星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2014.01.31 Friday

星野写真(60Da、100mm) おおいぬ座領域3

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    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

    この「おおいぬ座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
      ・M93 : 散開星団(NGC2447、とも座)
      ・NGC2362 : 散開星団(Tau CMa Cluster、Caldwell Object C64)
      ・NGC2467 : 散開星団+散光星雲(散光星雲はSh2-311)






      撮影日時 : 2014/01/05 00:24〜  300sec×15枚
      撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-5℃
      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
      フィルター : 無し
      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
      ガイド : EM11(ノータッチ)
      処理
         ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
         ・CameraRaw6 : Raw現像
         ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
         ・Photosop CS5 : コントラスト調整、色合い調整、等々

      空の暗さ(C)、透明度(A)、フォーカス(C)  5段階評価



    地平高度が低い領域ですが、空の透明度の良さに助けられました。

    左上半分は冬の銀河(天の川)の中なので、微光星がびっしりです。
    うねうねとした暗黒帯がいくつも見えます。
    中央付近には大きな茶色い領域が見えていますが、分子雲でしょうか?


    StellaNavigator での写野 (恒星は9.0等まで、星雲星団は11.5等までを表示)




    M93 (ピクセル33%表示で切り抜き)

         星座としてはとも座に位置しています。
     



    NGC2362 (ピクセル33%表示で切り抜き)

         とても美しい散開星団だそうで、「北の宝石箱」とも呼ばれています。
         私の画像ではつぶれてしまっていて、その美しささは分かりませんね。




    NGC2467 (ピクセル33%表示で切り抜き)

         散開星団と散光星雲が重なっています。





    05:34 | 旧版 | comments(6) | - | - | - |







    2014.01.30 Thursday

    思い切って真っ青にしてみました

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      1/23の晩に長野県・富士見町の井戸尻公園で撮影した星空写真です。

      夜空の色合いがどうしても思うように調整できなくて、
      思い切って真っ青にしてみました。

      まあ、たまには良いでしょう。
      でないと、この日の星空写真はみんなボツになってしまいます。



      冬の大三角


        2014/01/23 20:02  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町・井戸尻公園にて

      池のように見えるのはハス田です。
      低空がとても明るいのですが、小淵沢の街明かりでしょうか?



      ハス田に反射したおおいぬ


        2014/01/23 20:04  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町・井戸尻公園にて

      ハス田に星が映っています。
      凍っているだろうなあと思っていたので、ちょっと意外でした。

      ”シリウス” をかすめるように飛行機が飛んでいきました。
      この時間帯は飛行機がとても多いです。

      ところで日周運動を追尾すると、水面に映った星はどうなるのですかね?



      ハス田に写った星々


        2014/01/23 23:05  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・富士見町・井戸尻公園にて

      この日のメインは星野写真です。
      でも準備が終わって撮影を始まると、ポタ赤とカメラをもってあちこち歩き回ります。
      じっとしていると寒いのですよね。

      ハス田にとても明るい星が映っていますが、頭上にいる ”木星” だと思います。
      それ以外はどの星が映っているのかよく分かりませんね。
      実際の星空は ”おおいぬ” の下のほうが写っています。



      実はこんな星空でした


      この場所を選んだのは、南側の低空の領域を撮影したかったからです。
      でも南南東の方向に赤っぽい(オレンジ色?)照明があるのですよねえ。
      この日は空の透明度がイマイチなのか、影響がとても大きかったです。
      車のボディでホワイトバランスをとってみたら、こんな色合いになりました。
      南側が低空まで暗い場所を探さなければ駄目だなあ。











      2014.01.28 Tuesday

      星野写真(60Da、100mm) おおいぬ座領域1

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        60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
        メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

                  処理をやり直して、画像を差し替えました。 (2014.04.19)


        この「おおいぬ座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
          ・M46 : 散開星団(NGC2437、とも座)
          ・M47 : 散開星団(NGC2422、とも座)
          ・M50 : 散開星団(NGC2323、いっかくじゅう座)
          ・IC.2177 : 散光星雲(わし星雲、かもめ星雲(Seagull Nebula))
          ・NGC2359 : 散光星雲(トールのかぶと星雲(Thor's Helmet))







