星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2015.02.28 Saturday

クロッカスが咲きました

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    今日で2月も終わりですが、このところめっきり春めいてきましたね。
    風は少し冷たいですが、日差しはとても暖かいです。

    わが家の庭でもクロッカスが咲きだしました。
    2月に大雪が降った昨年よりも10日ばかり早いです。


    クロッカス


    庭で最初に花を咲かせるのがクロッカスです。
    でもヒヨドリに見つかると花を食べられてしまうのですよね。


    沈丁花


    沈丁花も咲きそうですね。





    梅のつぼみもだいぶ大きくなって、赤い花びらが見えるようになりました。


    ダイコン


    昨年の9月に種を撒いたダイコンは、思ったよりもちゃんと育って、残りは僅かになりました。
    長いものではなくて丸いやつです。
    冬の間は、ヒヨドリがよく葉っぱを食べに来ていました。




    12:23 | 庭の風景 | comments(2) | - | - | - |







    2015.02.27 Friday

    星野写真(60Da、100mm) からす座領域1

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      60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
      メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。

      この「からす座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
        ・NGC4038/9 : 系外銀河 (衝突銀河) (触角銀河、アンテナ銀河、Caldwell Object C60,61)
        ・NGC4361 : 惑星状星雲






        撮影日時 : 2015/02/14 01:00〜  240sec×17枚
        撮影場所 : 山梨県・みずがき湖にて  気温は約-12℃
        カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
        フィルター : 無し
        レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
        ガイド : EM11(ノータッチ)
        処理
          ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
          ・CameraRaw8.5 : Raw現像
          ・FlatAide : フラット処理
          ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
          ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

        空の暗さ(D)、透明度(C)、フォーカス(B)  5段階評価


      StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



      からす座は4つのちょっと歪な四辺形で構成されていて、目に付きやすい星座です。
      この付近には撮影したものが幾つかあるのですが、それぞれが少し離れていて一緒に撮影できないのが残念です。
      この「からす座領域(1)」は「触角銀河(アンテナ銀河)」が目玉ですが、100mmレンズではちょっと無理だったようです。

      南の空であまり高度が高くないので空が明るかったです。
      前回は2年前に撮影していますが、画像処理も少しは進歩したでしょうかね。  → 前回はこちら



      NGC4038/9 (ピクセル67%表示で切り抜き)

          左上に見えるのが「触角銀河」とか「アンテナ銀河」とか呼ばれている系外銀河です。
          小さな2つの銀河がくっついているように見えますね。
          実際、これは2つの銀河が数億年前に衝突した姿だそうです。
          NGC4038とNGC4039という番号が振られています。
          上下に2本の長い触角のようなものが伸びているのですが、私の写真では分かりませんね。

          近くにも小さな銀河が写っていたので、大きく切り出しています。




      NGC4361 (ピクセル67%表示で切り抜き)

          とても小さいですが、惑星状星雲独特の色が何とかく分かりますね。
          拡大撮影すると、外側の青いガスが渦を巻くように曲がっていて、銀河のようにも見えるそうです。





      05:53 | 旧版 | comments(12) | - | - | - |







      2015.02.26 Thursday

      夏の星座が昇ってきます

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        2/21の明け方に山梨県・みずがき湖で撮影した星空写真です。
        この時期の明け方には、夏の星座が続々と昇ってきます。

        地上の風景を大きく取り入れていますが、星空重視でポタ赤で追尾撮影しています。
        また1枚撮りですが、地上風景部分と星空部分はマスクを使って別処理しています。



        昇り始めたさそり


          2015/02/21 04:43  EF24mm F1.4→3.2  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(120秒)
          地上風景部分と星空部分はマスクを使って別処理
          EOS 6D RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて

        ”さそり” が夏の銀河(天の川)を引き連れて昇り始めました。
        ここは山あいのために視界が少し悪いのですが、視界が良ければもう全形が見えているでしょうね。
        肉眼では天の川のもくもくは僅かに分かる程度でした。
        濃くはっきりした天の川を見たいですねえ。



