星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2012.05.31 Thursday

ノーマル機による夏の銀河(天の川)

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    5/18の晩に、長野県の入笠山で撮った星空写真です。

    今日ご紹介するのは、ノーマル機(5DMark2)で撮影した夏の銀河(天の川)です。

       (追記)  2012/05/31  17:36
       最初の3枚の画像を差し替えました。
       私のちょっとした拘りです。
       すみません。


    夏の銀河(天の川)  フィルター有りとフィルター無しのコンポジット


      2012/05/19 01:06  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  フィルター有無をコンポジット
      フィルター有りは、Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ) 4枚をコンポジット
      フィルター無しは、8枚をコンポジット
      EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・富士見町 入笠山にて

    星野写真として撮影し処理しました。
    星景写真の設定と比べると、レンズは絞って、ISO感度は低くしています。
    赤道儀で追尾撮影して、複数枚をコンポジットしています。
    星景写真よりはコントラストをかなり強調しています。
    ただし、星空の色合いはニュートラルグレーではなくて、私の好みに調整しています。

    フィルター有りとフィルター無しをコンポジットしてみました。
    星の並びもある程度は分かって、ちょうど良い具合いだと思うのですが、、、。

    ノーマル機での撮影ですが、なかなかの出来栄えと思っています。
    これは私の腕ではなくて、綺麗な星空のお陰です。



    夏の銀河(天の川)  フィルター有り


      2012/05/19 01:06  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      4枚をコンポジット
      EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・富士見町 入笠山にて



    夏の銀河(天の川)  フィルター無し


      2012/05/19 01:06  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  8枚をコンポジット
      EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・富士見町 入笠山にて

    こうやって見てみると、夏の銀河(天の川)って随分と複雑な構造をしているのですね。
    フィルターの有無で星空の色合いが少し違うので、ホワイトバランスを少し調整しています。



    トリミング(43%×43%)


    フィルター無しバージョンのもので、夏の銀河の濃い部分をトリミングしてみました。




    明るい(大きな)メシエ天体を記入してみましたが、たくさんありますねえ。











    2012.05.30 Wednesday

    アンタレス付近 (再処理)

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      今朝の記事にコメントを頂きましてありがとうございました。

      「もう少しコントラストを強調しては」というご意見に背中を押されて、思い切ってやってみました。


      アンタレス付近


        2012/05/19 00:22  EF50mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  4枚をコンポジット
        EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・富士見町 入笠山にて

      だいぶカラフルになったでしょうか?

      でもそうしたら、上のほうがとても暗くなってしまいました。
      空の明るさ(暗さ)が強調されてしまったのですね。
      「グラデーションで塗りつぶし」で補正してみました。
      う〜ん、やはり泥沼ですね。










      2012.05.30 Wednesday

      アンタレス付近

      0

        5/18の晩に長野県の入笠山で撮った星空写真です。

        撮影したのはもう10日以上も前なのですが、金環日食もあったりしたので処理がなかなか進んでいません。
        おまけにここ数日は午後から夜にかけて雷雨があり、念の為にPCの電源を落としているので尚更です。


        今日ご紹介するのは、60Daで撮影したアンタレス付近です。


        アンタレス付近


          2012/05/19 00:22  EF50mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  4枚をコンポジット
          EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・富士見町 入笠山にて

        この領域を初めて本格的に撮ってみました。
        なるほど、とてもカラフルな領域ですねえ。
        でも、イメージばかりが先行してしまって、泥沼にはまりそうです。
        もっと派手目にしたかったのですが、一歩手前でやめました。
        それでもかなりコントラストを強調した処理になっています。

        このような星野写真は初めて手がけたわけですが、難易度が高いですねえ。
        コンポジットは4枚では全然足りないです。
        フラット補正もやらないとダメそうです。
        画像処理の方法も全然分かりません。

        この手の写真は、やはり踏み入れてはいけなかったのかも、、、。










        2012.05.29 Tuesday

        さそりから夏の大三角までの銀河(天の川)

