星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2011.08.31 Wednesday

台風が来る前に野菜を収穫しました

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    台風12号がやってきそうです。

    早めの対策をしましょう。
    まず、雨や風が激しくなる前に野菜を収穫しました。




    今年はブルーベリーが大豊作でした。
    木は2本だけなのですが、5箱以上も収穫できました。
    特に何もしていないのですが、どうしたのでしょう?

    ミニトマトはほぼ終了しました。
    ピーマンはいまひとつでした。

    ナスは3種類の苗を植えたのですが、長いナス以外はダメでした。
    長いナスも、猛暑と少雨でだいぶ弱ってしまったのですが、だいぶ復活しています。
    2本の苗で、今までに6本ほど収穫できたでしょうか。




    弟の空(くう)が野菜を突付いています。
    「これ何だろう?」




    兄の海(かい))が匂いを嗅いでいます。
    「食べ物ではなさそうだな。」
    初めのころはちょっと怖がっていたのですが、見慣れてきたようです。



    台風が過ぎたら、夏野菜はそろそろ片付けます。
    根を取り除いて、土を休ませて、次はダイコンの種を撒く予定です。



    05:35 | 家庭菜園 | comments(8) | - | - | - |







    2011.08.29 Monday

    ごん太の思い出  箱が大好き

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      猫のごん太
        1998年1月生まれのオスで、4月に我が家にやってきました。
        2009年の3月に、11歳で天国へ召されてしまいました。

      猫は誰でもそうだと思いますが、箱が大好きでした。
      そんな写真をまとめてみようと思ったのですが、思っていた以上にたくさんあります。
      で、今回は2歳前までのものをまとめてみました。


      1998年5月 (生後4ヶ月の頃)



      「僕の体は、ティッシュの箱にすっぽり入る大きさです。」
      我が家では、ティッシュの箱の上を切ってゴミ箱にしているのですが、ごん太はそれに入っているのです。
      猫って、思わぬところに入り込むんですよね。


      1998年6月 (生後5ヶ月の頃)



      ダンボール箱に隠れるのが大好きです。

      「人が近づいたら突然飛び出してやるんだ。 早く誰か来ないかな?」
      「でもこの家には何故こんなにダンボール箱があるんだろう?」
      (君のために、スーパーでもらってきているんだよ!)


      1998年8月 (生後7ヶ月の頃)



      この箱がとっても気に入ったようです。
      でも、ちょっと小さいようですねえ。




      ごん太の箱詰め

      どうして、こんな狭いダンボール箱に入って寝るんだろう?
      それにしても猫って、体が柔らかいよね。




      ダンボール箱に穴を空けてやったら、中に入って満足そうです。
      「これ、僕の小屋だよ。」


      1998年9月 (生後8ヶ月の頃)



      体が大きくなって、窮屈そうです。
      でもこのダンボール箱がお気に入りで、よく昼寝をしています。




      ねこの歯はとっても尖っていて、肉食動物だということが良くわかります。
      夏ごろから、ひげが立派になってきました。


      1998年10月 (生後9ヶ月の頃)



      窮屈になってきたのか?、ダンボール箱を噛みちぎってしまいました。
      こんなにしてまで、何故このダンボール箱が好きなのだろう?
      猫のやることは、よく分りませんねえ。




      横から見ると、こんな状況です。
      これでも、箱に入っているつもりなんでしょうか?


      1999年1月 (生後1歳の頃)



      箱じゃありませんが、
      玄関に置いておいた望遠鏡のフードに潜り込んで、すました顔をしています。
      ちょっと置いておいたのに、目ざとく見つけられてしまいました。

      猫って、かわいい仕草が自然にできちゃう、先天的な才能を持っているようです。


      1999年5月 (生後1歳4ヶ月の頃)



      ダンボール箱に出入り口を作ってやりましたが、まわりを噛みちぎっています。
      時々、ダンボールなどを噛みちぎって散らかしますが、どうしてでしょうか?


