星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2013.01.31 Thursday

地上の雪で夜空の色合いが変?

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    昨日の続きで、
    1/18の晩に山梨県・高根町で撮影した星空写真です。

    肉眼ではあまり分からないのですが、夜空の色合いは時間と共にかなり変化することがあります。
    この日も、だんだんとカラフルで派手になっていきました。
    空の透明度が少し落ちてきたのかもしれません。
    地上に雪が残っているので、街明かりなどが空と地面とで何度も反射しているのでしょうかね。



    木星とおうし


      2013/01/19 01:08  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

    ”木星” と ”おうし"の高度がだいぶ低くなってきました。
    その上には ”ぎょしゃ” が見えています。

    この東西方向に沿った農道は、少し雪掻きがされたようなのですが、解けた雪が凍っていてとても滑ります。
    緑色の明かりは入笠山のスキー場の照明ですが、夜空への影響が大きくなってきたような気がします。



    オリオン,おおいぬ,おうし


      2013/01/19 01:26  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

    ”オリオン” と ”おおいぬ” と ”おうし” が同じような高さに揃いました。
    そろそろ冬の星座の幕引きが迫ってきました。
    ”木星” がいるので、星の並びのバランスが良いですね。



    八ヶ岳とカシオペア,ペルセウス,おうし


      2013/01/19 01:37  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

    何だか、この構図と冬の大三角ばかり撮っていますねえ。
    今夜は右のほうの灯りがときどき点くのですが、温室の仕事でしょうか?

    右側の夜空がオレンジ色なのは、清里のスキー場の照明によるものですが、空の広い範囲に及んできたような気がします。



    オリオン,おおいぬ,おうし


      2013/01/19 02:12  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

    ”オリオン” が沈んでいくのを見届けたいのですが、寒さが我慢できなくなってきました。
    気温は−8℃程度ですが、ときどき強い風が吹くので体感気温はかなり低く感じました。

    夜空の色合いがカラフルで派手になってきたような気がします。
    空の透明度が少し落ちてきたのでしょうか?
    それでなくても、今夜の夜空はいつもと違うような気がします。
    地上に雪が残っているせいでしょうか?



    オリオンとふたご


      2013/01/19 02:16  EF24mm F1.4→3.5  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

    構図を縦にしてみました。

    ”オリオン” はもう沈みそうなのに、”ふたご” はまだこんなに高いところにいるのです。
    たしか昇ってくるときはほぼ同時だったですよねえ。
    ”木星” や ”おうし” を入れて、”オリオン” もと欲張ったので、”ぎょしゃ” が切れてしまいました。



    明け方に昇って来る ”さそり” を撮りたかったのですが、寒さが我慢できなくて、これで終了としました。










    2013.01.30 Wednesday

    月が沈んでからのいつもの星景写真

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      1/18の晩に、山梨県・高根町で撮影した星空写真です。

      0時前に半月近い月が沈んだ後は、いつものように星景写真を撮りました。
      従来よりも、少し暗めで青っぽく調整しています。
      これといった理由はなく、そういう気分なのです。



      八ヶ岳とカシオペア,ペルセウス,ぎょしゃ


        2013/01/19 00:25  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

      月が沈んで夜空が暗くなりました。

      ”カシオペア” が低くなって、もうすぐ八ヶ岳にかかりそうです。
      ”ペルセウス” へと続く秋の銀河(天の川)が分かりますかね。
      ”ぎょしゃ” も入れたかったのですが、切れてしまいました。
      一番明るい星は ”ぎょしゃ座のカペラ” です。

      ポタ赤で追尾してたっぷり露光したので、星がしっかり写っています。
      でもその反面、地上の風景がぼやけてしまっています。
      なかなか両立させるのは難しいですね。