          撮影日時 : 2014/01/04 22:57〜  360sec×12枚
          撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-5℃
          カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
          フィルター : 無し
          レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
          ガイド : EM11(ノータッチ)
          処理
             ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
             ・CameraRaw6 : Raw現像
             ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
             ・Photosop CS5 : コントラスト調整、色合い調整、等々

          空の暗さ(B)、透明度(A)、フォーカス(D)  5段階評価


        メシエ番号の付いている散開星団が3つもあります。
        でも、この領域の主役は ”わし星雲(かもめ星雲)” でしょうね。
        ”トールのかぶと星雲” も小さいですが面白い天体です。

        フォーカスが甘くて、少し青ハロが出てしまいました。
        それを消したために、星の色がほとんど無くなってしまっています。
        折角の透明度抜群の空を生かせなくて残念です。
        わし星雲(かもめ星雲)をもっと浮かび上がらせたかったのですが、画像が荒れるのでやめました。


        StellaNavigator での写野 (恒星は9.0等まで、星雲星団は11.5等までを表示)




        M46、M47 (ピクセル33%表示で切り抜き)

             比較的大きな散開星団が仲良く並んでいます。
             それぞれにオレンジ色の星を従えているのも面白いです。
             星座としてはとも座に位置しています。




        M50 (ピクセル33%表示で切り抜き)

             星座としてはいっかくじゅう座に位置しています。




        IC2177 (ピクセル33%表示で切り抜き)

             とても大きな散光星雲で、淡い部分が周囲に大きく広がっていますね。
             日本では「わし星雲」と呼ばれていますが、
             英語では「Seagul nebula (かもめ星雲)」の愛称があります。
             夏の天の川の中心部にあるM16も「わし星雲」と呼ばれているので紛らわしいです。




        NGC2359 (ピクセル50%表示で切り抜き)

             形も色もとても面白い星雲ですが、私の画像では分かりませんね。
             時計と反対方向に90度回転させると兜の姿になるようです。





        07:07 | 旧版 | comments(2) | - | - | - |







        2014.01.27 Monday

        星野写真(60Da、100mm) ふたご座領域1

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          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

                    処理をやり直して、画像を差し替えました。 (2014.04.19)

          この「ふたご座領域3」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
            ・M35 : 散開星団
            ・NGC2158 :  散開星団
            ・NGC2174 : 散光星雲 (モンキー星雲)
            ・IC443 : 散光星雲 (くらげ星雲)






            撮影日時 : 2014/01/02 22:27〜  360sec×12枚
            撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−5℃
            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            ガイド : EM11(ノータッチ)
            処理
               ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
               ・CameraRaw6 : Raw現像
               ・StellaImage6.5 : Lab色彩調整
               ・Photosop CS5 : コントラスト調整、色合い調整、等々

            空の暗さ(B)、透明度(CD)、フォーカス(D)  5段階評価


          黄色っぽい星と赤い星雲の対比がきれいです。
          この黄色い星の周りだけは背景の色合いが異なるように見えるのですが本当かなあ?
          少しうねうねとした暗黒帯も見えますね。

          後半になって薄雲がかかってしまいました。
          そんな画像を派手にカラフルに仕上げようとしたので、淡い星雲が崩れてしまったようです。
          フォーカス調整もイマイチで星の周りの赤みが顕著で、それを消そうとしていろいろと副作用が出てしまっています。

          カラフルさと諧調を大切にしたナチュラルな仕上げとが両立できれば良いのですがねえ。

          冬の銀河(天の川)の中なので、星がびっしりです。
          コントラスト強調の度に星が凄いことになってしまいます。
          マスクを使ってかなり抑えてはいるのですが、コントラスト強調はほどほどにしました。


          StellaNavigator での写野 (恒星は9.0等まで、星雲星団は11.5等までを表示)




          M35、NGC2158 (ピクセル50%表示で切り抜き)

               M35は大きくて明るい散開星団です。
               そのすぐ右下に見えるのがNGC2158という番号が付いた散開星団です。
               これが崩れずに、個々の星に分離できれば良いのですがねえ。




