星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2014.07.31 Thursday

またしても犯人はこいつだ!

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    1週間ほど前から、庭が鳥の鳴き声で騒がしいです。
    ブルーベリーの実が熟してきたので、それを狙ってくるのです。



    こんなふうに食べられてしまいます。
    まあしっかり食べていくのなら仕方がないのですが、とてもたくさんの実が地面に落ちています。
    食べ物を粗末にするのは許しませんよ〜。




    見張っていたら、やはり犯人はこいつでした。
    ミニトマトの時と同じやつです。  → 記事はこちら
    まあ同じと言っても違う個体かもしれませんが。

    追い払っても少し離れた場所へ移動するだけで、隙を見てまたやってきます。
    今回はメジロもやってきていました。



    うちの兄弟猫が見張っていて、やってくると「カカカカ」と鳴くのですが、全く効果はありません。
    鳥たちも出てこれないというのが分かっているのでしょうかね。


    今日は静かです。
    何故だろうと思ったら、熟した実はもうほとんが無くなっていました。
    鳥たちって、こういう情報を共有しているのかなあ?











    2014.07.30 Wednesday

    もう、グレてやる!

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      ジャック彗星、またまた完敗です。
      「まがたま星雲」の赤と「彗星」のコバルトブルーの対比を表現したかったのですがねえ。
      相性が悪いのかなあ?


      ジャック彗星 C/2014 E2


        2014/07/30 03:06  EF100mm F2.8 Macro (F4.0)  追尾撮影(180秒)  6枚を彗星基準でコンポジット
        EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき山自然公園にて


      ガス(霧のような水蒸気)のせいで透明度が悪くて、星雲や彗星の尾はほとんど写りませんでした。
      画像処理で頑張ってみたのですが、コンポジット直後の画像がこれじゃあ無理ですよね。







      先週末あたりから天気が安定してきて、やっと夏らしくなりましたね。
      GPV予報でも、八ヶ岳周辺は7/29の夜半過ぎが真っ黒でした。
      みずがき山自然公園を選んだのは、駐車場が広くて車の傍に機材が設置できるからです。

      天気は思ったほど安定していませんでした。
      特に東の山側にときどき低い雲がかかります。
      空も明るくて、天頂付近はまあまあですが、南側の天の川が淡くしか見えません。
      駐車場に入ってくる車のライトで分かったのですが、ガス(霧のような水蒸気)が酷いのです。
      それで星空の透明度が落ちているのです。

      このように空の状態は誤算でした。
      やはり夏場の撮影地選択は難しいですねえ。

      でも誤算はそれだけではありませんでした。
      彗星がなかなか見えてこないのです。
      彗星の昇ってくる方向の視界がもう少し良いと思っていたのですが、、、。
      じりじりしながら試写を繰り返して、2:36にやっと確認できました。
      考えていた構図にセットします。
      ただし、この時点ではまだ写野の2/3が地上の風景です。

      さあこれからだと思っていたら、急に雲が湧いて星が全く見えなくなってしまいました。
      ああ、天に見放されたのか?
      早く晴れてくれないと、薄明が始まってしまうよお!




        2014/07/30 02:52  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(90秒)
        EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  山梨県・みずがき山自然公園にて


      雲はだんだんと薄れていきましたが、肝心の彗星がいる低空はなかなか星が見えてきません。
      何とか撮影できる状態になったのは、もうほとんど薄明が始まる頃でした。
      おまけに撮影後の画像をチェックしてみると、フォーカスが、、、。
      試写の時はOKだったのに、どうしてピンボケなんだ!

