星空が好き、猫も好き

星空がきれいな晩はどこかへ出かけたいなあ

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2015.04.30 Thursday

昭和記念公園を散策

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    先日、立川にある昭和記念公園を散策してきました。

    いつもこの時期に出かけるのですが、今年も草花がとてもきれいでした。




    ちょうど「つつじ」が見頃でした。




    新緑はとても気持ちが良いですねえ。




    「ポピー」もちょうど見頃でした。




    「ネモフィラ」です。




    「チューリップ」はちょっと時期が過ぎていました。
    1週間ほど前が良かったみたいです。
    花がまだきれいなところを選んで撮っています。




    「菜の花」です。
    もっと高いところから見下ろしてみたいですねえ。











    2015.04.29 Wednesday

    さそりから夏の大三角までの夏の銀河(天の川)

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      4/17の晩に長野県の蓼科で撮影した星空写真です。

      今日ご紹介するのは、対角魚眼レンズで撮影した「天の川」です。



      さそりから夏の大三角までの夏の銀河(天の川)


        2015/04/18 02:27  EF15mm Fisheye F2.8→4.0  追尾撮影(120秒)
        フィルター有り(Lee Soft-2 Filter(レンズの後ろ))1枚とフィルター無し3枚をコンポジット
        CameraRaw8.5でレンズ補正(手動,変形)で、ゆがみ-15,拡大110 を適用
        EOS 6D RAW、ISO2500  長野県・蓼科にて

      ”さそり” から ”夏の大三角” までの「夏の銀河(天の川)」を、対角魚眼レンズで撮影しました。
      フィルター有り1枚と無し3枚をコンポジットしています。
      またCameraRaw8.5で変形操作を行い、実質的にトリミングしています。

      南側の低空は春霞(黄砂?)と街明りの影響でカブリが酷いです。
      また東側の低空には大気光が発生してしまいました。
      これらの色ムラをできるだけ補正しましたが、これで精一杯です。
      またそのために彩度は低めに仕上げています。
      Photoshopでの処理レイヤーは全部で23枚で、そのうち明るさや色ムラ補正のレイヤーが17枚です。
      写野が広いほど星野写真の処理は厄介ですねえ。

      肉眼でもさそり座から夏の大三角を通ってさらに伸びている天の川が(濃くはないですが)見えました。
      夏の大三角付近の空の状態が全天に広がったら、どんな天の川が見れるのでしょうね?



      追伸 13:20

      テナーさんからご要望がありましたので、撮って出しの画像を下に貼り付けます。













      2015.04.28 Tuesday

      夏の銀河(天の川)の星景写真

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        4/17の晩に長野県の蓼科で撮影した星空写真です。

        今日ご紹介するのは、夏の銀河(天の川)を主体とした星景写真です。
        久し振りにポタ赤で追尾して撮影しました。
        1枚撮りで、マスクを使わないで仕上げています。


        夏の銀河(天の川)


          2015/04/18 02:58  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)  追尾撮影(90秒)
          EOS 6D RAW、ISO1600  長野県・蓼科にて

        低空はもやで街明りの影響が大きく、しかも大気光が発生していました。
        そこでそれらを建物で隠すように構図をとってみました。
        怪我の功名か?、ちょっと良い感じの構図になったと思っています。

        最初はもっとあっさりと仕上げたのですが、やはり物足りませんね。
        少しづつ手を加えているうちに、かなりの「はっきりくっきり」調になってしまいました。
        色合い調整はとても難航しました。
        やはり街明りの影響が出ていると、くすんだ感じになってしまいます。
        良い感じになったかなと思っても、次の日にみると「何だこれ?」の連続です。
        何度も修正して、このあたりに落ち着きました。

        久し振りにポタ赤での追尾で星景写真を撮りましたが、露光条件等がイマイチですね。
        もっとISO感度を上げて、レンズを絞ったり、露光時間を短くしたほうが良かったと思います。











        2015.04.26 Sunday

        星野写真(60Da、100mm) へびつかい座領域1

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          60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
          メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


          この「へびつかい座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
            ・M107(NGC6171) : 球状星団
            ・Sh2-27 : 散光星雲







            撮影日時 : 2015/04/18 00:18〜  300sec×16枚
            撮影場所 : 長野県・蓼科にて 気温は約-5℃
            カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
            フィルター : 無し
            レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
            ガイド : EM11(ノータッチ)
            処理
              ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
              ・CameraRaw8.5 : Raw現像
              ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
              ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