      八ヶ岳とカシオペア,ペルセウス,おうし


        2013/01/19 00:36  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

      横構図にして、”おうし” まで入れようとしたのですが ”ヒアデス星団” が入りませんでした。
      もう少し左に向ければ入るのですが、八ヶ岳をしっかり入れたかったのでこの構図にしたのです。
      一番明るい星は ”木星” で、その近くに ”プレアデス星団” が見えています。

      この日の星景写真は、星空の色合いをかなり青っぽくしています。
      なんだかそんな気分なのです。
      地上の明かりによって、特に低空はいろいろな色合いになっていますが、星景写真だからそれも良いかなと思っています。



      八ヶ岳とカシオペア,ペルセウス,おうし


        2013/01/19 01:03  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

      しばらくして、八ヶ岳を右端に寄せて、”ヒアデス星団” まで入れてみました。
      星の並びを優先すると、こういう構図になるのです。
      どちらが良いかは好みによりますが、なかなか悩ましいです。

      左側の夜空が赤っぽくなってきましたが、何故でしょうね?



      おおぐま、こぐま


        2013/01/19 00:40  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

      ”北斗七星” がだいぶ高くなってきました。

      星空写真を撮っていると、日周運動が意外と早く感じます。
      でも星空ではなくて自分が廻っているとは思えませんね。



      冬の大三角


        2013/01/19 00:48  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

      ”オリオン” の高度が低くなってきました。

      相変わらず南アルプスの手前が明るいですねえ。
      南アルプスの山々は頂上付近が白いのが分かります。
      一番はっきり分かるのが甲斐駒ケ岳です。










      2013.01.29 Tuesday

      月明かりでの星景写真は難しい

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        だいぶ遅くなってしまいましたが、1/18の晩に山梨県・高根町で撮影した星空写真です。


        この日は半月少し前の月があり、夜半前は月明かりでの星景写真となりました。
        雪が積もっていたのですが、地上の雰囲気は月明かりでよく表現できたかなと思っています。

        でも、夜空が明るいので露光を減らさなければならないのですが、そうすると星がよく写りません。
        ディフュージョンフィルターの効きも弱くなって、星の写り方が寂しくなってしまうのですよね。
        そこで、今回はかなり思い切ってコントラストを強調してみました。

        また、地面の雪でホワイトバランスをとってから、少し青っぽくしています。
        今までの私の写真と比べると、夜空の色合いがかなり青っぽくなっていると思います。



        冬の大三角


          2013/01/18 20:58  EF24mm F1.4→4.0  固定撮影(20秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

        この晩の最初の被写体は、もちろん ”冬の大三角” です。
        思ったよりも、まだ東側に位置していました。

        農道の周りの田んぼには、思っていたより雪が積もっていて、狙い通りの写真が撮れたかなと思っています。
        ”おおいぬ” の真下に富士山が写っています。



        八ヶ岳とカシオペア


          2013/01/18 21:05  EF24mm F1.4→4.0  固定撮影(600秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO160  山梨県・高根町にて

        雪と八ヶ岳とカシオペアと、役者は揃ったのですがねえ。
        カメラマンが下手で、役者を生かすことができません。
        そこで、10分間の固定撮影をしてみました。
        ”ケフェウス” も何とか分かるようになりましたが、まだまだ寂しいですね。
        ディフュージョンフィルターをもう少し強めにしたほうがいいのかなあ?
        でも地上の景色はあまりぼかしたくないのですよねえ。



        昇ってきたしし


          2013/01/18 21:33  EF24mm F1.4→4.0  固定撮影(600秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO160  山梨県・高根町にて

        東の空で ”しし” が昇ってきました。
        いつもの場所よりも少し先へ行って撮影しています。
        今夜はここへ曲がっていく車はいません。

        いつものことですが、この方向の低空の色合いは濁っていて嫌いです。
        雪が無かったら撮らなかったでしょうね。



        昇ってきた北斗七星


          2013/01/18 21:49  EF24mm F1.4→4.0  固定撮影(600秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO160  山梨県・高根町にて

