星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2012.10.31 Wednesday

コナラの木と月夜の星空

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    10/21の晩の星空写真です。
    場所は長野県・開田高原の木曽馬の里です。

    シンボルツリーであるコナラの木を取り入れて星景写真を撮ってみました。
    南の空には月(月齢5.6)があるので星空は明るいですが、地上の景色を程よく照らしてくれました。



    コナラの木とペガスス


      2012/10/21 18:38  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO2000  トリミング : 91%×91%  長野県・開田高原にて

    コナラの木の上に ”ペガススの四辺形” が見えます。

    私にしてはかなり大胆な構図です。
    実は、このような構図しか取れないのです。
    木が大きくて、さらに木からあまり距離がとれないのです。
    月明かりがあるので、葉の茂った木がシルエットにならずに、良い感じで写ったと思います。



    コナラの木とカシオペア


      2012/10/21 18:48  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO2000  トリミング : 91%×91%  長野県・開田高原にて

    ”カシオペア” がうまく納まりません。
    木の左側にもってきたり、右側にもってきたりと、あれこれ試してみました。

    月明かりでも、秋の銀河(天の川)がかろうじて写っていますね。
    空の状態が良いからでしょうか。



    コナラの木と北斗七星


      2012/10/21 18:51  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO2000  長野県・開田高原にて

    ”北斗七星” の高度がとても低いので、思い切った構図で撮ってみました。
    これもこの構図しか取れなかったのですが、ちょっといい感じだと思っています。
    欲を言えば、もう少し画角が広いと良かったですかね。



    コナラの木と夏の大三角


      2012/10/21 19:08  EF15mm F2.8→4.0  固定撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO2000  トリミング : 91%×91%  長野県・開田高原にて

    ”夏の大三角” は地平高度が高いので、対角魚眼レンズを使いました。

    ”いて座” 付近に半月少し前の月がいるので、木立で隠してみました。
    でも、構図が苦しいですね。



    コナラの木と秋の銀河(天の川)


      2012/10/21 19:22  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO2000  トリミング : 96%×96%  長野県・開田高原にて

    月を背にした撮影です。
    コナラの木のすぐ上に ”カシオペア” が見えています。
    上のほうには ”夏の大三角” の一部が見えていますね。
    月明かりですが、秋の銀河(天の川)がなんとか写ってくれました。



    実は、この日の撮影の第一目的は「夏の銀河(天の川)」でした。
    ところが、月(月齢5.6)のことをすっかり忘れていて、やる気が急に失せてしまったのです。
    それでも気を取り直して1時間ほど撮影しました。

    家で写真を見てみると、月明かりで地上の景色がなかなか良い感じに写っているじゃないですか。
    考えてみれば、紅葉の風景は月明かりでなければ撮れませんね。
    もっと気合いを入れて撮ればよかったなあ。










    2012.10.30 Tuesday

    御嶽山への日没と夕暮れ

    0

      長野県・開田高原の木曽馬の里です。

      10/21の午後に紅葉を楽しんだ後で、夕暮れ時の御嶽山の写真を撮りました。




        2012/10/21 16:26  EF24mm F1.4→5.6  固定撮影(1/2000秒)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO400  長野県・開田高原にて

      御嶽山にちょうど日が沈む瞬間です。
      あっと言う間に沈んでしまいましたが、何とか間に合ったようです。
      日没の40分ほど前です。

      近くでは、おばさん達がシャッターチャンスを逃したようで騒いでいました。




      以下は同じ条件で撮影しました。
         ・露出は、評価測光での絞り優先AE
         ・Raw現像のホワイトバランスは、色温度が 5100K、色かぶり補正が +10


      16:50




      17:10


      ちょうど日没の頃です。



      17:30




      17:50


      星が写り始めました。
      左のほうに ”火星(1.2等)” と ”さそり座のアンタレス” が並んでいます。
      右のほうには ”うしかい座のアルクトゥルス” が見えます。

      天文薄明の終了まであと40分ほどです。
      背後の自販機の明かりが強烈で自分の影ができてしまうので、これで終了としました。
      でも、もっと継続すれば良かったですねえ。