            空の暗さ(C)、透明度(CD)、フォーカス(BC)  5段階評価


          StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



          前回は空の透明度が良くなくて、中央付近の暗黒帯と右上の赤い星雲が辛うじて写った程度でした。
            → こちら
          そこで、今回は構図を少し上にずらして、赤い星雲を狙ってみました。 
          処理を進めていくと、強大な星雲がうっすらと浮かび上がってきてびっくりです。

          これは「Sh2-27」という星雲で、直径10度にも及ぶそうです。
          そういえば、さそり座の上のほうがぼんやり赤く写るのがこれだったのですね。
          やや明るい右上の部分は「LBN30」という名前が付いているようです。
          中央の大きな暗黒帯は特に番号は無いようです。

          それにしてもかなり淡いですね。
          地平高度がまだ低いうちに撮影したので、余計に写りが悪いです。
          もっと良い条件で再撮影したいです。



          M107 (ピクセル50%表示で切り抜き)

              メシエ番号が付いていますが、暗くて小さな球状星団です。
              100mmレンズではお手上げです。
              淡い散光星雲主体で画像処理をしたので余計に厳しいですね。





          05:20 | 旧版 | comments(8) | - | - | - |







          2015.04.25 Saturday

          夏野菜の苗を植えました

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            庭の小さな小さな畑に、夏野菜の苗を植えました。

            植えたものは昨年とほぼ同じで、手前からミニトマトが1本,ピーマンが3本,ナスが6本です。
            ナスはいろんな種類があったので、3品種を選びました。
            本当はもっと間隔を空けたほうが良いのでしょうが、、、。
            春は風が強いので、仮の支柱を立てて紐でしばってやりました。
            今年は例年になく、まっすぐ立っていませんね(苦笑)。

            これから定期的に肥料をやって、夏場は水を撒いてやります。

             


            苗はホームセンターで買ってきました。
            八王子では4月の下旬から5月の上旬が植えつける時期のようです。
            この時期は、売り場は拡張されてレジも増えます。




            07:33 | 家庭菜園 | comments(8) | - | - | - |







            2015.04.24 Friday

            さそりと夏の銀河(天の川)

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              4/17の晩に長野県の蓼科で撮影した星空写真です。

              ”さそり” が夏の銀河(天の川)を引き連れて昇ってくると、反射的にカメラを向けてしまいます。
              今日ご紹介するのは、ノーマルカメラでの撮影ですが、ポタ赤で追尾して2枚をコンポジットしたものです。



              昇ってきたばかりの夏の銀河(天の川)


                2015/04/18 00:30  EF24mm F1.4→2.8  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)
                追尾撮影(120秒)  2枚をコンポジット
                EOS 6D RAW、ISO1600  長野県・蓼科にて

              ”さそり” が夏の銀河(天の川)を引き連れて昇ってきました。
              天の川は明るさが一様ではなくて、暗黒帯がうねうねと複雑に分布している様子が分かりますね。

              駐車場の端まで行って撮影したのですが、林の中で鹿が盛んに鳴いていました。
              「あっちに行け」と言っているのでしょうか。
              こっちまで来ないと思いますが、ちょっと落ち着かなかったです。



              さそりと夏の銀河(天の川)


                2015/04/18 01:13  EF24mm F1.4→3.5  Lee Soft-1 Filter(レンズの後ろ)
                追尾撮影(120秒)  2枚をコンポジット
                EOS 6D RAW、ISO1600  長野県・蓼科にて

              上の写真から50分ほど経った頃ですが、 ”さそり” がしっぽまで見えるほど昇ってきました。
              夏の銀河(天の川)もだいぶしっかりと見えてきました。

              もう少し青っぽく仕上げたほうが良かったかなあ?
              さそり座辺りを仕上げると、どうしてもこのような色合いになってしまうのですよねえ。

              後から振り返ってみると、どうもこの頃が最も空の状態が良かったようです。
              明け方になるにつれて、空の透明度がやや落ちていったようです。
              そして低空に大気光が目立つようになってしまいました。


              ブログ記事のカテゴリーとしては「星景写真」にしたのですが、悩みますね。
              「星野写真(天の川)」や「星野写真(夏の星座)」ほど、しっかりした星野写真でもないですよね。
              でも星景写真と言うには地上風景はほとんど真っ黒だし、、、。