          NGC2174 (ピクセル50%表示で切り抜き)

               モンキー星雲と呼ばれている散光星雲です。
               逆さにすると猿の横顔のように見えるらしいですが、私の画像では分かりませんね。




          IC443 (ピクセル50%表示で切り抜き)

               くらげ星雲と呼ばれている散光星雲で、超新星の爆発で形成されたようです。
               かなり淡い天体で、無理やり炙り出したので、細かい構造は分かりませんね。
               左側の明るい星の上に、とても淡いですが赤っぽい星雲?があるようです。





          05:03 | 旧版 | comments(4) | - | - | - |







          2014.01.26 Sunday

          今日は暖かいです

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            今月はずっと寒い日が続いていましたが、今日は暖かいですね。

            久し振りに庭に出てみました。
            霜柱がすっかり融けて、地面はどろどろになっています。

            少し写真を撮ってみました。





            梅のつぼみです。
            葉は12月中にすっかり落ちていて、つぼみが春を待っています。
            でも、まだまだ固いです。





            ブルーベリーの葉です。
            紅葉したまま、落ちないで残っています。
            なんだか今頃の写真じゃないですね。



            今年の桜は、平年並みか少し早そうだという予想が出ましたね。
            2月から3月にかけては寒い日が多いようですが、2月に一時的に高温となる時期があると予想しているためだそうです。




            10:49 | 庭の風景 | comments(2) | - | - | - |







            2014.01.25 Saturday

            星野写真(60Da、100mm) オリオン座領域1

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              60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
              メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


              この「オリオン座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                ・M42 : 散光星雲(オリオン大星雲、NGC1976)
                ・M43 : 散光星雲(NGC1982)
                ・NGC1973 : 散光星雲 (Running Man Nebula) 星雲の中にある散開星団はNGC1977
                ・NGC2024 : 散光星雲 (燃える木星雲)
                ・NGC2023 : 反射星雲
                ・IC434 : 散光星雲
                ・B33 : 暗黒星雲 (馬頭星雲)
                ・M78 : 散光星雲(ウルトラマンの生まれ故郷、NGC2068)
                ・Sh2-276 : 散光星雲 (バーナードループ)
                ・LDN 1662 : 暗黒星雲






                撮影日時 : 2014/01/02 20:59〜  360sec×12枚
                撮影場所 : 山梨県・みずがき湖  気温は約−3℃
                カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                フィルター : 無し
                レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                追尾 : EM11(ノータッチ)
                処理
                   ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                   ・CameraRaw6 : Raw現像
                   ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                   ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                空の暗さ(C)、透明度(B)、フォーカス(C)  5段階評価


              全天で最も華やかとも言える領域です。
              バーナードループを入れるために、主役は少し右に寄ってもらっています。
              かなり派手めに仕上げてみました。

              撮影地は南側が少し明るいので、背景の明るさにかなりの差が生じてしまいました。
              グラデーションマスクを使って背景の明るさはかなり補正できたのですが、
              バーナードループの下側の部分が薄くなってしまいました。

              多段露光を行なわなかったので、M42の描写は諦めて赤いもやもやを浮かび上がらせる画像処理を施しました。
              でも露光時間がそれほど長くないので、ざらついていますね。
              次のシーズンに再チャレンジしたいです。

              トーンカーブやレベル補正を使ったコントラスト強調ではどうしても思うようにできなかったです。
              そこでスッキリ+派手めに仕上げるために、PSの「シャドウ・ハイライト」とCameraRaw8.5の「明瞭度」を多用しました。
              でもちょっとやり過ぎたようで、画像が荒れてしまいました。
              ついついイメージが先行してしまうのですが、過ぎたるは猶及ばざるが如し、ですよね。


              StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)




              M42、M43、NGC1973、NGC1981 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                   大きく拡大すると、恥ずかしい画像ですねえ(苦笑)。

                   M42は有名な「オリオン大星雲」です。
                   中心部はとても明るいので、白とびしてしまいました。
                   周囲に淡くもやもやした分子雲が広がっていて、
                   その一部がM42として(明るい星によって)輝いているようです。
                   M43は鳥の頭のようにも見える星雲で、M42の一部のように見えますね。