      1999年9月 (生後1歳8ヶ月の頃)



      「この家には、どうしてこんなにダンボール箱があるのだろう?」
      「でも、もう少し大きいほうがいいなあ。」


      1999年12月 (生後1歳11ヶ月の頃)



      爪とぎのダンボールを新しいのと交換しようとしたら、箱にかじりついてしまいました。
      箱に乗って離そうとしません。
      「これ、僕のだよ!」




      ついに、箱を噛みちぎりはじめました。
      しかも、こんな姿勢で。
      ひとしきり噛みちぎったら、落ち着きました。










      2011.08.28 Sunday

      パブリックコメントが終了しました

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        昨日、「動物取扱業の適正化」に関する環境省の意見募集(パブリックコメント)が終了しました。

        記事を読んで下さった人
        パブリックコメントを提出して下さった人
        ブログの記事にして下さった人

        本当にありがとうございました。
        私一人の力は微力ですが、輪が広がっていって、とても心強かったです。





        「動物の愛護及び管理に関する法律」の改正に関して、少しまとめておきます。

        この法律は、5年に一度見直しが行なわれ、改正案が2012年の通常国会に提出される見込みです。

        それに向けて、昨年より環境省の「中央環境審議会動物愛護部会」の下に設けられた「動物愛護管理のあり方検討小委員会」(以下、小委員会)で、以下のようなことが話し合われています。
          ・動物取扱業
          ・虐待の防止
          ・多頭飼育の適正化
          ・自治体等の収容施設
          ・特定動物
          ・実験動物の福祉
          ・罰則の引き上げ
          ・その他

        でも、小委員会の構成メンバーを見ると、かなりペット業界側に偏っているように思えます。
        作家の渡辺眞子さんも委員の一人です。  → ブログはこちら


        これまでとこれからを簡単に記します。

        動物取扱業
          ・2010年9月〜2011年7月にかけて小委員会で議論され、案が作成されました。
          ・2011年7月〜8月にかけて、上記案に対してパブリックコメントが行なわれました。
             ・これが、今回記事にさせて頂いたものです。
             ・でも、この結果はどのように明らかになるのでしょうか?

        その他のテーマ
          ・2011年8月〜9月にかけて、小委員会で検討されるそうです。
          ・この結果に対して、10月にパブリックコメントが行なわれるようです。

        動物愛護管理のあり方検討報告書
          ・2011年10月〜12月にかけて、小委員会で検討されて報告書(案)が作成されるそうです。
          ・その後、パブリックコメントが行なわれて?、報告書が出来上がるようです。

        その後は国会が舞台になり、2012年2月〜3月に改正法案が通常国会に提出される見込みだそうです。


        何か進展がありましたら、またご報告させて頂こうと思っています。


        [追記] 臨時に貼り付けていましたランキングバナーは外させて頂きました。










        2011.08.27 Saturday

        TS式40mm屈折赤道儀H型

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          ポータブル赤道儀

          大学1年の時に、ガイド撮影のためのポータブル赤道儀を作りました。
          極軸はネジを切ってある太い金属棒を用い、テーパーローラーベアリングに通してナットで止める構造にしました。
          この極軸を、木製のロック機構を介して微動装置(部分微動)で動かします。
          これで日周運動に合わせて、手動でガイドできるはずです。

          夏合宿に持って行って試してみましたが、使い勝手が悪くてだめでした。
          まず、極軸を合わせられたかどうかの確認ができません。
          また、ガイド望遠鏡にガイド星を導入するのがとても大変です。
          極軸望遠鏡で極軸を合わせて、モータードライブで自動追尾する、という形態が必須だと痛感しました。


          TS式40mm屈折赤道儀H型

          ポータブル赤道儀の自作をあきらめて、高橋製作所のH型赤道儀を購入することにしました。
          板橋区蓮沼まで行きましたが、4年前に行った時とは違って、立派な建物になっていてびっくりです。
          最初はカメラ用の三脚に載せていたのですが、翌年に専用の木製三脚を購入しました。



          3.5Kgの重量と、極軸望遠鏡の内蔵が魅力です。
          ポータブル赤道儀なのにドイツ式を採用しているのは、高橋製作所らしいところでしょうか?
          極軸望遠鏡は照明装置が無いので、ボリューム付きの電池ボックスを作って、豆電球で照らしてやりました。
          その豆電球は、次にガイド鏡の前に差し込んで、明視野照明として使います。


