1週間前に月明かりでの風景写真を撮った場所(八ヶ岳高原海ノ口自然郷)へ、また出かけてみました。
今夜はほぼ半月で、夜半前は月明かりがありません。
撮影場所は2ヶ所で、美鈴池とカラマツ並木です。
両方の場所共に、地上の風景をいろいろ取り入れながら、星景写真をたくさん撮りました。
美鈴池には18時少し前に着いて、21時頃まで撮影しました。
着いた時の気温は−11℃で、これからどうなるのかと思いましたが、気温は逆に少しずつ上がって20時には−7℃になりました。
寒気のピークが過ぎたのですね。
カラマツ並木へは21時過ぎに移動して、1時間半ほど撮影しました。
今夜は撮影がとても楽しくて、96枚も撮ってしまいました。
同じような構図で複数枚撮ることもあるので、写真としては、まあその1/3程度でしょうか。
私はどうも、枚数を絞ってじっくりと仕上げていくことが苦手です。
あれも良いな、これも良いな、でとても絞れません。
だから、撮影した順番に、1日に5〜6枚づつご紹介したいと思います。
今夜の写真は、星景写真としては少し派手目に処理しています。
また、星空の色合いは写真毎に調整しており、いつもより青みが少し強めかもしれません。
美鈴池と夏の大三角
2011/12/17 18:00 EF24mm F1.4→2.0 Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
固定撮影(20秒) EOS 5DMark2 RAW、ISO3200 長野県・八ヶ岳高原海ノ口自然郷にて
1週間前に来たときよりは雪はだいぶ少なくなっていますが、まだ残っているところがあります。
とても冷え込んでいて、気温は−10℃ほどです。
池の氷の状態は良く見えませんが、さらに凍り付いているようです。
思ったほど真っ暗ではありませんでしたが、”夏の大三角” 付近の銀河(天の川)はうっすらと見えました。
早速、1枚撮りました。
寒気のために、八ヶ岳の上には雲が湧いています。
カシオペアとペルセウス
2011/12/17 18:03 EF24mm F1.4→2.0 Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
固定撮影(20秒) EOS 5DMark2 RAW、ISO3200 長野県・八ヶ岳高原海ノ口自然郷にて
”カシオペア” 付近の銀河(天の川)がよく見えました。
でも高度が高いので、星景写真には取り込み難いです。
木立の中の明るい星は ”ぎょしゃ座のカペラ” です。
今日は、駐車スペースの前の別荘に明かりが灯っていました。
家の明かりが見えると、落ち着きますねえ。
木の枝の隙間に、飛行機の明かりが写り込んでしまいました。
この時間帯は、ひっきりなしに飛んでいます。
美鈴池と夏の大三角
2011/12/17 18:14 EF24mm F1.4→4.0 Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
固定撮影(600秒) EOS 5DMark2 RAW、ISO200 長野県・八ヶ岳高原海ノ口自然郷にて
10分間の固定撮影をしました。
ディフュージョンフィルターを使っているのですが、星の軌跡がとてもシャープで、もう少しぼかしたいです。
20秒露光と10分露光とでは、星空の色合いに違いが出るのですが、どうしてでしょう?
撮影中に、ポータブル赤道儀をセットしました。
20Daで銀河(天の川)を追尾撮影しようと思ったのですが、カメラを忘れてきたようです。
オウマイガッド!
でも、カメラ1台に集中できたかもしれませんね。
昇ってきたオリオンとヒアデス・プレアデス
2011/12/17 18:45 EF24mm F1.4→2.8 Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
固定撮影(20秒) EOS 5DMark2 RAW、ISO3200 長野県・八ヶ岳高原海ノ口自然郷にて
東の低空はかなり明るいですが、首都圏の街明かりでしょうか?
”オリオン” が昇ってきましたが、街明かりの海に呑まれています。
こうなっては、処理のしようがありません。
あれこれいじると、収集がつかなくなります。
夏から秋の銀河(天の川)
2011/12/11 18:50 EF15mm F2.8→2.8 固定撮影(30秒) Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
EOS 5DMark2 RAW、ISO3200 長野県・八ヶ岳高原海ノ口自然郷にて
天頂付近は空も暗くて、”カシオペア” 付近の銀河(天の川)がよく見えました。
銀河(天の川)が見えると、ついつい対角魚眼レンズで撮ってしまいます。
ポータブル赤道儀をセットしてあったので、追尾撮影すれば良かったですね。
現地でもそう思ったはずですが、、、。