                   その上にある青っぽい星雲がNGC1973です。
                   内部の少し赤っぽい部分が人が走っている姿のようにも見えるので、
                   ランニングマン星雲と呼ばれています。
                   私の画像ではちょっと分かり難いですね。




              IC434、馬頭星雲、NGC2024 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                   B33は暗黒星雲で、その形から「馬頭星雲」と呼ばれています。
                   その背後にあって赤っぽく輝いているのがIC434という番号が付いている散光星雲です。
                   淡い部分はかなり広がっていて、M42などと一体になっているように見えます。

                   アルニタク(三ツ星の一番左側の星)の左側にある散光星雲がNGC2024で、
                   その姿から「燃える木星雲」と呼ばれています。
                   私の画像ではそんなふうに見えませんね。




              M78 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                   M78はウルトラマンの故郷として有名ですね。
                   周りに暗黒帯が見えています。
                   バーナードループを挟んで左上に見える暗黒星雲にはLDN 1662という番号が付いています。




              今年最初の撮影は、馬頭星雲を含むこの領域を選びました。




              05:53 | 旧版 | comments(12) | - | - | - |







              2014.01.24 Friday

              1/4のベストショット

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                1/4の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真をご紹介してきましたが、今日が最後です。

                星空は星野写真のような写りで、しかも地上の風景がくっきりと写っている、そんな星景写真を目指してきましたが、
                やっとそれに近いものが得られました。

                そのなかでもベストショットを選ぶとすると、やはり対象は「冬の大三角」でしょうね。



                冬の大三角


                  2014/01/05 01:53  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                  EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                画像処理次第でこんな画像が得られるとは!
                星空はとてもきれいだし、地上の景色はとてもカラフルです。

                街灯の影響をできるだけ受けないように撮っていたのですが、逆に積極的に取り入れると面白いですね。
                この緑色の街灯は良いなあ。

                今はかなりビビッドな写真を志向していますが、そのうちまたナチュラルな方向に向かうのですかね?




                「おまけ」と言っては何ですが、こんな構図のものも撮っていました。

                沈むオリオンとふたごとぎょしゃ


                  2014/01/05 02:07  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                  EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                ”ふたご” と ”ぎょしゃ” を主役として構図を決めました。
                でも ”オリオン” が中途半端に入ってしまうのですよねえ。
                しかも ”ヒアデス星団” も一部が隠れてしまっています。

                一番目立つのはオレンジ色の街灯でしょうか? それとも木星でしょうか?
                木星は白っぽく写っていますが、これで良いのでしょうかね?
                木々が街灯によって緑色や褐色に照らされている様子が表現できました。

                画像の真ん中あたりを横方向に冬の銀河(天の川)が横たわっています。
                星空がきれいだと、冬の銀河(天の川)って結構良く見えます。
                肉眼では色は分かりませんが、写真だと少し青っぽく写ります。
                青と言ってもブルーではなくてシアンが強いですね。
                私はどうもこの色合いが好きじゃなくて、シアンの彩度を下げてブルーの彩度を上げています。











                2014.01.23 Thursday

                オリオンとおうし

                0

                  1/4の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。
                  透明度のとても良い星空だったので、星景写真としてはかなり強いコントラスト強調処理を施してみました。

                  今日ご紹介するのは「オリオンとおうし」です。
                  冬の星座が西の空で高度を下げていくと、”オリオン” と ”おうし” が同じような地平高度になります。



                  オリオンとおうし


                    2014/01/04 23:39  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                    EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                  ”オリオン” と ”おうし” を、いつもより早めに撮ってみました。
                  ”プレアデス星団(すばる)” が木の枝に隠れそうですが、良い感じに撮れたと思います。

                  トンネル手前のオレンジ色の照明が消えた時を狙ったのですが、途中で点いてしまいました。
                  でもこの程度ならかえって良いですね。

                  右上のほうに暗いうねうねとしたものが写っているような気がするのですが、まさか分子雲ですかね?
                  60秒の1枚撮りで写るわけがないですよね。