      いつも思うのですが、空の明るさ(暗さ)と色合いは、目で感じる以上に変化しているのですね。
      日が陰ると急に寒く感じて、防寒具を着込みました。
      気温は10℃を割った程度ですが、(ウルトラマンではないのですが)太陽の有り難味をとても感じました。










      2012.10.29 Monday

      三鷹・星と宇宙の日 2012

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        10/27に、東京の三鷹にある国立天文台の特別公開を見に行きました。
        最先端の研究成果だけでなく、天文台の歴史みたいなものに触れることができます。
        初めて行ったので、講演等は聴かずに、とにかくぐるっと廻ってみました。
        綺麗な試料やポストカード等をたくさん頂いてきました。

        今日は写真が多いですよ。








        開門時間の少し前に着いたら、たくさんの人がいました。





        すばる棟で、次世代の30m望遠鏡の話を聞きました。
        対角1.44mの六角形の鏡を492枚使って構築するそうです。





        重力波望遠鏡 TAMA300

        星ナビ2012年11月号に、ここで撮られた海部宣男さんのお写真がありますね。
        現在、神岡に大型低温重力波望遠鏡(かぐら)が建設中です。
        重力波は観測されるでしょうか?





        太陽フレア望遠鏡

        ミサイルランチャーみたいですねえ。
        鏡筒1本欲しいなあ。





        ALMA棟にて

        ALMAは、チリの標高5000mの高原に設置されている電波望遠鏡です。
        後ろでじっと話を聞いてきました。







        国内最大の屈折望遠鏡(口径65センチ)

        今は現役を退いて、天文台歴史館になっています。
        とても大きくて長くて、なんとか全形を写すことができました。

        最近見つかった、100年前の写真乾板の写真も展示されていました。
        暗くて写真は撮れませんでしたが。







        太陽塔望遠鏡(通称アインシュタイン塔)

        1930年に建設されて、1998年に国の登録有形文化財に指定されたそうです。
        観測塔及び望遠鏡が文化財なんて凄いですよね。

        すぐ上の写真は一番上のドームにあるシーロスタットです。(ただし鏡は設置されていません。)
        これで太陽を追いかけて、太陽像を地下の観測装置へ送るのです。





        子午環が設置されていたドームです。
        近くには別の子午環のドームもありました。
        昔は子午環で星の位置を測定するのが天文台の大きな仕事だったのですよね。
        でも、やがてその仕事は大気による揺らぎの影響を受けない衛星にとって代わられたのです。

        今は天文機器資料館として、歴史的な観測機器が展示されています。



        展示されていたもののひとつです。







        第一赤道儀室 (国の登録有形文化財)
        大正10年(1921年)に完成
        口径20センチの屈折望遠鏡
        重錘式時計駆動赤道儀

        私の高校にあった望遠鏡も、こんな形でしたねえ。
        望遠鏡もF値が大きくて、とても長かったですよねえ。





        とても楽しかったです。
        来年はもっとじっくり廻ってみようと思います。










        2012.10.28 Sunday

        開田高原の紅葉 (2)

        0

          昨日の続きです。
          先週の日曜日(10/21)に、開田高原で紅葉狩りを楽しんできました。

          時期的には紅葉にちょうど合っていたと思います。
          けれども、今年の夏の暑さと少雨で、ほとんどの木はくたびれているようです。
          葉は元気がなくて、色付いているような、枯れかけているような、といった感じです。
          鮮やかさが感じられませんでした。





          綺麗に紅葉している木をやっと見つけました。
          赤と黄がとても綺麗です。
          紅葉が見事な年は、このような木があちこちで見られるのですが、、、。





          色の取り合わせがとてもきれいでした。

          私は色の綺麗さに目を奪われてしまうので、いつも構図がおろそかになってしまいます。





          柵の内側には木曽馬が放牧されています。
          夕方近くなので、柔らかい日の光が斜めから当たるのが良いですね。
          いつもは風景写真は午前中に撮るのですが、夕方も良いですねえ。





          とても鮮やかな赤い葉を見つけました。
          うるしの木でしょうか?