              2015.04.23 Thursday

              金星と、ヒアデス,プレアデス

              0

                4/17の晩に長野県の蓼科で撮影した星空写真です。

                星が一つも見えない状態から、やっと雲間が広がりだした頃です。
                西の空に明るい ”金星” が輝いていました。
                だいぶ高度が低くなってしまいましたが、地上の風景を入れて撮ってみました。
                画像をモニターで見たら、すぐ傍に ”ヒアデス星団” と ”プレアデス星団” がいるのでびっくりです。
                これは空に明るさが残っているうちに撮りたかったですね。


                金星と、ヒアデス,プレアデス


                  2015/04/17 20:15  EF50mm F1.8→4.0  固定撮影(20秒)
                  EOS 6D RAW、ISO2000  長野県・蓼科にて

                50mmレンズで20秒露出なので、星は少し流れています。
                でも星が分かりやすくなって、これで良かったと思っています。
                ディフュージョンフィルターを使うと、金星がとても明るいので、すごく大きく滲んでしまうのですよね。


                今週はこれに細い月が加わるので狙っていたのですが、天気に意地悪されてしまいました。
                HIGORO-NO-ONONAIかなあ?











                2015.04.22 Wednesday

                かぶりつき

                0

                  兄弟猫がふたり並んで庭をじっと見ています。



                  どうやら鳥がやってきて庭を歩いているようです。
                  後ろ姿だと、どっちがどっちだかよく分かりません。



                  左が兄の海(かい)で、右が弟の空(くう)でした。
                  海はレースのカーテン越しですが、見えるのかなあ?
                  空は身動きひとつせずにじっと見ていました。



                  徹夜の夜遊びは流石に堪えますね。
                  でもほぼ回復してきたので、この新月期にはもう1回は出かけたいです。

                  今週の天気予報は少し前にはかなり良かったのですが、、、。
                  直前になって詳細な予報が出ると、うう〜ん。
                  これは判断が難しい。
                  勇み足で出かけると返り討ちを喰らいそうだし、もたもたしていると行きそびれそうです。











                  2015.04.21 Tuesday

                  星野写真(60Da、100mm) ケンタウルス座領域1

                  0

                    60Daと100mm中望遠レンズによる星野写真シリーズです。
                    メシエ天体(全て),カルドウェル天体(一部),その他の面白そうな散光星雲や暗黒星雲、が対象です。


                    この「ケンタウルス座領域1」には、以下の天体があります。 (※ 領域名は私が勝手に付けています。)
                      ・オメガ(ω)星団(NGC5139) : 球状星団 (Caldwell Object C80)
                      ・ケンタルウス座A(NGC5128) : 楕円銀河 (Caldwell Object C77)







                      撮影日時 : 2015/04/17 23:13〜  150sec×20枚
                      撮影場所 : 長野県・蓼科にて  気温は約-5℃
                      カメラ : EOS 60Da (ISO1600、RAW)
                      フィルター : 無し
                      レンズ : EF100mm F2.8 Macro (F4.0)
                      ガイド : EM11(ノータッチ)
                      処理
                        ・RAP2 : ダーク減算、フラット補正
                        ・CameraRaw8.5 : Raw現像
                        ・FlatAide : フラット補正
                        ・StellaImage6.5 : デジタル現像、Lab色彩調整
                        ・Photosop CC : コントラスト調整、色合い調整、等々

                      空の暗さ(E(-))、透明度(DE)、フォーカス(BC)  5段階評価


                    StellaNavigator での写野 (恒星は9.5等まで、星雲星団は12.0等までを表示)



                    この領域は地平高度がとても低いので、撮影のチャンスがなかなかありません。
                    超大物のオメガ星団の南中高度は7度弱です。
                    2015年3月に清里でやっと撮影に漕ぎつけましたが、
                    南側が明るくて、しかも低空は透明度が良くありませんでした。
                        → こちら

                    そして、その翌月にもっと標高の高い蓼科で次のチャンスが訪れました。
                    空の明るさと透明度は前回よりも多少は良かったでしょうか?
                    それでも、オメガ星団は潰れてしまって、つぶつぶ感を出すことができませんでした。

                    前回よりも良く仕上げたいと無理をしたせいが、画像がだいぶ荒れてしまいました。
                    おまけに写野の下側には木々が写りこんでしまっています。
                    さらに構図がどうしてこんなに傾いてしまったのでしょうね?