                  オリオンとおうし


                    2014/01/05 01:07  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                    EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                  ”オリオン” がだいぶ傾いてきました。
                  ”おうし” と一緒に撮るのにちょうど良い具合いになってきましたね。
                  ”おうし” には ”ヒアデス星団” と ”プレアデス星団” という大きな散開星団があって華やかです。

                  地面や木々が街灯に照らされて、とても良い感じになったと思います。
                  ここは街灯が白色ではなくて色が付いているのが良いですね。



                  オリオンとおうし


                    2014/01/05 01:13  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                    EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                  少し後ろに下がって、地面を大きく入れてみました。
                  街灯によって緑色に照らされているのが面白いです。

                  トンネル手前のオレンジ色の照明が消えた時を狙ったのですが、読みが外れてすぐに点いてしまいました。
                  でも、良いアクセントになってような気もします。











                  2014.01.22 Wednesday

                  企画倒れとちょっとやり過ぎ

                  0

                    1/4の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。
                    透明度のとても良い星空だったので、星景写真としてはかなり強いコントラスト強調処理を施してみました。

                    今日ご紹介するのは、正直に言うとちょっと失敗作ですかね。



                    昇ってきた北斗七星と撮影風景


                      2014/01/04 23:59  EF24mm F1.4→2.8  固定撮影(120秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                    撮影風景を固定撮影で撮ってみました。
                    赤いライトは「Nikon 8cm」さんです。
                    右端が私の車で、その横に赤道儀を設置しています。

                    ”北斗七星” がちょうど昇ってきたところです。
                    でも構図が悪いですねえ。
                    もっと右側から撮って、 ”北極星” を入れるべきでした。

                    湖の対岸を車が走っていますが、何をしているのでしょうね。



                    鹿鳴峡大橋とカシオペア・ペルセウス


                      2014/01/05 01:37  EF24mm F1.4→3.2  追尾撮影(60秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                      EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                    ”カシオペア” の高度が低くなって、橋のすぐ上にいます。
                    ”ペルセウス” も横倒しになっていますね。

                    この構図はやはり難易度が非常に高いですねえ。
                       ・橋の照明が明るい。
                       ・低空はやはり赤っぽい。 (野辺山や清里の街灯り?)

                    空の状態がとても良いので、思いっきり攻めてみました。
                    レイヤーを15枚も重ねて処理をしました。
                    星野写真よりも多いですね(苦笑)。
                    それでもここまで出来たのは、きれいな星空のおかげですね。
                    でも、ちょっとごりごりやりすぎたかも?

                    橋の照明が1つ消えていますねえ。











                    2014.01.21 Tuesday

                    カシオペアからぎょしゃまで

                    0

                      1/4の晩に山梨県のみずがき湖で撮影した星空写真です。
                      透明度のとても良い星空だったので、星景写真としてはかなり強いコントラスト強調処理を施してみました。

                      今日ご紹介するのは、北西の星空です。
                      この方向はいつも低空が赤っぽくて、今まで満足できる写真が撮れずにいました。



                      カシオペアとペルセウス


                        2014/01/04 23:05  EF24mm F1.4→4.0  追尾撮影(120秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                      メインは ”カシオペア” と ”ペルセウス” ですが、橋のすぐ上に ”ケフェウス” も見えています。
                      右端には ”北極星” が見えており、左端には ”アンドロメダ銀河” も写っています。

                      色合いにはまだ不満が残っていますが、この構図で初めてそこそこの写真が撮れました。
                      やはり星空写真は星空の良し悪し次第ですね。



                      カシオペアからぎょしゃまで


                        2014/01/04 23:53  EF24mm F1.4→2.8  追尾撮影(90秒)  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)
                        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて

                      この方向の星空がこれだけきれいに見えたことは初めてなので、かなり星野写真っぽく仕上げてみました。
                      秋から冬の銀河(天の川)がよく写っていて、その中の暗黒帯も分かります。
                      これが90秒露光の1枚撮りの画像とは思えませんね。

                      かなりコントラスト強調をしているのですが、それでも山の木々が潰れることなく表現できているのが嬉しいです。
                      赤がよく写るカメラで撮ったら、どんな写真になったのでしょうね。











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