        ”北斗七星” の最後の星も昇ってきました。
        少し東の方へ歩いていって撮影しました。
        別荘?の灯りと車のライトがちょうど良いアクセントになりました。

        月明かりでは星の写り方が寂しくなってしまうので、露光時間を長くして星の軌跡を写すのも良いかなと思っています。
        肉眼では分からなかったのですが、清里のスキー場のオレンジ色の照明は点灯していたようですね。



        冬の大三角とカノープス


          2013/01/18 22:46  EF24mm F1.4→3.2  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

        ”冬の大三角” が街明かりの上を通り抜けて南アルプスの上へやってきました。
        ”カノープス” が山影に隠れようとしています。
        なんとかぎりぎり間に合いました。

        月がだいぶ傾いてきたので、露光量を増やしました。
        星がだいぶしっかりと写るようになりましたね。
        ディフュージョンフィルターの効きも良くなったようです。



        八ヶ岳とカシオペア


          2013/01/18 23:18  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(30秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・高根町にて

        ”カシオペア” がだいぶ低くなってきて、横構図に納まるようになりました。
        西の空にまだ月が残っているのですが、ほぼ普通の星空写真ですね。










        2013.01.28 Monday

        甘ったれぼうず

        0

          星空写真が続いたので、ちょっと一服しましょう。


          今朝起きたら、今年2度目の雪が積もっていました。
          1センチほどですかね。
          前回と違って、とてもサラサラした雪です。




          実は、星空写真の画像処理がなかなか捗らないのです。
          私のPCは窓際にあるので、日中は周りが明るくて画像処理ができません。
          夕方になってそろそろ始めようかなと思うと、猫たちの活動が始まって、遊べとか撫でろとか要求が始まってしまいます。
          夜になると、猫たちは大人しくなりますが、私が眠くなってしまいます。
          弟の空(くう)に5時頃に起こされるからです。
          無視して寝ていると体の上を何度も歩かれるので、起きざるをえません。
          でもフードを用意すると、それを食べて寝てしまうのですよね。
          私はそのまま起きて、皆さんのブログを訪問したり、頂いたコメントに返事を書いたりしています。


          そんな訳で(どんな訳?)、
          兄弟猫がたまには出たいと言っているので、登場してもらいましょう。

          うちには3歳半になる兄弟猫がいます。
          兄が海(かい)で、弟が空(くう)です。

          子猫の頃から空(くう)は甘ったれだったのですが、昨年の怪我の治療以降、ますます甘ったれになってしまいました。
          海(かい)はそうでもなかったのですが、最近だんだんと甘えるようになってきました。



          兄の海(かい)


          香箱座りしています。



          最近、海(かい)がこのように甘えた仕草をよく見せるようになりました。



          これはあくびです。



          弟の空(くう)


          体をくねくねさせて、撫でろと要求しています。



          近くにあったじゃらしで遊び始めました。



          凄い顔をしていますね。



          雲間から日が射してきたので、雪は解けそうです。
          道路は雪掻きしなくて大丈夫でしょう。










          2013.01.27 Sunday

          星野写真(60Da、100mm) いっかくじゅう領域1

          0

            60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。  (4/80)
            メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


            この「いっかくじゅう領域1」には、以下の天体があります。  (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
              ・NGC2237 : 散光星雲 (バラ星雲)  星雲の中にある散開星団はNGC2244
              ・NGC2264 : 散開星団+散光星雲 (クリスマスツリー星団、コーン星雲)
              ・NGC2261 : 散光星雲 (ハッブルの変光星雲)






              撮影日時 : 2013/01/08 22:55〜  240sec×8枚
              撮影場所 : 山梨県・鳴沢村の育樹記念広場  気温は約−10℃
              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : LPS-P2 (FF)
              レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
              ガイド : EM10(ノータッチ)
              処理 : CameraRaw6、Photosop CS5


