少し前に簡単にご報告しましたが、
我が家の兄弟猫の海(かい)が一週間前に力尽きてしまいました。
最初に気が付いたのは食が細くなったことと体重の減少で、8月下旬のことです。
いろいろな検査をしてもらいましたが、結局ははっきりした原因は分かりませんでした。
最後は全く食べなくなり、強制給餌もしましたが、体重は落ちていきました。
ちゃんと消化吸収ができなくなっていたようです。
最後の数日間は体力の衰えがあまりにも急激で、冷静な判断ができませんでした。
治療を打ち切って家でゆっくりさせてやらなかったことが悔やまれます。
最近の飼い猫の寿命は14年ほどだそうです。
海(かい)はまだ6歳になったばかりなので、半分も生きられなかったわけです。
こんなことなら、もっといろいろとしてやれたことがあった気がしてなりません。
最初に飼った猫のごん太も6年前の3月に病気で亡くしました。
11歳でした。
ふたりとも家族同様の愛情を注いできたつもりですから、限られた一生を幸せに生きたと思いたいです。
でも良かれと思ってやったことでも、通院や治療は嫌なことばかりだったでしょうね。
病院への行き帰りはずっと鳴いていました。
口を無理やり開けて薬を飲ませるときなどは、本当に嫌がっていました。
でも噛んだり、ひっかいたりしなかったので、少しは理解してくれてたのかなあ?
兄弟猫との出会いはちょっと運命的なものがありました。
ごん太が亡くなってから半年近く経って、そろそろ猫を飼いたいなあと思っていたときです。
ごん太を頂いた家で子猫が生まれたという話を偶然に聞いて、見せてもらいに行ったのです。
海(かい)がわが家にやってきたのは、ちょうど6年前の今日です。
ちょっと訳があって、弟の空(くう)よりも1日早くやってきたのです。
子猫の頃は今よりもそっくりで、この写真もどっちがどっちだか分かりません。
仲の良い兄弟で、いつも一緒にいて、じゃれ合って取っ組み合って転げまわっていました。
子猫は兄弟で過ごすのが良いですね。
ごん太はひとりぽっちだったので、ちょっと寂しい思いをさせてしまったかなと感じています。
生後1年目の体重は5kg台の前半でした。
これ以降は増加しても15%程度に収めるのが理想だそうです。
でも去勢した室内飼いの男の子は、どうしても太りがちですよね。
たくさん食べるというよりも、運動不足が要因のように思います。
海も子猫の頃はおもちゃに飛びついてよく走り回っていたのですが、いつの頃からかあまりそうしなくなりました。
空に譲って、遠慮しているようにも見えました。
いずれにしろ、体重管理ができていなかったわけで、これは飼い主の責任です。
2歳半の頃から、よく吐き戻しをするようになりました。
フードを食べて30分以内にケロっと吐いてしまうのです。
フードの種類や出し方(時間や回数)を変えるなど、いろいろと工夫したのですが、あまり効果はありませんでした。
今から思えば、消化系に何か問題があったのかもしれません。
近くに空がいないと、こんなふうに甘えることがあります。
ひとりで飼ったら、もっとべたべたに甘える猫だったのかもしれません。
この猫ベッドがお気に入りでした。
ふたり並んで、よく外を見ていましたねえ。
奥が海で、手前が空です。
こんなふうに、よくスピーカーの上に乗っていました。
数か月前は、フードをよく食べていたのですがねえ。
右が海で、左が空です。