兄弟猫の兄の海(かい)の近況です。
[吐き戻しと嘔吐]
猫が吐く場合には、吐出(吐き出し・逆流とも言う)と嘔吐があるそうです。
吐出(私は吐き戻しと呼んでいます)は、食べた直後にケロッと戻してしまうことを言います。
嘔吐は、「クコックコックコッ」などという音を出しながら腹部を激しく凹凸させて胃や小腸の内容物を吐くことを言います。
とても苦しそうで、吐いた後はしばらくうずくまっていることが多いです。
海(かい)は、昨年の9月下旬に週に3〜4回も吐き戻したので、動物病院で診てもらいました。
レントゲンで分かる範囲では、特に問題は見つかりません。
皮下点滴で、水分補給と吐き止めの薬を投与してもらいました。
その後も、週に1〜2回ほど吐いています。
食べた直後が多いですが、食べてから1〜2時間後に吐くこともあります。
その場合でも、吐いた後に元気がないということはありませんでした。
フードの出し方をいろいろ変えてみましたが、決定打は見つかりません。
12月の上旬に、1日に3回も吐いたので、また動物病院で診てもらいました。
血液検査での肝臓の数値が少し高かったので、2週間ほど薬を飲ませました。
薬を飲ませられるかなあと心配したのですが、あまり抵抗されることはなかったです。
再検査では問題無しで、さらに薬を止めて2週間後の再々検査でも問題無しでした。
そうこうしているうちに、この3週間ほどは殆ど吐くことがなくなって今は安定しています。
最近気付いたのですが、海(かい)がおもちゃによく飛びついてきます。
以前はそうでしたが、ここ数ヶ月は弟の空(くう)のほうが積極的だったように思えます。
病院へ連れていくときのキャリーです。
キャリーの入り口を開けたら、思い出したようで、ふたりともいなくなってしまいました。
[ドアを開けてしまう]
最近、リビングのドアを開けてしまうことがあります。
高い食器棚から飛び降りるので、階段のようなタワーを設置してあるのですが、それに乗ってドアの取っ手をがしゃがしゃします。
あれこれやっているうちに、取っ手を押し下げるとドアが開いてしまいます。
空(くう)を病院から連れて帰って玄関ドアを開けたら、海(かい)が顔を出したのでびっくりしたことがありました。
いつも開いてしまう訳ではないですが、何か対策を考える必要がありますね。
[ひとりになって]
弟の空(くう)が病院で点滴をしている数日間は、兄弟猫は半日ほど離ればなれになりました。
生まれてからずっと一緒で、離れたのは海(かい)が我家に先に来た1日だけだったと思います。
ひとりになった海(かい)はとても甘えてきて、足元にまとわりついて離れません。
いつもは弟の空(くう)がする仕草です。
我家にやってくる前の仔猫時代は、海(かい)は母猫に甘えて、空(くう)は人間に甘えていたそうです。
だからか、我家にやってきてからも空(くう)は甘ったれで、海(かい)はそうでもないように見えました。
本当は海(かい)も甘えたかったのですね。
でも甘え下手というか、空(くう)を押しのけてまでは要求しないのですね。
空(くう)がいない所で撫でてやると、喉をごろごろ鳴らして嬉しそうです。
でも空(くう)がやってくると離れて行ってしまいます。
空(くう)に遠慮しているのか、ちょっと損な性格ですよねえ。
寝ている写真ばかりですみません。
手前が空(くう)で、奥が海(かい)です。