          幾つか使いにくい点がありました。
          まず、極軸調整用の微動装置が無いことです。
          極軸部分を左手で持ちながら北極星を導入して、右手に持った六角レンチでナットを締めるという作業を強いられました。
          また赤緯軸に微動が無いので、ガイド星を導入するのが大変です。
          写真のように、まず25mm程度の接眼レンズでガイド星を導入し、クランプを締めます。
          次に、バローレンズと天頂プリズムを挿入し、焦点距離の短い接眼レンズに代えます。
          バローレンズは天頂プリズムと組み合わせないとピントが合いません。
          クランプをそっと緩めて、ガイド星が中央にくるように動かして、クランプを締めるという作業が強いられました。

          今から思えばかなり厄介な作業ですが、何度もやっていると慣れてくるものです。
          それよりも、持ち運ぶことのできる機材が手に入ったことが嬉しかったです。


          当時は、機材一式とシュラフや防寒具等を背負子(しょいこ)に積んで、電車やバスで出かけていました。
          標準レンズや広角レンズはもちろんのこと、135mmの望遠レンズでも手動ガイドで撮影できます。




          先日ご紹介した「103aEフィルムでの星野写真(35年前の星空)」は、この赤道儀で撮影したものです。
          当時はまだモータードライブが無かったので、手動ガイドです。

          その後、念願のモータードライブを購入しました。
          でも、20年ほど天文から離れてしまい、この赤道儀も休眠状態でした。

          1996年に、百武彗星というモンスター彗星が突然やってきます。
          ブランクが長すぎて、固定撮影しかできず、悔しい思いをしました。
          でも、すっかり天文少年?に戻ってしまって、、、。
          天文写真を再開し、この赤道儀はヘールボップ彗星の序盤戦まで頑張ってもらいました。

          久しぶりに引っ張り出して組み立ててみましたが、やはり高橋製作所の製品は良いなあ。



          05:34 | 機材 | comments(12) | - | - | - |







          2011.08.25 Thursday

          空海と密教美術展

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            先日、「空海と密教美術展」を見てきました。
            上野の東京国立博物館です。
            平日でしたが、かなり多くの人が来場していました。



            −−− 資料より −−−
            密教の教えは奥深く、文筆で表し尽くすことはむずかしいので、図画を用いて教えを広める、という言葉を空海は残しています。
            そのため真言密教では造形を重視しました。
            空海が唐から請来したもの、自筆の書、指導して造った仏像など空海ゆかりの作品と、その思想的な息吹を色濃くとどめる時代の作品を中心に、真言密教の名品の数々をご覧いただく展覧会です。


            上野駅の公園口です。




            上野駅を出ると、かなりの人でした。



            みんな、どこへ行くのでしょう。
            子供連れの多くは上野動物園へ。 お目当てはパンダかな?
            小学生?の団体は国立科学博物館へ。 お目当ては恐竜博かな?
            そして私たちは東京国立博物館へ。


            国立科学博物館の前を通ると、巨大な鯨がいました。




            東京国立博物館
            「空海と密教美術展」は平成館で開催されています。





            その後、少しぶらぶらしました。

            上野に来たら、西郷さんですよね。
            でも、こんなに小さかったっけ?




            近くには、こんなのもいました。




            不忍池(しのばずのいけ)
            3つの池があるそうで、これは蓮池。
            一面が蓮に覆われていて、水面が見えません。





            ときどき、我が家の兄弟猫の名前は空海からつけたの?と聞かれることがあります。
            いやいや、関係ないですよ。
            何となく「海」と「空」が浮かんで、「かい」と「くう」と音読みにしたのです。
            最初に飼った猫は「ごん太」という名前にしたので、今度は少しまともな?名前にしたのです。










            2011.08.24 Wednesday

            103aEフィルム

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              昨日の記事で登場した「103aEフィルム」について少し説明します。


              103aフィルム

              103aはコダック社で天文用に作られたモノクロフィルムで、aはastronomyの頭文字です。
              天文台ではこの感光剤を用いた写真乾板が広く使われていましたが、そのフィルム版です。

              大きな特徴は二つあります。
              ひとつは「相反則不軌」が極力抑えられていて、低照度での実効感度が高いことです。
              もうひとつは、いろいろな感光性を持ったフィルムが用意されていたことです。
              大雑把に言って、Oは青っぽい光、Fは緑っぽい光、Eは赤い光を出す天体の撮影に適したものです。

              分光感度の図を示します。



              103aEフィルム

              散光星雲では、近くの明るい星からのエネルギーを受けて、星雲を形成する水素原子が光を放射しています。
              この光は連続光ではなくて輝線(スペクトル)です。
              可視光領域で最も強い輝線は波長656.3nmの赤い光なので、多くの散光星雲は赤く輝いているのです。
              もちろん、人間の目は暗いものに対して色を識別する能力が低いので、赤く見えるわけではありません。