          もうそろそろ、放牧が終わる頃でしょうかね。





          ススキの穂が夕日に輝いていました。


          開田高原は9年ぶりに来ましたが、やはり良いですねえ。
          できれば一泊してゆっくりしたいのですが、兄弟猫が家で待っていますから。

          この後は、御嶽山の夕景を撮影しました。










          2012.10.27 Saturday

          開田高原の紅葉 (1)

          0

            先週の日曜日(10/21)に、開田高原で紅葉狩りを楽しんできました。

            場所は木曽馬の里です。
            いつもは朝早く出かけて午前中に散策するのですが、この日は午後から夕方にかけて散策しました。
            天気も良くて、高原の秋をのんびりと堪能できました。




            思ったほど観光客がいなくて、とても静かでした。
            午前中で帰られたのですかね?





            シンボルツリーのコナラの木です。
            だいぶ弱ってきているそうです。
            紅葉したところを見てみたいですねえ。





            ブルーベリーの葉が赤く色付いています。
            でも、少しくすんだようで鮮やかさがありません。





            ダケカンバは葉が散り始めています。
            木の無い空間が適度にあるので、このように木々の全形を見ることができます。
            ある意味では人工的な風景でもあるのですが、私はとても好きです。





            木曽馬が放牧されています。
            午後の日差しを浴びながら、のんびりと草を食べています。





            これはモミジでしょうか?
            赤,黄,緑、と様々な色が混在しています。
            もう少し経てば、もっと鮮やかになるでしょうね。


            続きます。










            2012.10.25 Thursday

            夏の大三角とカシオペア

            0

              10/16の晩の星空写真です。
              今日ご紹介するのは、60Da で撮影した星野写真です。

              ポタ赤(スカイポート)を使って追尾撮影しました。
              最近のデジイチは高ISO感度が不安無く使えるので、追尾と言っても1〜2分で済みます。
              極軸調整は、横に取り付けた極軸望遠鏡を覗いて北極星が見えればOKとしています。



              夏の大三角


                2012/10/16 19:23  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (14mm、開放)  追尾撮影(60秒)
                EOS 60Da RAW、ISO1600  2枚をコンポジット  長野県・海ノ口にて

              ”夏の大三角” を 60Da で撮影しました。
              夜空が少し明るくて透明度もイマイチでしたが、地平高度が高かったのが幸いでした。
              銀河(天の川)の色合いがノーマルカメラとは違って、赤っぽく写ります。
              点在している赤い散光星雲の存在もよく分かります。

              無理を承知で少し強めの処理をしてみましたが、イマイチですかねえ。
              もっとギンギンにコントラスト強調してみたいです。
              少し前ならこれでかなり凄いと感じたのでしょうが、、、。

              左側が低空になるのですが、その影響がどうしても出てしまいます。
              グラデーション機能を使ってできるだけフラットになるようにしたのですが、広角レンズでの星野写真は難しいです。



              はくちょうからカシオペア


                2012/10/16 19:32  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (14mm、開放)  追尾撮影(60秒)
                EOS 60Da RAW、ISO1600  2枚をコンポジット  長野県・海ノ口にて

              ”はくちょう” から ”カシオペア” 付近を 60Da で撮影しました。
              この領域はとても好きで、よく撮影します。
              ”はくちょう” 付近の銀河(天の川)は赤みが強いです。
              一方で ”カシオペア” 付近の秋の銀河(天の川)は赤みが抑えられて、対照的です。

              これも無理を承知で少し強めの処理をしてみました。
              こちらの方向は空の状態が少し良かったので、そこそこ良い感じに仕上がったような気がします。

              こちらの方向の低空は少し街明かり?の影響があるので、60Da では少し緑っぽく発色します。
              グラデーション機能を使ってできるだけフラットになるようにしています。