        0


          5/18の晩に、長野県の入笠山で撮影した星空写真です。

          星景写真と星野写真の区別ははっきりした定義があるわけではなく、その境界は微妙な場合があります。
          星を点に写す場合に関しては、私は勝手に以下のように判断しています。

          星景写真 → 固定撮影、高ISO感度、露光時間は短い、星空の色合いは好みで調整する
          星野写真 → 追尾撮影、低ISO感度、露光時間は長め、星空の色合いはよりニュートラルグレーに近く調整する

          この基準からすると、以下は星景写真と考えています。



          さそりから夏の大三角までの銀河(天の川)

           2012/05/19 00:24  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
           EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて


          対角魚眼レンズで、”さそり” から ”夏の大三角” までの夏の銀河(天の川)を写しました。
          夜半過ぎになって、夜空の状態がかなり良くなってきたようで、天の川が肉眼でもよく見えるようになりました。
          今夜は、ノーマル機でも ”北アメリカ星雲” の存在が分かりますね。

          マナスル山荘が良いアクセントになったと思います。



          さそりから夏の大三角までの銀河(天の川)

           2012/05/19 00:26  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)
           EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて


          ディフュージョンフィルターを外して撮影しました。
          明るい星の写り方は、 ディフュージョンフィルターを使ったほうが目で見た感じに近いと思います。
          一方でディフュージョンフィルターを外すと、とてもすっきりした感じに写ります。
          それぞれに良さがあると思っています。

          中央付近にうっすらと建物が見えており、その手前に私の車が停まっています。
          今夜は、ここまで機材を運ぶために何往復したでしょうか?

          この時間帯は、赤道儀に60Daを載せて星野写真を撮っています。
          そして手が空いた時に、こうやって5DMark2で星景写真を撮っています。
          二兎追うものにならないように気をつけてはいますが、細かいところの気の配りに関しては自信がありません。










          2012.05.28 Monday

          入笠山の夜空の様子

          0

            5/18の晩の、入笠山での星空写真です。

            少し手前で夜景と星空の写真を撮ってから、マナスル山荘の横に移動しました。
            マナスル山荘は天文ドームがある珍しい山荘です。 → HPはこちら

            ここは標高が高くて(1800m)車で来れるので、ときどき星空写真を撮りに来ます。
            でも、どの方向も暗くてきれいな星空というわけではありません。
            今日は、4方向の星空の様子を示します。



            東の空  マナスル山荘と昇る夏の大三角


              2012/05/18 23:16  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
              EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

            今夜はマナスル山荘に明かりが灯っています。
            近くに明かりが見えていると、やはり落ち着きますねえ。

            木々が下界の街明かりを遮っているためか、”夏の大三角” 付近の銀河(天の川)がよく見えています。
            夜空の色合いをいつもより青っぽくしてみました。



            南東の空  さそり座からわし座の銀河(天の川)


              2012/05/18 23:28  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
              EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

            南東方向が少し明るいですが、夏の銀河(天の川)が見えてきました。

            南側はもう少し暗いですが、入笠山の山頂方向なので、この後も ”さそり” のしっぽの一部は山影に隠れたままです。



            南西の空  春の星座


              2012/05/18 23:24  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
              EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

            西から南西の空に、”しし”,”おとめ”,”からす” 等の春の星座が並んでいます。
            火星と土星が加わって、ちょっと華やかですねえ。
            調べてみたら、火星と土星は同じ明るさ(0.3等)でした。

            この方向はいつも明るくて、濁った感じの色合いが大嫌いです。



            北の空  おおぐま、こぐま


              2012/05/18 23:18  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
              EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

            ”おおぐま” が ”こぐま” の左側で逆立ちしています。
            同じような時間に撮っても、季節の歩みと共に星座の位置は変わっていきます。
            当たり前のことなんでしょうが、妙に納得してしまったりします。

            この方角は、低空がやや明るいのですが、夜空の色合いは好みです。










            2012.05.27 Sunday

            入笠山での撮影 プロローグ

            0

              5/18の晩は、長野県・富士見町の入笠山へ星空写真を撮りに出かけました。

              今年の5月は、強い寒気がしばしば流れ込んで、雷雨や突風などをもたらしています。
              この日も昼過ぎに雷雨があり、夕方前から天気が回復して夜は久し振りに晴れるという予報でした。


              昇る夏の大三角


                2012/05/18 22:38  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

              マナスル山荘の少し手前に、東側が開けていて、八ヶ岳がきれいに見える所があります。
              標高は1700mぐらいでしょうか?