            ダーク減算やフラットフレームを使った補正は行なっていません。
            周辺減光やカブリは、グラデーションツールを使って手動で補正しました。


            クリスマスツリー星団,コーン星雲,ハッブルの変光星雲の領域を拡大(ピクセル50%表示)したものを下に示します。



            こうして拡大して見ると、この領域の星雲の写りはお恥ずかしい限りです。
            のっぺりして、色も赤系だけになってしまっています。
            コーン星雲は全く写っていません。
            明らかに露光不足ですね。
            でも露光を増やすと、バラ星雲が飛んでしまいそうです。



            StellaNavigator での写野


            24mm広角レンズでの星野写真における写野


              撮影日時 : 2012/11/13 00:01〜  180sec×8枚
              撮影場所 : 長野県・富士見高原
              カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
              フィルター : 無し
              レンズ : AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (24mm、F3.5?)
              ガイド : EM10(ノータッチ)
              処理 : CameraRaw6、Photosop CS5




            06:25 | 旧版 | comments(4) | - | - | - |







            2013.01.26 Saturday

            星野写真(60Da、100mm) オリオン領域1

            0

              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。  (3/80)
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「オリオン領域1」には、以下の天体があります。  (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・M42 : 散光星雲(オリオン大星雲、NGC1976)
                ・M43 : 散光星雲(NGC1982)
                ・NGC1973 : 散光星雲 (Running Man Nebula)  星雲の中にある散開星団はNGC1977
                ・NGC1981 : 散開星団
                ・NGC2024 : 散光星雲 (燃える木星雲)
                ・IC434 : 散光星雲  その手前にある暗黒星雲が馬頭星雲
                ・M78 : 散光星雲(ウルトラマンの生まれ故郷、NGC2068)
                ・Sh2-276 : 散光星雲 (バーナードループ)
                ・NGC2112 : 散開星団






                撮影日時 : 2013/01/08 22:00〜  240sec×8枚
                撮影場所 : 山梨県・鳴沢村の育樹記念広場  気温は約−10℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : LPS-P2 (FF)
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                ガイド : EM10(ノータッチ)
                処理 : CameraRaw6、Photosop CS5


              夜空がだんだんと暗くなってきたのですが、前ショットと同様に露光時間は240秒にしました。
              もっと露光時間を延ばせば良かったかなと思っています。
              ダーク減算やフラットフレームを使った補正は行なっていません。
              周辺減光やカブリは、グラデーションツールを使って手動で補正しました。

              全体に少し赤っぽいですかねえ。



              StellaNavigator での写野


              24mm広角レンズでの星野写真における写野


                撮影日時 : 2012/11/13 00:01〜  180sec×8枚
                撮影場所 : 長野県・富士見高原
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (24mm、F3.5?)
                ガイド : EM10(ノータッチ)
                処理 : CameraRaw6、Photosop CS5



              この領域は赤い散光星雲などが多くて、とても華やかです。
              このような楽しい領域を先に撮影してしまうと、地味な領域の撮影等に前向きになれないかもしれませんね。



              06:41 | 旧版 | comments(8) | - | - | - |







              2013.01.25 Friday

              月明かりでの北天ぐるぐる

              0

                1/18の晩に、山梨県・高根町で撮影した星空写真です。

                月明かりの星空で、北天ぐるぐるを撮影しました。
                田んぼが雪原になっていて、面白い写真になったかなと思っています。



                月明かりでの北天ぐるぐる


                  2013/01/18 2123  Tokina10-17mm(11mm) F4.0→5.6
                  固定撮影(299秒、インターバル1秒) 32枚を比較明合成
                  EOS KissX3 RAW、ISO400  山梨県・高根町にて

                ”北極星” の右側に ”北斗七星” が、左側に ”カシオペア” が位置しています。
                もう少し左に向けたかったのですが、月の影響が大きくて駄目でした。

                月の高度が低くなるにつれて、夜空は暗くなっていきます。
                最後のほうでは月は沈んでいました。
                でも、比較明で合成すると、地上の景色や夜空は最も明るかった最初のほうの画像で決まってしまいます。