              2012.10.24 Wednesday

              海の口での星景写真

              0

                10/16の星空写真です。
                場所は長野県・海の口で、今日は星景写真をご紹介します。


                カシオペア,ケフェウスと昇ってきたペルセウス


                  2012/10/16 19:25  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                  EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・海ノ口にて

                ”カシオペア” の下に、ごちゃごちゃした星の塊りが昇ってきたなあと思ったら ”ペルセウス” でした。
                ”ペルセウス” の中心部には、Mel.20という名前の散開星団があるのです。

                ”カシオペア” の左上には ”ケフェウス” があるのを忘れていました。
                チェックしたらちゃんと五角形が入っていましたが、存在感が薄い星座で、ちょっと可愛そうですね。



                夏の大三角


                  2012/10/16 19:34  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                  EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・海ノ口にて

                まだまだ ”夏の大三角” の高度が高いので、木に近づいて見上げるように撮りました。
                木立があると、こういうことができて良いですね。

                銀河(天の川)が見えていると反射的にカメラを向けてしまうので、同じような構図の写真ばかり撮っています。
                天の川の流れの中に、複雑な形のに暗黒帯が分かりますね。

                いつも思うことですが、このような写真が固定撮影で撮れるようになったことは驚き以外の何者でもありません。
                それでも、まれに遭遇する透明度の非常に良い日の写真と比べて見劣りするなあと思ってしまうのは贅沢でしょうか?



                夏の大三角


                  2012/10/16 20:42  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                  EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・海ノ口にて

                ”夏の大三角” をカラマツ並木と一緒に撮ってみようと、場所を移動しました。
                ”わし座のアルタイル” が木々に隠れていて、やっと見える場所を見つけました。
                構図を決めていたら、デネブが見えません。
                あっと言う間に雲が湧いたようです。
                しばらく待って、雲が切れた時にやっと撮影できました。

                今夜は夏の大三角をたくさん撮ったのですが、写りが良いのと少し悪いのといろいろでした。
                どうも目には見えないような薄雲があったようです。










                2012.10.23 Tuesday

                月のことをすっかり忘れていました

                0

                  ここ数日、私のブログを見にきて下さる人がとても多いです。
                  ありがとうございます。
                  オリオン座流星群の極大に合わせて、「流星写真の撮影と後処理方法」の記事を見に来て下さったようです。
                  ペルセウス座流星群のときもそうでした。

                  でも私は、今年のオリオン座流星群は見に行きませんでした。
                  どうもすみません。


                  日曜日は天気がとても良くて絶好の夜遊び日和でしたよね。
                  でも、うちの奥さんが前回の紅葉狩りのリベンジをしたいようなのです。
                    → 前回の記事(草津白根山での紅葉狩りのはずだったのに)

                  そこで、午後に紅葉狩りを楽しんで、夕方に星空写真を撮る、という一挙両得の計画を立案しました。
                  行き先は長野県の開田高原です。

                  昼前に出ましたが、中央道でいきなり事故渋滞に巻き込まれてしまいました。
                  30分ほどロスしましたが、2時半頃に着きました。

                  開田高原の紅葉はちょうど見頃(そのちょっと前か?)でしょうか?
                  でも色付きに鮮やかさがないですねえ。
                  葉に元気がないのです。
                  やはり今年の夏の暑さと少雨でダメージを受けたと思われます。

                  それでも、天気が非常に良かったこともあって、高原特有の紅葉風景を存分に楽しむことができました。
                  紅葉風景の写真は、そのうちにご紹介したいと思います。





                  16時半頃に御嶽山に日が沈むというので見ていました。
                  あっという間でした。
                  近くでおばさんたちが写真を撮ろうとしていましたが、気付いた時には沈んでいたようで大騒ぎでした。


                  太陽は御嶽山に隠れてしまいましたが、日没までにはまだ40〜50分あり、その後に薄明が1時間以上あります。
                  待っていると長いですね。
                  それに太陽が隠れると、急に冷え込んできました。
                  気温は5℃程度だったようですが、とても寒く感じました。

                  やがて天頂付近に星が見えてきました。
                  夏の大三角です。
                  すると夏の銀河(天の川)はあの辺りに見えるはずだなあ。
                  あれ?あれ?
                  ちょうどそこに月がいるじゃないですか!