        昇ってきた夏の大三角


          2015/02/21 04:46  EF24mm F1.4→3.2  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(120秒)
          地上風景部分と星空部分はマスクを使って別処理
          EOS 6D RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて

        ”わし座のアルタイル” がやっと姿を見せて ”夏の大三角” が完成しました。
        薄明が始まる20分ほど前でした。
        星が昇ってくる角度と山影の傾斜と同じようなので、なかなか見えてこないのですよねえ。

        夏の銀河(天の川)と一口に言っても、場所によってその色合いはだいぶ異なります。
        さそり座やいて座付近はかなり黄色みが強いですが、この辺りは青みが強いですかね。











        2015.02.25 Wednesday

        まあ、こんな日もあるさ

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          昨晩の八ヶ岳周辺のGPV予報は、夜半少し前から真っ黒でした。
          ちょうど月も沈んで、5時間ほどの撮影ができそうです。

          いつものみずがき湖に着くと、すでにMさんが機材のセッティングを完了していました。
          少し前までは薄雲があったが晴れてきたということで、まだ月の影響でやや明るいものの星がきれいに見えています。
          星空が広がるのがGPV予報よりは少し早いですね。

          いつもの位置に車を停めて、その北側に赤道義を設置しました。
          ラブジョイ彗星はもう無理だよなあと双眼鏡で探したところ、高度は低いものの確認できました。
          それじゃ月が沈むまで撮影しようと準備を始めたのですが、彗星のすぐ下に木立の枝が迫っているじゃないですか。
          赤道義を設置した場所が悪かったのですが、どうしましょ。
          まあ何枚かは撮れるんじゃないかと甘い判断をして、12枚撮影しました。
          帰宅して自宅でチェックしたところ、2枚目からもう枝の間に入り始めていました。


          Comet-Lovejoy (C/2014 Q2)


            2015/02/24 22:29  EF100mm F2.8 Macro (F4.0)  追尾撮影 120秒×5枚
            彗星頭部基準でコンポジット
            EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて

          最初は1枚目だけを使おうと思ったのですが、画像がザラザラで仕上げる気がしません。
          そこで枝に引っかかっていない5枚を選んでコンポジットして仕上げました。
          二重星団(hχ)も写っていてなかなか良い感じじゃないですか。
          まあ、怪我の功名ってところでしょうか。

          最初はこんな写真なので手を抜いてRAP2でのフラット補正を行わなかったのですが、明るさや色合いの偏りが酷くて手を焼きました。
          そこでいつものようにダーク減算とフラットフレームを使ったフラット補正を行ってみたところ、偏りがかなり単純になりました。
          やはりフラットフレームを使ったフラット補正を省いては駄目ですね。


          久し振りにぐるぐる写真を撮ろうと思って、湖の東端にカメラを設置して撮影を開始しました。
          駐車場に戻ってみると、なんと「Nikon8cm」さんがいるじゃないですか。
          先週の金曜日に来れなかったことをとても悔やんでいました。
          ビジターセンターの「こうちゃん」さんも来られて、4人で楽しい会話が始まりました。

          しかし0時少し前頃に薄雲が広がってしまいました。
          すぐにすっきり晴れるだろうと思ったのですが、やがて星が全く見えなくなってしまいました。
          雲が薄くなったり濃くなったりを繰り返すばかりで、どうも嫌な感じです。
          3時前までみんなで待ちましたが、諦めて撤退と相成りました。
          帰りの中央道はずっと曇っていて、相模湖あたりでは雨も降っていました。
          あのGPV予報は何だったの?
          それとも私の HIGORO-NO-ONONAI?


          ぐるぐる写真の撮影を始めたのですが、、、


            2015/02/24 23:33  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (24mm、少し絞る)
            Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(600秒)
            EOS 5D2 RAW、ISO400  山梨県・みずがき湖にて

          何かしゃきっとしない写りですよね。
          ディフュージョンフィルターの選択が良くなかったのか、それとも薄雲の影響なのでしょうか?