                1枚当たりの露光時間をいつもの半分にして、160分の星の軌跡です。
                撮影中に、すぐ脇の道路を5台の車が通ったようです。
                肉眼では気付きませんでしたが、清里のスキー場のオレンジ色の照明は点灯していたようですね。

                三脚は凍った雪の上に設置したのですが、強風で一度だけ動いてしまったようです。
                4コマ目で星の軌跡に段差ができていました。
                でも移動量は僅か(X方向とY方向共に2ピクセル分)だったので、そのコマを含めて以後のコマはスクロールして合成しました。

                また今回は、ISO感度を上げて、レンズの絞りを少し絞ってみたのですが、どうでしょうね。
                星の線が細くなって、インパクトが弱くなってしまったような気もします。



                北天ぐるぐる


                  2013/01/19 00:18  Tokina10-17mm(11mm) F4.0→5.6
                  固定撮影(599秒、インターバル1秒) 12枚を比較明合成
                  EOS KissX3 RAW、ISO400  山梨県・高根町にて

                月が沈んでから、また北天ぐるぐるを撮影しました。
                120分の星の軌跡です。
                いつものように、少し左に向けて構図をとっています。

                一番明るい星は ”木星” です。
                ”カシオペア” が八ヶ岳に沈んでいこうとしていますね。

                今回の撮影では風による影響が無くて良かったです。
                1枚目の画像で色合いを調整したのですが、だんだんと赤っぽくなっていました。
                そこで、合成後にも色合いの調整を行なっています。

                月明かりが無くなって、清里のスキー場のオレンジ色の照明が少し目立つようになっていますね。
                左のほうの緑色の明かりは、入笠山のスキー場の照明です。










                2013.01.24 Thursday

                星野写真(60Da、100mm) カシオペア領域3

                0

                  60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。  (2/80)
                  メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                  この「カシオペア領域3」には、以下の天体があります。  (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                    ・NGC869,884 : 散開星団(二重星団、Caldwell Object C14)
                    ・IC1805 : 散光星雲 (ハート星雲)
                    ・IC1848 : 散光星雲 (胎児星雲)






                    撮影日時 : 2013/01/08 21:09〜  240sec×8枚
                    撮影場所 : 山梨県・鳴沢村の育樹記念広場  気温は約−9℃
                    カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                    フィルター : LPS-P2 (FF)
                    レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                    ガイド : EM10(ノータッチ)
                    処理 : CameraRaw6、Photosop CS5<


                  撮影時刻がまだ早いこともあって、夜空が少し明るく感じたので、露光時間は240秒に切り詰めました。
                  ダーク減算やフラットフレームを使った補正は行なっていません。
                  周辺減光やカブリは、グラデーションツールを使って手動で補正しました。

                  構図を失敗してしまったようです。(試写でハート星雲が写ったので満足してしまったのです。)
                  もう少し右に向けたかったし、赤経赤緯に対して傾いてしまいました。
                  できれば再撮影したいと思っています。



                  StellaNavigator での写野


                  24mm広角レンズでの星野写真における写野


                    撮影日時 : 2012/11/12 22:06〜  180sec×8枚
                    撮影場所 : 長野県・富士見高原
                    カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                    フィルター : 無し
                    レンズ : AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (24mm、F3.5?)
                    ガイド : EM10(ノータッチ)
                    処理 : CameraRaw6、Photosop CS5




                  07:20 | 旧版 | comments(6) | - | - | - |







                  2013.01.23 Wednesday

                  富士山と冬の大三角

                  0

                    1/8の晩に、山梨県・鳴沢村の育樹記念広場で撮影した星空写真です。

                    さぼっていた訳ではないのですが、ご紹介が遅くなってしまいました。
                    ここは南側に富士山が見えるので、冬の大三角と一緒に撮ってみたいとずっと思っていました。