              103aEは、この赤い光(Hα線)に高い感度を持っているので、赤い散光星雲がとてもよく写ります。
              現在で言えば、デジタルカメラの赤外カットフィルターを外した改造機での写り具合いに匹敵します。

              そんな夢のようなフィルムが、1970年代の中ごろから、一般のアマチュアにも手が届くようになったのです。
              早速、星仲間で個人輸入しました。
              直接の値段はそれほど高くなかったですけど、関税がかかることを知らなくて、、、。

              入手したのは100フィートの長巻きです。
              当時は、新宿のヨドバシカメラで使い終わったパトローネが容易に入手できました。
              コダックのものは頑丈で使い難いので、フジのものをもらって(拾って)きて、押入れの中でフィルムを入れ込みます。


              フィルターとピント

              赤フィルターを使って、上記の赤い光(Hα線)より波長の短い光をカットします。
              こうすることで多くのメリットが生じます。
                ・多くの街明かりを効果的にカットでき、赤い散光星雲がコントラストよく撮影できます。
                ・赤い光だけで撮影するので、レンズの色収差の影響を受けずに、星像がシャープに撮影できます。

              「R64」というカットオフ波長が640nm付近のフィルターがお勧めでしたが、
              私はカットオフ波長が600nm付近の通常の「R1フィルター」を使っていました。

              ピントには注意が必要でした。
              通常のフィルムのように無限遠に合わせると、星がぼけてしまうのです。
              昔のレンズには、赤外線フィルムを使うときのピント指標の赤点(Rマーク)がありました。
              ピントリングの∞マークを、通常位置(黄色の線)とRマークのほぼ中央に合わせると、ピントがよく合いました。


              この写真を撮っていたら、いつものように猫がやって来て右下に写り込んでしまいました。(笑)
              最近のレンズには、このRマークがありません。
              波長によってピント位置がずれるようなことはないということでしょうか?


              現像

              フィルムの現像は、トライ-Xなどと同じ処理をしました。
              パンドールを使って増感現像します。

              現像が終了してフィルムを取り出した時は、真っ黒だったので驚きました。
              でも手で触ると黒いものが簡単にとれます。
              後でそれはハレーション防止用のバッキングというものだと知りました。


              このフィルムは、結局数回使っただけで、その後は天文から遠のいてしまいました。
              今思うと、オリオン座を撮らなかったのが悔やまれます。











              2011.08.23 Tuesday

              103aEでの星野写真 (35年前の星空)

              0

                とても久しぶりに、ちゃんとした星空写真のご紹介です。

                35年も前の1976年の8月のことです。
                星仲間5人で、秩父の三峰山のキャンプ場に出かけました。

                私は、銀河(天の川)に沿って連続的に撮影してパノラマ写真を作ろうと目論見ました。
                レンズは35mmの広角レンズです。
                コダックの天文写真専用フィルムである103aEにR1フィルタを使い、露出時間は20分としました。

                一応、繋げられるような写真は取れたのですが、、、。
                まず露光時間が不足でした。(手動ガイドなので、私には20分程度が限界でした。)
                そして、ところどころのコマで現像ムラのようなスジができてしまいました。

                赤い光(103aE)と青い光(103aO)でそれぞれ撮影して、並べてみると面白いだろうなあと考えていたのですが、これ以降も実現できませんでした。



                銀河に沿って  いて、たて




                 1976/08/23 21:05  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                ”いて座” 付近は、銀河(天の川)の最も濃いところで、明るい部分と暗い部分が入り乱れています。
                また、大きくて明るい散光星雲が幾つもあります。
                ”たて座”付近も銀河(天の川)がかなり濃く、いて座付近の銀河中心部がビッグ・スター・クラウドと呼ばれるのに対して、スモール・スター・クラウドと呼ばれています。
                103aEフィルムにR1フィルタを使うと、街灯りの影響をかなり遮ることができるので、コントラストの高い星野写真が撮れます。

                ちょうど銀河(天の川)の方向に木立があって、肝心な部分が写せませんでした。(涙)