          試写の段階では気が付かなかったのですが、もうすでに薄雲が広がり出していますね。
          久しぶりにぐるぐる写真を撮り始めたのですが、2枚目以降は雲に阻まれてしまいました。











          2015.02.24 Tuesday

          昇ってきた夏の銀河(天の川)

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            昇ってきた夏の銀河(天の川)を対角魚眼レンズで撮影しました。
            ”さそり” から ”夏の大三角” まで入っています。


            夏の銀河(天の川)が昇ってきました


              2015/02/21 05:04  EF15mm F2.8→4.0  Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(240秒)
              地上風景部分と星空部分はマスクを使って別処理  トリミング : 91%×91%
              EOS 5D2 RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて


            最初は単純に処理して仕上げたのですが、どうもイマイチなのですよねえ。
            この場所は東の低空が明るくて、夏の銀河(天の川)が濃く写りません。
            関東平野の街明りだと思うのですが、発色も濁った感じになってしまうのです。
            そこで、マスクを使ってああでもないこうでもないとレイヤーを重ねて仕上げました。
            まあまあイメージに近く仕上がったのですが、やはり無理がありますね。
            こんなことをしなくてもきれいに仕上がるような場所で撮影すべきですね。
            それに、地上風景用に固定撮影でも撮っておけば良かったです。

            それ以外にも、これは不満だらけです。
            まずポタ赤で追尾しているのに、星が少し流れています。
            外付けの極望に入れた星が、実は北極星でなかったことが後で判明したのです。
            こんな「やらかし」をしているようじゃ駄目ですね。
            そして、この対角魚眼レンズは周辺部の星像が酷いのですよね。
            それ以外にもいろいろあるのですが、、、。

            まあ何はともあれ、今年のファーストショットです。
            これからもっともっと良いものを写していきたいと思います。

            ところで、これは星景写真ですかねえ?
            まあ星野写真とは言えないので、カテゴリーは星景写真にしているのですが、、、。











            2015.02.23 Monday

            まだまだ夜は長いですねえ

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              2/20の晩の夜遊びの記録です。

              余裕をもって明るいうちに着いたのですが、すでに3台の車がいました。
              Kさん(右から2台目)とMさん(真ん中)は、最近ここでよくお会いする人です。
              一番右側の方は初めてお会いする人でした。
              しばらくしてやってきたのが一番左側の横浜の方で、この方も最近ここでよくお会いします。




                2015/02/20 19:44  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)  固定撮影(30秒)
                EOS 6D RAW、ISO3200  山梨県・みずがき湖にて


              八ヶ岳の東側に雲が湧いていたので心配しましたが、一晩中快晴できれいな星空を楽しむことができました。
              着いた時には風が強かったのですが、それもじきに納まりました。
              夜半前は−2℃程度でしたが、夜半後は−10℃程度まで冷え込んでかなり寒かったです。
              またもやノートPCがスリープ状態から目覚めなくなりました。

              この日の撮影計画は盛り沢山です。
              まずは薄明終了と同時にラブジョイ彗星を撮影しました。
              続いて100mmレンズによる星野写真です。
              このところ強風や薄雲のために撮り直しが多いので、ここらで頑張らねば年内に完走できませんからね。

              撮影の合間には周りの人たちといろいろな話をさせて頂きました。
              顔なじみになってくると、こういうのが楽しいですねえ。
              でもじっとしていると寒さを感じるようになったので、いつものように星景写真を撮りに歩き回りました。
              いつも同じような写真ばかり撮っているのですが、そのうちにご紹介したいと思います。
               