      こういう訳で、本当に疲れました。
      前回の落ち込みがまだ残っているのに、さらに落ち込んでいます。
      これはしばらく浮き上がれないかも?
      て言うか、グレちゃいそうです(苦笑)。











      2014.07.30 Wednesday

      天の川のパノラマ

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        7/26の晩に長野県の入笠山で撮影した星空写真です。

        天の川に沿って撮影した4カットを、Photomergeでパノラマ合成してみました。
        構図はともかくとして、空の状態や処理内容が違ったものを無理やり合成してみたので、やはり駄目ですねえ。
        特に南側2枚の画像の調子が他と違っているのが、ひと目で分かってしまいます。


        夏から秋の銀河(天の川)


          2014/07/26  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(180秒)
          EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・入笠山にて  4カット(それぞれ2枚)をPhotomergeで合成


        パノラマ合成は撮影から処理まで、全てを計画的にやらないと駄目です。
        それでも空の状態の違いなどで、広角レンズでのそれは難易度が高いです。

        まあ、パノラマ合成はあの人にお任せしましょう。











        2014.07.29 Tuesday

        企画倒れの星景写真

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          7/26の晩に長野県の入笠山で撮影した星空写真です。

          入笠山で星景写真を撮るなら、マナスル山荘のドームを入れたいですよね。
          そう思ってあれこれ撮ってはみたのですが、得意の企画倒れでした。



          うまく撮れていますか〜?


            2014/07/26 21:46  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(60秒)
            EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・入笠山にて

          マナスル山荘の横で星空写真を撮影している人たちがいたので、前景に入れてみました。
          ドームも開いていて、明りが点いていますね。
          地上の風景を重視したので、固定で撮影しています。

          ”はくちょう” から ”カシオペア” までの銀河(天の川)を配置したかったのですが、、、。
          ”はくちょう” は高度が高すぎて、”カシオペア” も切れてしまいました(涙)。

          この時間帯は夜空がかなり赤っぽく写りました。
          それが嫌なので、かなり青っぽく補正しています。 (ちょっと青すぎるかなあ?)
          湿度は高そうなのに、空の透明度はかなり良いって、ちょっと矛盾していませんかね?



          マナスル山荘と頭上に広がる満天の星空


            2014/07/26 21:53  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-3 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(60秒)
            EOS 5DMark2 RAW、ISO3200  長野県・入笠山にて

          マナスル山荘に近づいて、星空を見上げるように撮ったのですが、、、。
          ”はくちょう座” はデネブしか入りませんでした(涙)。

          もっと広角のレンズを使うべきだったですねえ。
          持ってはいったのですが、あのレンズは曇りやすくて、、、。
          昨年7月の入笠山でのことがトラウマになっています。  → こちらの記事











          2014.07.28 Monday

          昇ってきた金星とオリオン

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            金星とオリオンが東の空に昇ってきました。




              2014/07/27 03:42  EF24mm F1.4→4.0  固定撮影(20秒)
              EOS 5DMark2 RAW、ISO1600  長野県・入笠山にて

            ”ジャック彗星” の撮影が終わって、機材を片付けながら撮影したものです。
            天文薄明が始まって30分ほど過ぎて、日の出まで60分ほどの頃です。

            八ヶ岳のすぐ上に見える明るい星は ”金星” です。
            もっと早く昇ってくると思っていましたが、空の明るさや高度はこれくらいが好きです。
            この後で ”水星” も探したのですが、八ヶ岳から昇ってこれなかったようです。

            そして温泉日和さんが狙っていた ”オリオン” ですが、左下の星「サイフ」は見えませんでした。
            低空のもやが無ければ見えたのでしょうかね?
            夜景もきれいに写したかったので、フィルター無しで固定撮影したのですが、星が目立ちませんね。
            何かうまい手はないでしょうか?

            それにしても、この頃になって空の状態が良くなってくるなんて、、、。
            HIGORO-NO-OKONAI でしょうか?



            ほぼ2ヶ月ぶりの夜遊びでした。
            直前になってGPV予報が良くなったので、思い切って出かけました。
            できるだけ標高を稼ぎたかったので、この日の行き先は入笠山でした。

            21時頃にマナスル山荘の前まで行くと、人がたくさんいました。
            宿泊客でしょうか、それぞれのスタイルで星空を見上げています。
            女将さん?に誘導されて、車を停めました。
            少し話をさせて頂きましたが、新月期の週末は満室だそうです。

            天気は不安定でした。
            ときどき西から低い雲が広がってきて、星が全く見えなくなってしまいます。
            そして酷い夜露に襲われます。
            しばらくすると風が吹き始めて、満天の星空が広がります。
            これの繰り返しで、サイクルは1時間ほどだったでしょうか?

