5/18の晩に、長野県の入笠山で撮った星空写真です。
この夜は、夏の銀河(天の川)をたくさん撮りました。
自分でもかなりお腹が一杯になってきたので、エピローグを残してそろそろ最終回とします。
さそりから夏の大三角までの銀河(天の川) 5DMark2(固定撮影)
2012/05/19 02:23 EF15mm F2.8→2.8 固定撮影(30秒) Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
EOS 5DMark2 RAW、ISO3200 長野県・富士見町 入笠山にて
夜もだいぶ更けてきて、天の川が立ち上がってきました。
系外銀河を真横から見た半分の姿に見えますねえ。
これを、きれいな地上風景と撮ってみたいです。
これが30秒の固定撮影で写ってしまうのですから、機材の進歩は凄いですよね。
あと10年経ったら、どんなふうに変わっているのでしょう。
さそり座から夏の大三角までの銀河(天の川) 5DMark2(追尾撮影)
2012/05/19 01:42 EF15mm F2.8→4.0 追尾撮影(120秒) 4枚をコンポジット
EOS 5DMark2 RAW、ISO1600 長野県・富士見町 入笠山にて
”さそり座” や ”いて座” 付近と、”夏の大三角” 付近とでは、銀河(天の川)の色合いがかなり違うことが分かります。
銀河の中心領域は、ガスやチリが多くて赤っぽいのですかね?
一方でそれ以外の領域は、星(恒星)の集まりが雲のように見えているのですかね?
コントラストを強調した処理を行っているので、右側の低空は街明かりにより赤っぽい被りが目だってしまいました。
さそり座からわし座までの銀河(天の川) 60Da(追尾撮影)
2012/05/19 00:48 EFS10-22mm(10mm) F3.5→5.6(2枚),5.0(2枚)
追尾撮影(120秒) 4枚をコンポジット
EOS 60Da RAW、ISO2500 長野県・富士見町 入笠山にて
60Da で撮ったもので、銀河(天の川)の赤みが増して、赤い散光星雲もよく写っています。
コントラスト強調はほどほどにしています。
色合いも、いつものようにやや青っぽく仕上げています。
さそり座からわし座までの銀河(天の川) 60Da(追尾撮影)
2012/05/19 00:41 EFS10-22mm(12mm) F3.5→5.6 追尾撮影(120秒)
EOS 60Da RAW、ISO2500 長野県・富士見町 入笠山にて
上の写真の少し前に撮ったものです。
この夜は、車が何台も通りました。
奥の方(右の方)へ入っていって、暫くすると戻ってきます。
そのままどこかへ行ってしまうのもあれば、マナスル山荘の前に停まるのもありました。
車を停めた場所では、この電線が写ってしまうのです。
そこで、牧場への道を少し登った所で撮影しています。
赤道儀を運ぶのはちょっと大変なのですが、、、。