              夜景がきれいかなと思っていたのですが、少しもやっています。
              雨上がりだからでしょうか?
              ”夏の大三角” 付近の銀河(天の川)もよく見えません。

              それにしても街(富士見町)の明かりが凄いですね。
              かなり冷え込んでいて、防寒具を着ないと寒いです。



              富士見町の夜景


                2012/05/18 22:51  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)
                EOS 5DMark2 RAW、ISO2500  長野県・富士見町 入笠山にて

              ディフュージョンフィルターを外して、夜景を撮ってみました。
              星景写真の露光条件だと、夜景は露光オーバーのようなので、ISO感度を少し低くしてみました。

              すっきりした空の時に、夜景を撮ってみたいですね。
              また、”冬の大三角” が昇ってくるところも撮ってみたいですね。
              冬や早春は登ってこれないでしょうから、夏から秋にかけての明け方ですかね。



              昇る夏の銀河(天の川)


                2012/05/18 22:34  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

              対角魚眼レンズで、”さそり” から ”夏の大三角” までの夏の銀河(天の川)を写しました。
              ”さそり” は 光の海から昇ってきたばかりです。
              低空はもやっていて、街明かりの影響を強く受けてしまっています。

              でもここは標高が高いので、夏の銀河(天の川)もうっすらと写っています。
              今日はどこへ行こうか悩んだのですが、標高が高い所を選んで正解だったですね。
              でも、ここは一人ではちょっと心細いのですよね。



              昇る夏の銀河(天の川)


                2012/05/18 22:56  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)
                EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町 入笠山にて

              しばらくしてから、ディフュージョンフィルターを外して撮ってみました。
              少しは空がすっきりしてきたでしょうか?
              気のせいですかね。

              ちょっと撮るつもりが、50分ほどここに居ました。
              その間に車が2台ほど通っていきました。

              今夜は、夏の銀河(天の川)がきれいに見えるでしょうか?
              これから ”さそり” は空の暗い領域へ移動していくので、少しは期待できるでしょうかね。

              この後で、マナスル山荘の横へ移動しました。










              2012.05.26 Saturday

              ダークノイズに関して (8) 今回のまとめ

              0

                今回の実験と考察を進めていく過程で、知らなかった事や思い違いをしていた事がたくさんあることに気が付きました。
                  ・Raw現像ツールに関して
                     ・DPP とCameraRaw6 にあれほどの違いがあるとは思ってもみませんでした。
                  ・固定パターンノイズに関して
                     ・固定パターンノイズは、主にアンプノイズと筋状のものと思っていました。
                     ・固定パターンノイズは、温度依存性や露光時間依存性は小さいと思い込んでいました。
                  ・5DMark2 のダークノイズに関して
                     ・20℃では、思った以上に固定パターンノイズが多かったです。
                     ・しかし7℃まで冷えると、この固定パターンノイズは大幅に低減しました。


                今回の実験と考察では、テスト条件があまり適切ではありませんでした。
                しかし、曲がりなりにも分かった事もありました。
                  ・キヤノンのデジイチのノイズ低減機能は、星空写真では使わない方が良いです。
                     ・「長秒時露光のノイズ低減機能」は、多くの場合に使ってはダメです。
                     ・「高感度撮影時のノイズ低減機能」は、メリットが見えませんでした。
                  ・露光時間が長くなっても、できるだけ低ISO感度を使いたいです。
                  ・短い露光時間の画像を単純加算する場合は注意が必要です。
                  ・CameraRaw6 のノイズ低減処理を行うと、ノイズの標準偏差が減少します。
                     ・しかし平均値は変わりませんでした。


                機種間の比較

                黒レベルがどのように設定されているかが分からないので、機種間の比較は単純にはできません。
                それを承知で単純に比較すると、KissX3 と 5DMark2 と 60Da とでは、60Da が最もダークノイズが少なかったです。
                また、5DMark2 は KissX3 よりもランダムノイズは少なかったです。


                再実験?