                銀河に沿って  たて、へび、わし




                 1976/08/23 21:34  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                この付近は、暗黒星雲によって銀河(天の川)が2つの流れに分かれており、その様子は肉眼でも分かります。
                でも、”いて座” と” わし座” の間は星座がよく分かりません。

                左側のスジは現像ムラでしょうか?(涙)
                ところどころのコマで発生しています。


                銀河に沿って  や、こぎつね、こと、はくちょう




                 1976/08/23 23:25  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                七夕伝説の織姫星は ”こと座のベガ”で、ひこ星(牽牛)は ”わし座のアルタイル” で、両者が天の川で隔てられているのが分かります。
                この付近も銀河(天の川)が2つの流れに分かれていますが、その様子は肉眼では分かりづらいです。

                明るい星の周りに輪が出来ているのはハレーションという現象で、乳剤層とフィルムベースとの境界や裏面で反射した光が引き起こしているものです。


                銀河に沿って  こと、はくちょう


                 1976/08/23 23:55  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分)  埼玉県・三峰山

                R1フィルタを付けるのを忘れてしまいました。(涙)
                フィルタを付けるとファインダーでは何も見えないので、構図を決める時にはフィルタを外しているのです。
                フィルタを付けないと、フィルムの実効感度は高くなりますが、粒状性は悪くなるようです。

                でも、これだけ写ると、フィルタ無しも魅力的ですねえ。
                左側だけが周辺減光がとても大きいのですが何故でしょうか?

                 

                銀河に沿って  はくちょう




                 1976/08/24 01:25  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                ”夏の大三角” 付近の銀河(天の川)は、まだまだ明るくて、肉眼でもはっきり見えます。

                ”はくちょう座” には明るい散光星雲が幾つかあります。
                最も大きくて明るいのが北アメリカ星雲で、十字の交点のγ星付近には複数の散光星雲が写っています。
                また網状星雲も、うっすらと写っています。

                休憩して撮影し直したら、高度が低くなってきてしまいました。(涙)


                銀河に沿って  ケフェウス、とかげ




                 1976/08/24 01:50  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                秋の星座の領域まで来ると、銀河(天の川)もかなり淡くなってきます。
                それでも夜空の透明度が良いと、肉眼でも見ることができます。

                右側のスジは現像ムラでしょうか?(涙)


                銀河に沿って  カシオペア、ペルセウス




                 1976/08/24 02:10  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                秋の星座はギリシャ神話の主人公たちの世界です。

                ”ペルセウス座” 付近は銀河(天の川)が非常に淡くて、途切れているようにも感じます。
                この付近の銀河(天の川)を写すには、20分の露光では不足だったようです。(涙)
                でも手動ガイドで撮影しているので、この程度が限度でしょう。


                銀河に沿って  ペルセウス、ぎょしゃ




                 1976/08/24 03:10  FD35mm F2.0→3.5  ガイド撮影(20分)
                 Kodak 103aE  パンドールで現像(12.5分) R1フィルタ  埼玉県・三峰山

                冬の星座である ”ぎょしゃ座” までたどり着きましたが、右上に何かの灯りが写り込んでしまいました。(涙)

                このフィルムは赤い散光星雲がとても良く写るので、カリフォルニア星雲などの比較的明るい散光星雲が幾つかあるのが分かります。
                左上には、−2.4等の木星がいます。


                一晩中快晴で、楽しいキャンプでした。
                星空を楽しめたかと言うと、じっと見たのはガイド星だけだったかも。











                2011.08.22 Monday

                生後2週間目の兄弟猫

                0

                  2年前の兄弟猫です。


                  仔猫を見せてもらって、写真も撮らせて頂きました。
                  生まれて2週間目です。



                  先週よりも目がしっかり開いて、自分で動いています。 (当たり前ですね。)
                  耳も立ってきました。
                  左がお兄ちゃんで、右が弟くんのようですが、お母さんにそっくりです。




                  しっぽが長いですねえ。




                  兄弟でくっついて寝ています。
                  お腹が見えている子は、頭はどこにあるのかな?
                  お腹ぱんぱんで、元気に育っていますねえ。


                  母猫の愛にはぐくまれて、兄弟一緒にすくすくと育っています。
                  早く大きくなって、うちにおいで。










                  2011.08.21 Sunday

                  めっきり涼しくなりました

                  0

                    猛暑が収まって、めっきり涼しくなりました。
                    昼間の気温は10℃近く下がったでしょうか?