                    なお、おとめ座のスピカはオメガ星団と赤経がほぼ同じなので、とても良い目印になりますよ。



                    オメガ星団 (ピクセル50%表示で切り抜き)

                        全天で最も大きな球状星団です。
                        肉眼でも見える明るさですが、日本では地平高度がとても低いので無理でしょうかね。
                        双眼鏡で見ると、その大きさにびっくりします。
                        この星団は一つの恒星と考えられていたそうで、
                        名前はそのケンタウルス座ω(オメガ)星という符号が与えられたことに由来します。
                        前回よりも赤みを抑えてみましたが、本来はどんな色合いなのでしょうね?




                    ケンタウルス座A (ピクセル50%表示で切り抜き)

                        2つの銀河が衝突しているそうで、強烈な電波を出している天体として有名です。
                        中央には暗黒帯の切れ込みがあり、私の写真でも写っています。




                    24mmの広角レンズで撮ったものを下に示します。



                    オメガ星団の南中は23時半頃でしたが、その1時間以上も前に木々の間に双眼鏡で確認できました。
                    思ったよりも木々が邪魔になることが分かり、木々の低いところで南中を迎えるようにしたいです。
                    そこで設置済みの赤道儀を15mほど移動することにしました。
                    もちろん極軸調整はやり直しです。

                    写真でも分かりますが、低空はもやっていて黄色っぽいですよね。
                    南側がもっと暗ければ影響が少ないのでしょうが、私の撮影地ではこれが精一杯ですかね。
                    あと残された可能性は、星空のきれいな1月下旬から2月の明け方だと思います。
                    でもその頃は標高の高い場所へはなかなか行けないですよね。




                    上の画像は最初の1枚目で、Raw現像でホワイトバランスを調整しただけのものです。
                    このように下側に木々が写りこんでしまいました。
                    すべてのコマで大なり小なり写りこんでいます。
                    コンポジットで加算平均するので影響は小さくなりますが、それでも最終画像の左隅には影響が残っています。

                    通常は写野の真ん中で位置合わせを行ってコンポジットしています。
                    でも超低空では大気差による星の浮き上がりが生じてしまい、
                    上や下ではズレがだんだんと大きくなってしまいます。
                    その影響が許せるのは、南中前後の短い時間帯(±15分ほど)です。
                    でもコンポジットの枚数を稼ぎたいので、その前後に撮影したコマも使いました。
                    なお、今回はオメガ星団で位置合わせを行っています。

                    上の写真でも分かるように、写野の場所によって空の明るさや色合いが大きく異なっています。
                    最初はこれをグラデーションマスクを使って補正していったのですが、やはり無理でした。
                    そこで、その後でフラットエイドの手を借りています。




                    06:42 | 旧版 | comments(10) | - | - | - |







                    2015.04.20 Monday

                    諦めました、あなたのことは

                    0

                      4/17の晩に長野県の蓼科で撮影した星空写真です。

                      今日ご紹介するのは「さそり,いて、そして夏の銀河(天の川)」です。


                      ポタ赤に60Daを載せて追尾撮影したものです。
                      ノーマルカメラと比べて銀河(天の川)が赤みを帯びて写ります。

                      星野写真風に仕上げようと頑張ったのですが、色ムラが激しすぎて断念しました。
                      色ムラは低空の透明度が良くないためと、大気光が発生していたようです。
                      大気光は左側の低空に見られ、4枚の写真をパラパラとめくってみるとよく分かりました。
                      4枚をコンポジットしているので、平均化されて多少は緩和されたようですが。
                      ここは空が暗いこともあって、大気光が目立ちますね。
                      おまけにフォーカス合わせが甘くて、かなりピンボケでした(涙)。

                      気分転換にあちこちのブログを見ていたら、よっちゃんさんの新星景の最新画像に目が点になりました。
                      これは何と言うか、もう圧倒的です
                      これを見たら、処理をする気が失せました。
                      しばらくして、とっても控え目に仕上げたものが下の写真です。
                      それにしても一日中悪戦苦闘して疲れました。


                      さそり,いて、そして夏の銀河(天の川)


                        2015/04/18 2:12  AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G (14mm、少し絞る)
                        追尾撮影(120秒)  4枚をコンポジット
                        EOS 60Da RAW、ISO1600  長野県・蓼科にて


                      前回の清里で同じような写真を撮ったのですが、その時は何とか仕上げることができたのですよねえ。
                        → こちら
                      確かに低空はかなり街明りの影響を受けていましたが、空の透明度は今回よりも良かったようです。
                      やはり「さそり座」の星野写真は難しいということを改めて思い知らされました。


                      処理をしながら頭の中に流れていた歌は、中島みゆきさんの「かもめはかもめ」です。
                      諦めました あなたのことは、、、。 (苦笑)











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