            でも天の川がとても濃くて、”夏の大三角” 付近があんなに明るいのは初めて見たような気がします。
            天気が不安定なこともあって、撮影はポタ赤での星景写真だけにしました。
            いつもホワイトバランスはオートで撮るのですが、最初のうちはやけに赤く写りました。
            肉眼では分からなかったのですが、空の状態の影響なんでしょうか?

            0時半頃にまた雲が広がってしまったので、東側の八ヶ岳が展望できる場所に移動しました。
            でも思った以上に空の状態が悪く、低空がもやっていて夜景が霞んでいます。
            そしてときどき薄雲が広がってしまいます。
            それでも赤道義を組み立てて、ジャック彗星が見えてくるのを待つことにしました。
            ここは風が無いので、夜露がとても酷かったです。
            ジャック彗星の撮影ができたのは、もう薄明が始まる頃でした。
            おまけにピンボケだったのですよねえ。

            気温は薄明が始まる頃で14℃ほどで、撮影にはとても楽ですね。

            それにしても、この時期の夜に車を走らせると飛んでいる虫がバシバシと当たってきますね。
            大きな虫では音も大きくてびっくりします。
            帰宅してすぐにフロントガラスやバンバーを掃除しましたが、いやあ凄い数でした。











            2014.07.27 Sunday

            今朝(7/27)のジャック彗星

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              ジャック彗星(C/2014 E2)です。
              今朝の薄明開始頃に、やっと撮影できました。

              彗星は ”ぎょしゃ座” を通過中です。
              100mmレンズで、3つの散開星団と一緒に撮影してみました。


              ジャック彗星 C/2014 E2


                2014/07/27 03:09  EF100mm F2.8 Macro (F4.0)  追尾撮影(120秒)  8枚を恒星基準でコンポジット
                EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・入笠山にて

              本当は「まがたま星雲」の赤と「彗星」のコバルトブルーの対比を表現したかったのですが、駄目でした。
              空の状態が良くなかったです。
              低空の透明度が良くないうえに、ときどき薄雲が広がってしまいます。
              その薄雲が無くなったのは、もう薄明が始まる頃でした。

              おまけにピンボケです。
              拡大すると星像がリング状になっています。
              フォーカスが追い込めなかったのは分かっていましたが、ここまでひどいとは、、、。
              これはかなり落ち込みますねえ。





                2014/07/27 02:53  EF24mm F1.4→2.8  フィルター無し  追尾撮影(60秒)
                EOS 5DMark2 RAW、ISO2500  長野県・入笠山にて

              これは24mmの広角レンズで撮影したものですが、こんな空でした。
              この場所の標高は1800m近くあるのですが、まだまだ足りませんね。

              こんな空でも、彗星は7×42の双眼鏡で何とか見えました。
              暫くは明るさを保ちながら地平高度を上げていくので、また撮影したいですね。




              13:14 | 彗星 | comments(8) | - | - | - |







              2014.07.26 Saturday

              ごん太とセミ

              0

                先日、庭でセミの抜け殻を見つけましたが、今朝もまた見つけました。
                夏本番ですねえ。


                最初に飼った猫のごん太は、リードを付けて庭や家の前などで遊ばせていました。
                特に夏は1日に3度ほど外へ出たがりました。(冷房が嫌いだったせいもあったのかもしれません。)
                早朝(4時半ごろ)と8時頃と夕方で、それぞれ長いと1時間ほど外にいました。
                夕方はセミが飛び交っているので、特に大好きな時間帯のようでした。
                でも私は蚊の餌食になってしまうのですよねえ(涙)。

                ときどき、地面にセミが落ちていることがあります。
                それを見つけるとすっ飛んでいきます。
                でも、ついついと突いているうちに、最後の力を振り絞って?いつも逃げられていました。



                2003.08.06

                ある日、うちの奥さんがシャッターを下ろそうと窓を開けたら、セミが飛び込んできました。
                奥さんはそれはもう大騒ぎで、でもごん太は大喜びです。
                元気のよいセミを追いかけて、走りまわっていました。