                この実験と解析は、もっと現実的な条件で行なうべきですね。
                特に温度は−10℃〜+20℃のいろいろな条件で行なう必要性を強く感じました。
                秋から冬にかけて、野外で行なってみたいですねえ。


                ダークノイズの対処方法

                まずは、自分のカメラと撮影条件(気温も含めて)において、ダークノイズの状況を見極めることが大切です。
                固定パターンノイズとランダムノイズのどちらが支配的かによって対応策が違ってくるからです。
                でも実際には、どちらか一方だけという状況は少ないでしょうね。


                固定パターンノイズに対して

                比較的新しい機種では、アンプノイズのような固定パターンノイズはほぼ無くなったようです。
                しかし今回の解析で、等倍画像に見られる赤色や青色の派手派手のパターンが固定パターンノイズであることが分かりました。
                数画素(4〜10)の大きさがあります。

                この固定パターンノイズの対処方法は、やはりダーク減算でしょうか?
                もちろんカメラのノイズ低減機能を使ってはダメです。(ランダムノイズが増加してしまいます。)
                ダーク画像は、撮影条件(ISO感度,露光条件,温度?)に合わせたものが必要です。
                さらに、ランダムノイズが無視できるぐらいに複数枚をコンポジットする必要があるでしょう。
                何枚ぐらいコンポジットすれば良いのでしょうね?

                また、この処理はRAWデータのレベルでやらなければダメかもしれません。
                ベイヤー配列によるRGBデータを作り出す前という意味です。

                でも、星景写真でここまでやるのはちょっと面倒ですねえ。
                私は、ツールによるノイズ低減処理に逃げてしまうでしょうね。


                ランダムノイズに対して

                ランダムノイズはダーク減算では低減できないと考えています。
                可能な対処方法は以下でしょうか?
                  ・適切な露光条件
                     ・ISO感度を適切に設定すること
                     ・たっぷり露光すること  → 露光不足の画像を無理して明るく補正してはいけません。
                  ・複数枚のコンポジット
                  ・低温  → 夏場は標高の高い所へ逃げるしかないのかなあ?
                     ・連続撮影せずに、カメラを冷やしながら撮影することも重要かと思います。

                星野写真(星雲星団の写真も含めて)では、複数枚のコンポジットが常套手段ですねえ。
                でも星景写真ではそれが出来ないので、やはりツールによるノイズ低減処理に頼るしかないのでしょうかね。

                またちょっと極論ですが、固定パターンノイズが無視できる場合には、ダーク減算は不要(無意味)ではないかと考えています。










                2012.05.25 Friday

                ダークノイズに関して (7) ノイズ低減処理

                0

                  CameraRaw6 のノイズ低減処理の効果を調べました。
                  DPP でRaw現像した画像をTIFF形式で保存し、それを CameraRaw6 で読み込んで処理をしています。

                  ノイズ低減処理は、輝度とカラーのパラメータを同時に変えて、10,20,30,40の4条件で処理しました。
                  他のパラメータは図の通りです。



                  KissX3 では、以下のダークノイズを比較してみました。
                    ・ISO3200,75secで、CameraRaw6 のノイズ低減処理をしたもの
                    ・ISO1600,150secで処理無し
                    ・ISO800,300secで処理無し
                    ・ISO400,600secで処理無し

                  5DMark2 では、以下のダークノイズを比較してみました。
                    ・ISO3200,150secで、CameraRaw6 のノイズ低減処理をしたもの
                    ・ISO2500,192secで処理無し
                    ・ISO1500,300secで処理無し
                    ・ISO800,600secで処理無し