                  夕暮れの夏の銀河(天の川)を撮影しようと思っていたのに、これじゃ駄目じゃないですか。
                  月のことをすっかり忘れていました。
                  月齢5.9の月はとても明るいです。
                  一挙両得の計画は全くの計画倒れになってしましました。

                  天体写真のブログ村のカピバラ☆おやじさんの記事で、日没直後の西の空で火星とアンタレスが接近中なのを知りました。
                    → こちらの記事

                  それが見えたのですよ。



                    2012/10/21 18:14  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                    EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・開田高原にて


                  月が無ければ、夏の銀河(天の川)も写って、いい写真が撮れたと思うのですよねえ。
                  悔しいから、ステラナビゲータで月明かりを消したシミュレーションをしてみました。




                  これは、今年のオリオン座流星群を見に行かなかった罰でしょうか?
                  今年は月明かりの影響が無いので、その事しか頭に無かったようです。
                  でも自分でも笑ってしまうのですが、風景写真を撮っている時に月を見ているのですよねえ。

                  すっかりやる気が失せてしまって、19時半頃に帰ることにしました。
                  そして帰りの中央道でも、あちこちで事故渋滞等に巻き込まれました。
                  0時前にやっと帰ると、兄弟猫が何やらにゃごにゃご言っています。
                  フードを出して、少し遊んでやりました。










                  2012.10.22 Monday

                  夏の銀河(天の川)

                  0

                    10/16の晩の星空写真です。
                    場所は長野県・海の口です。

                    昨年もそうでしたが、どうもこの時期に夏の銀河(天の川)を追いかけてしまいます。
                    もう見納めだからでしょうか?
                    でも夕暮れ直後なこともあって、ぼんやりとしか見えません。
                    画像処理もイメージだけが先行してしまってダメですねえ。


                    夏の銀河(天の川)  5D2


                      2012/10/16 18:20  EF15mm F2.8→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・海ノ口にて

                    夏の銀河(天の川)が見えてきました。
                    今日の天文薄明終了は18:34なので、まだ少し早いですが撮影を始めました。
                    ”いて座” を見たのは2ヵ月ぶりですね。
                    空の透明度はイマイチだし、夜空も少し明るいので、こんなものでしょうかね。
                    でも目で見た感じよりはよく写っています。

                    ”夏の大三角” はほぼ天頂に見えます。
                    対角魚眼レンズを使っているので、反対側の木々も少し写ってしまいました。
                    木々の中に見える灯りは別荘です。
                    今日は明かりが灯っている別荘が多いですね。
                    右端の山の上の灯りは山荘でしょう。



                    夏の銀河(天の川)  5D2


                      2012/10/16 18:44  EF15mm F2.8→4.0  固定撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・海ノ口にて

                    池の北側へ移動しました。
                    時間が少し経って、星空の色合いも変わってきましたね。

                    レンズを少し絞って、露出時間を2倍にしてみました。
                    拡大して見ると星の写りが断然良くて、ちょっと驚きました。
                    やはりプリントアウトして隅々までよく見ないと駄目ですかね。


                    絞り開放(F2.8)で30秒露光と、絞りF4.0で60秒露光を比較してみます。
                    小さい画像では違いがほとんど分からないので、デネブ付近を等倍で切り出しました。
                    後者のほうが星の写りは断然良いですね。
                    星像が変形しているのは、前者では主にレンズの収差で、後者は主に日周運動でのずれでしょうか。





                    夏の銀河(天の川)  60Da


                      2012/10/16 19:05  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (14mm、開放)  追尾撮影(60秒)
                      EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・海ノ口にて

                    ポタ赤(スカイポート)で追尾撮影をしました。
                    ”いて座” 付近の銀河もそこそこに写ったと思います。

                    構図を失敗していますね。
                    もっと右に向けるべきでした。
                    銀河(天の川)は左側が明るいので、それが肉眼で見えていたのですね。
                    それを真ん中に配置してしまいました。