                2004.08.01

                セミを捕まえた。 (落ちているセミを拾った、というほうが正しいです。)



                セミと遊んでいます。
                でも、ほとんどの場合は、最後の力を絞って?逃げられてしまうのですよね。



                2005.08.19

                夏真っ盛りで、セミがたくさん飛び交っています。
                網戸にセミがとまったのですが、高いところですねえ。



                えい、やあっ!
                猫も瞬間的なら立つのですよ。
                でも足が短いので(苦笑)、少し届かなかったようです。



                2006.08.07

                セミを見つけて突付いています。
                でも、動かないのであまり興味が無いようです。



                2007.08.15

                セミを見つけたのですが、手が届きませんねえ。
                「セミさん、もう少し降りてきて下さいな。」



                2007.08.25

                こんなに近くにいるのに、見つけられないようです。
                気配は感じているようですが、、、。
                動きや音がないと、猫は探知できないみたいですね。



                2008.08.10

                草むらにセミがいます。
                飛べなくなって、落ちてきたのかな?



                と思っていたら、突然飛び立ちました。
                「待て〜っ!」










                2014.07.24 Thursday

                セミの抜け殻を見つけました

                0

                  八王子も今朝はほとんど熱帯夜だったようです。


                  庭でセミの抜け殻を見つけました。
                  いよいよ夏本番ですね。
                  そにしても朝からとても蒸し暑いです。





                  サルスベリの花にクマバチ(クマンバチ)がやってきました。

                  シャッター速度をもっと速くしなければ駄目だったですね。
                  しかもフォーカスが合わせられません。





                  ブルーベリーが少し収穫できました。
                  でも奥さんが食べてみたら、まだ酸っぱいそうです。
                  完熟まで待っていると、ヒヨドリに食べられてしまうのですよねえ。



                  兄弟猫の弟の空(くう)は、全く興味が無いようで、素通りされてしまいました。



                  兄の海(かい)は寝そべっていたので、目の前に置いてみたら、匂いを嗅いでいました。
                  でも上半身だけ起こすなんて、横着なやつだなあ。




                  09:18 | 庭の風景 | comments(8) | - | - | - |







                  2014.07.23 Wednesday

                  梅雨明けしてもこんな天気じゃなあ

                  0

                    新月期に合わせるかのように、関東甲信地方は昨日梅雨明けしました。

                    でもGPV予報はこんな状態です。



                    太平洋高気圧の張り出しがまだ弱いのでしょうかねえ。
                    梅雨前線がまだ東北から北海道の辺りにいるのです。
                    そのせいか、まだ暫くはすっきり晴れてくれそうにありません。

                    気温だけは高くて、しかも湿度が高くて、とても蒸し暑いです。



                    今の気持ちは、こんな感じです。












                    2014.07.22 Tuesday

                    フォトショップでのレイヤーとマスク(続3)

                    0

                      昨日の続きです。


                      4.1 レイヤーマスクのパラメータ等

                      「レイヤーマスクサムネール」をクリックすると、「属性」のウィンドウがマスクのものに変わります。
                      ここで、マスクパターンの濃度を変えたり、ぼかしを加えたり、明暗を反転させたりすることができます。
                      ここで設定した内容はいつでも戻って変更することができます。




                      4.2 微光星処理用のマスク

                      今回の例題では使っていませんが、微光星が煩いときにこんな処理をしています。

                      処理前の画像



                      下に示すマスクパターンを使って、「レベル補正」でシャドウスライダー(左側の三角)を例えば60にしてみます。
                      ただし、レベル補正のシャドウスライダーを使って処理するのが良いのかはちょっと自信がありません。




                      処理後の画像を下に示しますが、小さい画像では違いが分かりづらいですかね。




                      マスクは以下のように作ります。
                      そこまでの調整レイヤーを全て統合し、別名で保存します。
                      「フィルター」 → 「その他」で、 「ハイパス」を選択します。
                      半径は3.0〜4.0程度が良いかと思います。
                      このフィルター操作で、星のようなシャープな点像が抽出されます。
                      ただし、明るい星は抽出されません。