                  結果を下図にまとめましたが、KissX3 でも 5DMark2 でも同じような結果になりました。
                  CameraRaw6 のノイズ低減処理を行なうと、
                    ・カラー,輝度共に、平均値は変化しません。
                    ・カラー,輝度共に、標準偏差は小さくなります。
                       ・パラメータを20〜30に設定すると、ISO800での標準偏差と同等になりました。






                  ただし今回はダークノイズだけに着目してテストを行なっています。
                  実際の適用に当たっては、微光星の様子をチェックする等の総合的な判断が必要かと思います。
                  なお私はパラメータとして、KissX3 では30、5DMark2 では20を適用することが多いです。



                  KissX3

                  ノイズ低減処理無し


                  ノイズ低減処理(輝度=10,カラー=10)


                  ノイズ低減処理(輝度=20,カラー=20)


                  ノイズ低減処理(輝度=30,カラー=30)


                  ノイズ低減処理(輝度=40,カラー=40)


                  中心付近の等倍画像




                  5DMark2

                  ノイズ低減処理無し


                  ノイズ低減処理(輝度=10,カラー=10)


                  ノイズ低減処理(輝度=20,カラー=20)


                  ノイズ低減処理(輝度=30,カラー=30)


                  ノイズ低減処理(輝度=40,カラー=40)


                  中心付近の等倍画像











                  2012.05.24 Thursday

                  ダークノイズに関して (6) 短時間露光の加算

                  0

                    露光時間300秒のものと、露光時間60秒の画像を5枚加算(単純加算)したものを比較してみました。
                    機種は KissX3 と 5DMark2 で、ISO3200,20℃での実験です。

                    結果は、加算したものは比較にならないほどダークノイズが多いです。


                    このような結果になった要因は、ダークノイズと露光時間との関係にあります。
                    条件が少し違いますが、KissX3でISO1600での特性を下に示します。


                    今回の解析結果では、ダークノイズと露光時間の関係がきれいな比例関係ではなくて、露光時間が短いほど傾きが小さくなっています。
                    つまり、露光時間を短くしても、その分だけダークノイズが減っていないのです。

                    2つの可能性が考えられます。
                      ・カメラから出力される画像データが、そのような性格を持っているのかもしれません。
                         ・カメラとは、CMOSイメージセンサーだけでなく絵作りまで含まれます。
                      ・Raw現像において、信号量の小さい暗部に微妙なトーンカーブが加わっているのかもしれません。
                         ・ピクチャースタイルやカメラプロファイルがそのような性格を持っているのかもしれません。
                         ・例えば黒つぶれを避けるような意図があるのかもしれません。


                    いずれにしても、このようなことがあるということを知っておく必要があります。



                    KissX3

                    ISO3200、60sec、1枚撮り


                    ISO3200、60sec、5枚を加算


                    ISO3200、300sec、1枚撮り



                    中心付近の等倍画像

                    ISO3200、60sec、5枚を加算


                    ISO3200、300sec、1枚撮り




                    5DMark2

                    ISO3200、60sec、1枚撮り


                    ISO3200、60sec、5枚を加算


                    ISO3200、300sec、1枚撮り



                    中心付近の等倍画像

                    ISO3200、60sec、5枚を加算


                    ISO3200、300sec、1枚撮り











                    2012.05.23 Wednesday

                    夏野菜の苗の成長

                    0

                      夏野菜の苗を植えつけて、そろそろ1ヶ月が経ちます。

                      順調に育っているような、少し生育が悪いような、微妙なところです。
                      まあ、例年こんなものですかねえ。




                      一番元気が良いのがピーマンです。
                      まだ背は低いのですが、花が咲いて小さな実が成っています。





                      ミニトマトも、そこそこ元気です。
                      花が咲き始めました。
                      わき芽を摘んでやらないと、いつの間にかジャングル状態になってしまうのですよね。





                      そしてナスです。
                      イマイチ背が伸びませんが、花が咲いて実が成ろうとしています。





                      おまけで、これはブルーベリーの実です。
                      今年もヒヨドリが定期便のようにやって来て花びらを食べていましたが、何とか実が育っています。



                      05:17 | 家庭菜園 | comments(6) | - | - | - |







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