                    富士山と冬の大三角


                      2013/01/08 22:33  EF24mm F1.4→2.5  固定撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO4000  山梨県・鳴沢村の育樹記念広場にて

                    この日は主に、星野写真を駐車場で撮影していました。
                    冬の大三角が富士山に近づいてきたので、芝生広場の方へ行こうかなと思ったのですが、どこからか犬の鳴き声が聞こえてくるので躊躇していたのです。
                    でもそのうちに犬の鳴き声が聞こえなくなったので、意を決して三脚を担いで行ってみました。
                    やはり頑張って行って良かったです。
                    この日は、誰もいなくて、鹿の気配も感じませんでした。
                    でもレンズが曇るようになって、1枚毎に拭きながらの撮影になりました。

                    構図的には、もう少し時間が経ってから撮りたかったですね。

                    華やかな星空を表現したかったので、いつもよりISO感度を高くして露光時間を長くしています。
                    富士山の雪でホワイトバランスを調整したら、星空がこんなに青っぽくなりました。
                    でも冬の雰囲気を出せたのではないかと思っています。



                    富士山と冬の大三角


                      2013/01/08 23:12  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(40秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・鳴沢村の育樹記念広場にて

                    ”おおいぬ” がちょうど富士山の真上にやって来ました。

                    駐車場で撮影したので、ポタ赤で追尾して露光露光時間を40秒にしています。
                    たっぶり露光したので、星が華やかに写せたと思っています。
                    さらにこの程度の露光時間なら、地上の風景がぼやけるのもほとんど気になりません。

                    これも富士山の雪でホワイトバランスを調整しました。



                    この日(1/8)は雪はほとんど無かったのですが、先日の雪はかなりの積雪だったと思います。
                    道路は除雪されていないでしょうから、暫くは行くことはできないかと思われます。
                    次に行くとしたら、明け方に夏の銀河(天の川)が見える頃でしょうかね。










                    2013.01.21 Monday

                    星野写真(60Da、100mm) カシオペア領域1

                    0

                      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズの第一弾です。
                      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

                      計画では全部で80ショットになり、私的なファインディングチャートにしようと考えています。
                      でも途中で息切れがして、最後までたどり着かないかもしれません。


                      この「カシオペア領域1」には、以下の天体があります。  (※ カシオペア領域1は私が勝手に付けた名前です。)
                        ・M103 : 散開星団
                        ・NGC281 : 散光星雲 (パックマン星雲)
                        ・NGC663 : 散開星団 (Caldwell Object C10、Horsechow Cluster)
                        ・NGC457 : 散開星団 (Caldwell Object C13、ET.Cluster)







                        撮影日時 : 2013/01/08 20:06〜  240sec×8枚
                        撮影場所 : 山梨県・鳴沢村の育樹記念広場  気温は約−8℃
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : LPS-P2 (FF)
                        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F2.8)
                        ガイド : EM10(ノータッチ)
                        処理 : CameraRaw6、Photosop CS5


                      撮影時刻がまだ早いこともあって、夜空が少し明るく感じたので、露光時間は240秒に切り詰めました。
                      ダーク減算やフラットフレームを使った補正は行なっていません。
                      周辺減光やカブリは、グラデーションツールを使って手動で補正しました。



                      StellaNavigator での写野


                      24mm広角レンズでの星野写真における写野



                        撮影日時 : 2012/11/12 20:51〜  180sec×8枚
                        撮影場所 : 長野県・富士見高原
                        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                        フィルター : 無し
                        レンズ : AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (24mm、F3.5?)
                        ガイド : EM10(ノータッチ)
                        処理 : CameraRaw6、Photosop CS5



                      実は、撮影も画像処理もまだまだ未熟で発展途上にあるため、ブログで公開するには恥ずかしいレベルです。
                      でも多くの対象を撮影して処理をする過程を通して、経験を積んでいこうと思っています。



                      04:54 | 旧版 | comments(8) | - | - | - |







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