                      「レベル補正」で下のようなパラメータでコントラスト強調します。



                      これでマスクパターンができました。
                      Altキーを押しながら「レイヤーマスクサムネール」をクリックしてレイヤーマスクを表示します。
                      そこに、作ったマスクパターンを貼り付けます。
                      4.1で説明した「ぼかし」の設定を3pixel程度にすると仕上がり具合が良いようです。
                      いろいろと試してみて下さい。



                      4.3 星雲強調用のマスク

                      星雲だけを強調処理できるようなマスクがあれば嬉しいのですが、私はどうもうまく作れません。
                      良い方法があれば誰か教えて下さい。



                      5.1 他のツールで処理する場合

                      今回の例題ではありませんでしたが、途中で他のツールで処理する場合があります。
                      例えば「StellaImage」や「FlatAide」などです。

                      その場合は、そこまでの調整レイヤーを全て統合して、別名で保存します。
                      そして他のツールで処理を行います。

                      そして処理後の画像を「レイヤーパレット」に貼り付けて、再びフォトショップでの処理を進めます。
                      画像を「選択範囲」で「全てを選択」し、「編集」で「コピー」します。
                      「レイヤパレット」の一番上の「調整レイヤー」を選択しておいて、「ペースト」すると画像を貼り付けることができます。

                      ただし当たり前の話ですが、貼り付けた画像より下の調整レイヤーの内容を変えても、もう貼り付けた画像には反映されません。



                      5.2 CameraRaw,フィルター,シャドウハイライト 等を使う場合

                      例題では「CameraRaw」で明瞭度を調整し、「スマートシャープ」でシャープ処理を行っています。
                      この場合も他のツールで処理する場合と同様に、一旦そこまでの調整レイヤーを全て統合します。
                      そしてその画像を、統合する前の「レイヤーパレット」に貼り付けます。

                      貼り付けた画像の「調整レイヤー」を右クリックし、「スマートオブジェクトに変換」をクリックします。
                      そして例えば「フィルター」で「CameraRawフィルター」を選択すると、CameraRawのウィンドウが開いて処理を行うことができます。



                      この方法の利法は、いつでも処理をやり直せることです。
                      もちろん、貼り付けた画像より下の調整レイヤーの内容を変えても、もう貼り付けた画像には反映されません。
                      これができると凄く嬉しいのですがねえ。



                      6.1 明るい領域と暗い領域を別々に処理することも可能です

                      この例題では追加の処理として、以下の2つの領域の明るさと色合いを別々に調整しました。
                        ・背景の暗い領域
                        ・銀河(天の川)の領域

                      それぞれのマスクパターンを下に示します。
                      3.1で説明した方法で作成したものにコントラスト強調を行ったものと、それを反転させたものです。




                      この例題では、調整レイヤーを統合した後でこれら追加の調整処理を行っていますが、これは好ましいことではありません。
                      調整レイヤーの統合は、できるだけ回数を少なしくし、また最後にやるのが良いと思います。



                      7.1 追加の説明

                      作ったマスクを使う使わないは簡単に切り替えることができるので、違いを見比べてみて下さい。
                      「レイヤーマスクサムネール」を右クリックして表示されたメニューの一番上で切り替えることができます。
                      「レイヤーマスクを使用しない」状態では、「レイヤーマスクサムネール」に赤いバツが付きます。


                      「レイヤーパレット」の上のほうに「不透明度」というのがあります。
                      デフォルトでは100%になっています。
                      この数値を小さくすると、その「調整レイヤー」の処理内容が低減されていきます。
                      また画像を貼り付けた場合には、それより下の部分の画像とブレンドされていきます。



                      「不透明度」の左側に「通常」と表示されている部分があります。
                      ここを左クリックすると、下のようなメニューが表示されます。


                      「通常」がデフォルトですが、ここでその調整レイヤーの「描画モード」を指定することができます。
                      いろいろと遊んでみて下さい。



                      これで、「フォトショップのレイヤーとマスク」の説明をひとまず終わりとします。











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