2011.09.30 Friday
9/28の夜のガラッド彗星
何だかとても久しぶりの星空写真です。
しかも、昔のではなくて撮りたてです。
この日は、昼前から快晴になりましたが、GPV気象予報では21時頃には雲が拡がってくるとのことです。
晴れるのが6時間ほど遅れてくれればなあ。
でも、夏の銀河(天の川)とガラッド彗星を撮影しようと、出かけることにしました。
2011/09/28 19:24 EF200mm F2.8→2.8 ガイド撮影(120秒) 4枚をコンポジット
元画像を使ってフラット補正 トリミング : 95%×95% EOS KissX3 RAW、ISO800 長野県 川上村にて
彗星は ”ヘルクレス座” にいます。
”こと座” の下と言ったほうが分かりやすいですね。
星図と睨めっこして、カメラの視野には比較的簡単に導入できました。
でもノートPCの動作がおかしくて、「EOS Utility」からライブビューを使ってピント調整ができません。
せっかく新兵器を用意したのになあ。
仕方がないので、明るい星を使ってオートフォーカスでピント調整をしました。
及第点でしょうか?落第点でしょうか?
地平高度が高いので、前回よりも綺麗に撮影できたと思います。
元画像を使ってフラット補正を行ない、コントラストを強めに処理してみました。
彗星特有のエメラルドグリーンが綺麗ですね。
彗星付近をトリミングしてみました。
この機材で星雲星団を撮影することを考えて、問題点の洗い出しをしましょう。
まずは各画像で、中央と四隅のピクセル等倍画像を見てみました。
ピントは前回と同程度ですね。
まだ追い込めるはずなので、ノートPCを何とかしなければ。
EM10でノータッチガイドをしているのですが、まあ及第点ですかね。
レンズの収差等も私的には及第点かと思います。
次はコンポジット後の中央分のピクセル等倍画像を見てみました。
あれ?
ノータッチガイドなので、最初はガイド不良かなと思いました。
でも、カメラが微妙に動いているようですね。
各部のクランプはしっかり締めたはずなので、自由雲台の強度不足かなあ?
場合によっては、重ね合わせにツールを使いましょうか?
でもまあ、いけそうな感じですね。