              やがて夜も更けて2時過ぎに ”こと座のベガ” が昇ってきました。
              でも ”はくちょう座のデネブ” はなかなか昇ってこなくて、4時過ぎにやっと姿を見せました。
              ここは山あいのために低空の視界が遮られるのですよね。
              ”わし座のアルタイル” はさらに遅くて4時半過ぎでした。
              その頃には ”さそり” もだいぶ昇ってきたので、夏の銀河(天の川)を対角魚眼レンズで狙います。
              ポタ赤で追尾したのですが、どうも星が流れるのですよねえ。
              外付け極望に入れた星が「北極星」ではないことに気付いた時にはもう薄明が始まっていました。
              この頃、最低でも1つは「やらかし」をしてしまいます(涙)。
              でも夏の銀河(天の川)が昇ってくるとわくわくしますよねえ。




                2015/02/21 05:28  EF15mm F2.8→4.0  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(60秒)
                EOS 5D2 RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて

              ポタ赤の極軸を合わせ直して撮影したラストショットです。
              ラストショットが5時半で、急いで片付けて、皆に挨拶して撤収しました。
              ほぼ半日居たことになりますが、やはり変人かなあ(笑)。
              でもこの日は週末でほぼ新月だったので、各地で変人が出没したのではないでしょうか。











              2015.02.22 Sunday

              2/20のラブジョイ彗星(C/2014 Q2) (2)

              0

                2/20の晩のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)で、昨日の記事の続きです。


                Comet-Lovejoy (C/2014 Q2)


                  2015/02/20 19:39  EF100mm F2.8 Macro (F4.0)  追尾撮影 120秒×16枚  恒星基準でコンポジット
                  EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて

                200mm望遠レンズでの撮影に続いて、いつもの100mmレンズでも撮影しました。
                M76はとても小さくてよく見えないので、ペルセウス座の二重星団(hχ)とのツーショットです。
                秋の銀河(天の川)に入ってきたので、微光星がびっしりですね。
                少しは抑えてありますが、あまり抑えると雰囲気が壊れてしまいそうなのでほどほどにしました。

                この彗星はイオンの尾が活発な彗星ですね。
                地球からだいぶ離れてきたので尾は淡くなってしまいましたが、まだかなり伸びています。
                頭部もまだ明るくてカメラのファインダーでも見えるので、構図決めも楽に出来ました。


                モノクロ反転させてコントラスト強調してみたものを下に示します。

                Comet-Lovejoy (C/2014 Q2)




                昨日画像処理をしていたときは背景に酷いムラが見えたのですが、今日見たらさほどではありませんでした。
                ちょっとホッとしています。
                徹夜明けでそのまま画像処理を始めたのと、窓の外が明るくてディスプレイが少し見ずらかったためかと思っています。


                2/12の記事で、「ラブジョイ彗星の変化」をご紹介しました。  → 記事はこちら
                その画像に最近の2回の撮影を追加しました。






                09:13 | 彗星 | comments(10) | - | - | - |







                2015.02.21 Saturday

                2/20のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)

                0

                  2/20の晩のラブジョイ彗星(C/2014 Q2)です。

                  彗星がM76(小あれい星雲)に大接近しました。


                  Comet-Lovejoy (C/2014 Q2)


                    2015/02/20 18:51  EF200mm F2.8 (F4.0)  追尾撮影  120秒×12枚  恒星基準でコンポジット
                    EOS 60Da RAW、ISO1600  山梨県・みずがき湖にて




                  M76はとても小さい惑星状星雲なので、今回は200mm望遠レンズで撮影しています。
                  2枚目の写真は50%表示で切り抜いていますが、尾の向こう側に見えるM76がとても可愛いですね。

                  撮影時刻が早いほど地平高度が高いので、ちょっとフライングして薄明終了直前から撮影を始めました。
                  今回は何時になく撮影が順調にでき、薄明終了のだいぶ前に構図調整まで終了していました。

                  しかし帰宅して画像処理を始めたら、背景のムラがとても酷いのに気付きました。
                  100mmレンズで撮影したものも同様なので、カメラの問題のようです。
                  このムラを何とか低減しようと悪戦苦闘しましたが、なかなかうまくいきません。
                  一時はボツにしようかと思いましたが、多少はマシになったのでご紹介することにしました。
                  HIGORO-NO-OKONAIかなあ?