                    これで秋晴れになれば良いのですが、もう秋雨前線ですか?

                    もう4ヶ月近くも星空を見に出かけていません。
                    「星空」ブログも、すっかり「猫」ブログになっています。




                    「早く!早く!」
                    弟の空(くう)がブラシを見て待ちきれない様子です。




                    くちばし?をぶつけてきました。
                    でも大好きなのは、頭と口の横だけです。
                    体のブラッシングは、ちょっとだけならやらせてくれます。

                    兄の海(かい)は、空ほどにはブラッシングは好きではないようです。
                    さらりとどこかへ行ってしまいます。

                    最初に飼ったごん太はダメでした。
                    ブラッシングする手を、軽く足蹴りされたり、甘噛みされたりしました。




                    兄の海(かい)です。
                    近くの家の屋根にカラスがいるので、ときどき声を立てています。
                    どんな気持ちなんでしょう?
                    獲物が見えるのに手が届かないので、もどかしいのでしょうか?




                    声を聞いて、空もやってきました。










                    2011.08.20 Saturday

                    9年前の池の平湿原

                    0

                      今日ご紹介する写真は、9年前(2002.08.06)のものです。


                      池の平湿原は、浅間山麓の湯の丸高原と高峰高原の間にあり、浅間山の噴火によりできた湿原だそうです。
                      1000種類以上もの高山植物の宝庫で、季節により
                         ・コマクサ(6月〜8月)
                         ・レンゲツツジ(6月中旬〜7月)
                         ・アヤメ(7月)
                         ・ヤナギラン(8月)
                         ・マツムシソウ(8月中旬〜9月上旬)
                         ・リンドウ(8月中旬〜9月)
                      等が見られるそうです。

                      夏季の土日祝日とお盆はマイカー自主規制が行なわれており、湯の丸高原の地蔵峠に駐車し、シャトルバスに乗り換えます。




                      湿原全体の景観です。
                      湿原といっても、だいぶ草原化がすすんでいます。




                      湿原の中央を横切る遊歩道です。
                      平日にもかかわらず、多くの人が来ていました。




                      青い空と白い雲
                      空がとても澄んで青くて、秋の空のようでした。


                      アザミ? タムラソウ?


                      アザミの分類は大変難しいそうです。
                      タムラソウは、花はアザミにそっくりだが、葉にとげが無いそうです。
                      でも、葉はよく見なかったですねえ。
                      ヒラタアブがとまっています。


                      フウロソウ


                      フウロソウも種類がたくさんあって、よく分かりません。
                      花が咲くと雄しべの葯はすぐに落ちる性質があるようで、それによっても花の印象が変わります。


                      ヤナギラン


                      このあたりはヤナギランの群生地です。
                      見頃は、1週間後でしょうか?


                      カワラナデシコ


                      秋の七草のひとつで、古名の常夏(とこなつ)が示すように、花の最盛期は夏です。
                      花びらの先端が細かく切れ込んでいて、独特な形をしています。


                      シシウド


                      大型の草で、とても目立ちます。


                      マツムシソウ


                      秋の高原を代表する花です。
                      ミツバチが群がっています。


                      アキノキリンソウ?


                      河原や海岸などの低地から山地の高原まで、生える環境は変化に富んでいるそうです。


                      ウスユキソウ?


                      星のような形の苞葉にうっすらと雪が積もったように見えるところから名前がついたそうです。
                      中央部の小さな赤い花は別の花です。


                      ハクサンフウロ?


                      花の直径は3センチほどで、花弁の幅や縁の切れ込み,色の濃淡などには多様な変化があるそうです。
                      高山のお花畑ではみごとな群落となるが、山地や高原などに生えるものは花も小さく、大群落とはならないそうです。


                      シャジクソウ?


                      今回、初めて見た花です。


                      ヤマホタルブクロ?


                      花は紅紫色で、とても面白い形をしています。


                      ヤマオダマキ?


                      オダマキ?を見つけてびっくりしました。
                      これは花が白いので「キバナノヤマオダマキ」のようです。


                      クガイソウ


                      クガイソウが群生してし、その向こうにオオニユリのオレンジ色が見えます。
                      九階草の名は、葉の形態から付けられたようです。


                      ツリガネニンジン


                      高原などに多く、花は夏から晩秋まで咲いているそうです。


                      リバーサルフィルム(PROVIA 100F)で撮影しました。











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