                    やはり10月に夏の銀河(天の川)は無理なのでしょうか?
                    時間帯が早いので、どうしても空が明るいですね。
                    しかも今日は、空の透明度がイマイチでした。



                    夏の銀河(天の川)  60Da


                      2012/10/16 19:20  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (14mm、開放)  追尾撮影(60秒)
                      EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・海ノ口にて

                    水平垂直を無視して、できるだけ夏の銀河(天の川)を取り込みました。
                    でも、”はくちょう座のデネブ” までは無理でした。










                    2012.10.20 Saturday

                    「動物愛護管理法」改正のその後 (5)

                    0
                      だいぶ前になってしまいましたが、8/29に動物愛護法の改正が国会で成立しました。

                      内容に関しては、にゃんとらさんのブログがまとまっていて分かりやすいかと思います。
                        ・概要  → こちらの記事
                        ・全文  → こちらの記事

                      私も全文を読みましたが、法律文書ですから、とても読みにくいです。
                      また解釈しだいで、どうにでも読める部分が多いです。

                      今回の改正は、かなり前進した部分とやはり駄目だった部分があります。
                      しかし前進した部分も、行政や業界等がどのように変わっていくのかは目が離せないと思います。


                      以下に、幾つかの項目に関して記します。


                      残念だったこと(1)  8週齢規制に関して

                      注目していた8週齢規制ですが、
                      条文に「56日」と書き込まれたものの、附則によって、施行後3年間はそれを「45日」に読み替える、
                      さらにその後、別に法律で定める日までの間は「49日」に読み替えるという、ことになりました。
                      「56日」に関しては、施行後5年後までに科学的知見を集めるための調査研究を行うそうです。
                      でも、法改正への今までの経緯を考えると、「56日」の科学的根拠に関する意見はまとまらないのではないでしょうか。

                      また、規制は「繁殖業者からペット販売業者への引き渡し」となるようです。
                      親や兄弟からの引き離しとはならなかったようです。

                      8週齢って、まだこんな仔猫ですよ。


                      まだまだ母猫と一緒にいて、時にはお乳をもらいたいし、兄弟とは遊びたいですよね。
                      母猫だって、まだお乳が出るし、いろいろと教えることがあるでしょう。
                      まだ子離れしていないというのは、本能がそうさせているのです。



                      残念だったこと(2)  動物実験に関して

                      動物実験については全く改正されません。
                      せめて、動物実験施設の届出ないしは登録制の実現を期待していたのですが、、、。
                      改正に対しては、医師や薬剤師出身の議員さんが激しく抵抗したという話も聞こえていました。



                      前進したかなと思うこと

                      以下に関しては前進があったと思っています。
                        ・犬猫の販売業に関して → 規制強化
                        ・悪質ブリーダーや一般個人の多頭飼育に関して → 届出制度化等
                        ・アニマルシェルターに関して → 届出義務化
                        ・行政の犬猫の引き取りに関して → 拒否が可能に
                        ・災害時の対応に関して → 動物愛護推進計画に盛り込む

                      ただし、殆どが条例化を含めて地方自治体の対応に委ねられるようです。
                      現実には、地方自治体によってかなりの温度差があるという話も聞いています。


                      動物愛護センターでは、今まで引き取り拒否が出来なかったということにはとても驚きました。
                      動物愛度センターとは、飼えなくなった犬や猫が持ち込まれるところです。
                      でも決して代わりに飼ってくれるところではありません。
                      持ち込まれた犬や猫の大部分は殺処分されてしまうのです。



                      最近、とても残念なことがありました。
                      「ジュルのしっぽ」というブログが終わりになるというのです。
                      今回の動物愛護法改正において、8週齢規制に関してとても頑張っておられたのですが、残念です。
                      このブログからは多くのことを学ばせて頂きました。
                      ありがとうございました。



                      3/7の記事で、8週齢規制に関するバナーの貼り付けをお願いしました。
                      そのお願いをここらで解除したいと思います。
                      ご協力、本当にありがとうございました。










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