                  モノクロ反転させてコントラスト強調してみたものを下に示します。
                  モニター画像を見た時は尾は短いなあと思ったのですが、結構長く伸びていますね。
                  途中から曲がっているようにも段差があるようにも見えます。
                  そして別の方向にも短い尾が見えます。
                  こんなに尾が伸びているなら、構図をもうちょっと考えるべきでしたね。

                  Comet-Lovejoy (C/2014 Q2)



                  ラブジョイ彗星はまだまだ明るいですが、今回のM76との大接近を機会に、追っかけを終了しようと思っています。
                  さすがにちょっと疲れました。




                  16:18 | 彗星 | comments(6) | - | - | - |







                  2015.02.20 Friday

                  あくび

                  0

                    わが家には兄弟猫がいます。
                    今日の写真は兄の海(かい)です。

                    猫ってよく「あくび」をしますね。
                    とても大きな口を開けますが、あごが外れることってないのかなあ?











                    星野写真の画像処理が行き詰ったので、気分転換のために猫の写真を撮ってみました。











                    2015.02.19 Thursday

                    星景写真とディフュージョンフィルター

                    0

                      最近、以下のような撮影方法と処理方法で星景写真を仕上げています。
                        短時間(20秒)露光の固定撮影で5枚撮影します。
                        最初の4枚を地上風景用に仕上げて、コンポジット(加算平均)します。
                        最後の1枚を星空用に仕上げます。
                        そして両者をマスクを使って合成しています。

                      ディフュージョンフィルターとしてLEEのポリエステルフィルターを使っているのですが、
                      フィルター無し,ソフト1(Lee#1),ソフト2(Lee#2)を比較してみました。
                      ただし、いつもはレンズの後ろに配置しているのですが、今回はレンズの前に配置しています。

                      撮影条件
                        カメラ : EOD 6D RAW、ISO6400
                        レンズ : EF24mm F1.4→3.2
                        固定撮影(20秒)

                      なお、空の状態がイマイチで、色合いが思ったように調整できませんでした。
                      またディフュージョンフィルターを使うと明るさや色合いが少し変わるので、フィルター無しとできるだけ同じになるように補正しています。


                      フィルター無し


                      Lee#1


                      Lee#2




                      [地上の風景]

                      一部を50%表示で切り出したものを示します。
                       

                      フィルター無しでは、橋などの明るい部分ははっきりくっきり写っています。
                      でも暗い部分の木々などはそれほどくっきりとは写っていません。
                      これは高ISO感度(6400)で撮影しているためと思っています。
                      また風がとても強かったことも影響したかもしれません。
                      そして、橋の照明があっさりしずぎていて、色もよく分かりません。

                      Lee#1では、全体にやや柔らかい感じになりますが、ぼやけ方は思っていたほどではありませんでした。
                      でも橋の照明は程よくぼやけて色もある程度分かります。

                      Lee#2では、上記の傾向がさらに強くなります。
                      どうも明るいものほどぼやけ方が大きいように感じるのですが、もしかしたらこのフィルターの特性なのかもしれません。



                      [星]

                      カシオペアのWを50%表示で切り出したものを示します。
                       

                      フィルター無しでは、明るい星が目立たなくて寂しい感じがします。

                      Lee#1では、明るい星が滲みによって少し分かりやすくなります。
                      でもカシオペアのように二等星ではちょっと物足りないですかね。
                      なお、星像を見ると少し流れているので風でぶれたのかもしれません

                      Lee#2では、上記の効果がさらに強くなります。



                      私としては、星景写真にはディフュージョンフィルターはやはり使いたいです。
                      Lee#1とLee#2とどちらにするか悩みますが、Lee#1ですかねえ。











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