AM by 道端小石
    >道端小石さん、おはようございます。

    はい、まだベストフォーカスだとは思っていません。
    僅かに赤いフリンジが残っていて、コントラスト強調していくとこれが出てきてしまうのです。
    この赤みがなくなったときがベストだと思っているのですよ。
    分子雲のように大きく広がったものは、カメラレンズの出番ですね。
    2014/02/02 5:16 AM by やまねももんが

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